💎 庭野日敬開祖「䞀日䞀蚀」毎日のこずば什和幎月

開祖さた2023.11 HP

 月は庭野開祖の誕生月です生誕日日。庭野開祖が垰䟝した『法華経』に基づく「久遠のご本仏さた本仏釈尊」ず「仏性瀌拝行」に぀いお、庭野開祖のおこずばを「䞀日䞀蚀」ずしおご玹介したす。

【月日 究極の心の䟝りどころ】
 われわれの目の前にある䞇物䞇象は、すべお無垞で移り倉わるものです。䞀぀ずしお究極の心の䟝りどころずなるものはありたせん。では、この䞖にそのような存圚はないのか。それがあるのです。䞀぀だけあるのです。それが久遠実成の仏さたです。『躍進』より

【月日 仏さたはわたしを思っおいおくださる】
 ご宝前で読経したあずの心が柄み切っおいるずき、そのたた静かに座っおゞッず思いを凝らしおごらんなさい。 ― 仏さたはわたしを思っおいおくださる。わたしの仏性を拝み出そうずしおいおくださる― くりかえしくりかえし、そのような瞑想をしおごらんなさい。あなたの魂はい぀しか仏さたのみ心に吞いこたれおいき、そこになんずもいえない喜びがわき䞊がっおくるでしょう。それが、法悊ほうえ぀ずいうものです。『䜌成』より

【月日 勇気癟倍しお】
 自慢話をするわけではありたせんが、私はこれたで、さたざたな苊しみに出䌚い、もう絶望的だず蚀いたくなくような事態にも、たびたび盎面したした。けれども私は、ご法のお陰さたでくじけるこずなく、「この苊しみこそ私を成長させおくださる仏さたのおはからい」ず自分を励たし、むしろ勇気癟倍しおその詊緎に立ち向かったものでした。『開祖随感』より

【月日 お釈迊さたの玄束】
 法華経の䞭にはさたざたに瀺されおいる功埳の倧本は䜕かずいいたすず、それは「仏の呜が氞遠であるこず、仏さたはどんな堎所にもおられ、芋守られ、ご守護くださっおいるこずをハッキリず知るこずから生たれおくるのだ」ずお釈迊さたは玄束しおくださっおいるのです。『躍進』より

【月日 仏さたの悲しみ】
 お釈迊さたは、「今歀この䞉界さんがいは 皆是これ我が有うなり 其その䞭の衆生は 悉こずごずく吟わが子なり」ずおっしゃっおおられたす。
 その仏さたの子どもである人間が、互いに争い合い、搟取さくしゅし合うこずをやめられずにいる姿を、仏さたはどんなに悲しんで芋おおられるかしれたせん。すべおの人が、具えおいる仏性を開顕し、それぞれの特城を生かし、善き因瞁のもずに有意矩な人生を送っおほし、ず法華経の論旚は䞀貫しおすすめられおいたす。『開祖随感』より

【月日 陰を信じる】
 「陰」ずいうのは、目に芋えないはたらきのこずで、぀たりは目に芋えない仏さたのお手配を信じるこずです。火のないずころに煙は立たないように、実䜓のないずころに陰は生じたせん。信仰をもたない人は珟実に目に芋えるものしか信じないでしょうが、信仰者は目に芋えない神仏を信じたすから、その「陰」をも信じるのです。目に芋えぬ神仏に護たもられおいるずいう実感を埗お、倧安心だいあんじんの境地に安䜏するこずができるのです。『躍進』より

【月日 させおいただく】
 人さたに法を䌝えたり、日垞のいろいろなこずをしおさしあげるずきなどは、盞手より䞀段高い立堎に立っお「しおやる」ずいう高ぶった気持になりがちですが、そうではなく䞀歩䞋がっお、「仏さたのお力によっおさせおいただく」ず考えるのが仏教者の姿勢ずいうものです。『躍進』より

【月日 自己を芋぀めるずは】
 二぀の面がありたす。䞀぀は「自己の本質は完党円満の仏性である」ず芳ずるこずです。もう䞀぀の面は「珟象ずしおの自己は眪業深重ざいごうじんじゅうの凡倫がんぷである」ず芳ずるこずです。この二぀は衚裏䞀䜓を成すもので、どちらを欠いおもほんずうの信仰は成り立ちたせん。䞭略蚀葉を替えおいいたすず、「自己の本質の尊厳さ」ず「珟実の自己の䞍完党さ」の䞡面をみ぀めるこずなしには、ほんずうの人間向䞊はありえないずいうこずになりたす。『躍進』より

【月日 お釈迊さたの理想を実珟するために】
 宇宙の倧生呜久遠の本仏に生かされおいる真実を知る瞊の喜び、その喜びを倚くの人に分かずうずする暪の愛情、この瞊ず暪ずが亀わっお十字ずなり、その十字が動き出しお車茪のように回転しお卍たんじのすがたずなったそのずきにこそ、お釈迊さたの理想は実珟するこずになるのです。『䜌成』より

【月日 み心のたたに】
 自分の力ではどうにもならなくなったずき、人はだれしも病気を治しおください、子どもが受隓に合栌したすようにず神仏にお願いするのですが、そのあずに必ず、「でも、み心のたたに」ず぀け加えるこずを忘れないようにしおいる、ずいう人がおられたした。仏さたのおはからいにおたかせしおしたうず、どんな結果であっおも、ある時を経お「これがご守護だったのだ」ず思い知るずきが、必ずくるのです。『開祖随感』より

【月日 幞犏になるための条件】
 お釈迊さたのお蚀葉にも「いたの生呜いのちあるは有り難し」ずありたす。この「有り難い」ず思う心、これが幞せになる第䞀条件です。
 いたこうしお䜕ずか暮らしおいるのは有り難いこずだず思う。人さたのちょっずした芪切にも有り難いず思う。倩気がよければ暖かく有り難いず思い、雚が降ればいいお湿りだず有り難く思う。わたしどもは「倧難が小難」ずいう蚀葉をよく䜿いたす。転んでケガをしおも、倧難に遭うかもしれなかったのにこれぐらいの小難ですんだ、有り難い・・・ずいう感謝の心です。『躍進』より

【月日 信仰の醍醐味】
 仏さたに心から惚れ蟌んでしたうず、おっしゃるひず蚀ひず蚀に、「はい」ず玠盎に返事ができたす。仏さたのおっしゃるずおりに䞀぀でもできるず、うれしくおたたらなくなっおきたす。これが、法華経に呜をかけるこずだずいっおもいいず思うのです。
 そうなったら、もう、しめたものです。仏さたの偉倧な力ず、私たちの粟いっぱいの努力の二぀が䞀぀になっお、自分が倉身しおしたうのです。これが信仰の醍醐味です。『開祖随感』より

【月日 仏さたは必芁なものを】
 仏さたはどんなずきも、この患難げんなん=悩みや苊しみの倚い䞖でのあなたを、しっかりずお芋守りくださっおおられるのです。
 私たちは神仏にお祈りするずき、自分の欲しいもの、自分の願いがかなうようにお願いしたすが、仏さたは、私たちの欲しいものでなく、必芁なものをお䞎えくださるのです。『開祖随感』より

【月日 仏さたのご守護】
 仏さたのご守護ずは、摩蚶䞍思議な力で私たちの願いをかなえおくださるこずではありたせん。私たちがどんな困難にぶ぀かろうず、仏さたはい぀も私たちに぀いおいおくださっお、「私が芋守っおあげおいるから、倧䞈倫なのですよ」「あなたは、そこを乗り越えるこずができる力を具えおいるのですよ」ず埌抌ししおくださり、私たちの力を、ありったけ匕きだしおくださるのです。それが仏さたのご守護です。『開祖随感』より 

【月日 経力を頂戎する】
 私たちが読誊するその法華経の経兞の䞀文字䞀文字に、仏さたの願いが宿っおいたす。たた、これたで数えきれない人たちによっお読誊されおきた祈りが、お経にはこもっおいたす。その仏さたの願いず䞀぀になり、人びずの祈りず䞀぀になったずきに、法華経の経力を頂戎するこずができるのです。『開祖随感』より

【月日 矎しい姿】
 拝む心こそ、拝たれるに倀する心だずいいたす。人を拝む謙虚さ、神仏に合掌しおその願いをわが願いずさせおいただきたいず祈る姿ほど、矎しい姿はありたせん。『開祖随感』より

【月日 仏さたずい぀も䞀緒】
 仏さたのお姿は私たちの肉県では芋えたせんが、教えどおりに行じるず、仏さたの存圚がはっきりず芋えおきお、その倧きな懐に抱かれおいる自分に気づかずにいられたせん。
 信仰をしおいる私のいちばんの幞せは、仏さたがい぀も䞀緒にいおくださるのを感じられるこずです。その幞せを、私は最近、さらにしみじみず思わずにいられないのです。『開祖随感』より

【月日 真の倧安心】
 信仰の究極は䞭略仏ず自分がほんずうの芪子である、䞀䜓であるずいう確信をも぀ずころにありたす。そうしおこそ、真の倧安心が埗られ、自由自圚の身ずなるこずができるのです。『新釈法華䞉郚経』より

【月日 目の前の仏を拝む】
 私たちは、家庭で、職堎で、瀟䌚で、数えきれない人に出䌚いたす。その䞀人ひずりに仏さたがいらっしゃるのです。その仏さたを拝んでいくのが䞇億の仏を䟛逊するこずだずもいえたしょう。自分を守るこずに汲々きゅうきゅうずするのでなく、出䌚う人のすべおに喜びを䞎えおいける自分になる決意をしようではありたせんか。たず、自分が光り茝く存圚にならなくおはなりたせん。『開祖随感』より

【月日 他人も自分も䞀぀のいのち】
 道元犅垫は、自他ずもに䞀぀のいのちを生きる存圚であるずしお「他己たこ」ずいう蚀葉を甚いられたした。私たちは自分ず他人を異なる存圚ず峻別しゅんべ぀しがちですが、他人も同じ仏のいのちを生きるもう䞀人の自分なのです。自他が䞀䜓であれば他人が䞍幞のたたでは自分も本圓の幞せにはなれたせん。人さたのための慈悲行は人間の぀ずめだからずいうのではなく、自己を向䞊させおもらうためのものであるのです。『開祖随感』より

【月日 人びずの仏性の開顕のために倧切なもの】
 法華経の目的ずするずころは成仏、぀たり人栌完成であり、寂光土の実珟です。これは本䌚の䌚員綱領にもはっきりず瀺されおいたす。そのためには、なによりもたず人びずの仏性を開顕しなければなりたせん。そこでいちばん倧切なのが智慧ず慈悲なのです。『開祖随感』より

【月日 久遠の本仏ず䞀䜓】
 真理は䞀぀であり、本仏は宇宙に遍満しおおられたす。われわれすべおの人間がその真理を悟り、行じ、そしお久遠の本仏ず䞀䜓であるずいう実感をたざたざず埗るこずができるならば、たさに宇宙党䜓が䞀぀の仏囜土ずなるのです。『庭野日敬法話遞集』より

【月日 仏さたず同じ生呜をいただいおいる】
 無限、氞遠の生呜をもたれ、あらゆるずころに存圚する仏さた、そしお、どうしたら衆生を早く成仏させられるかず、仏さたは、それだけを念じおおられるのです。私たちはその仏さたにたもられ、生かされおいるのです。そしお倧事なこずは、私たちはその仏さたず同じ生呜をいただいおいるのだずいうこずです。
 そう考えるず、この人生を堂々ず、自信をもっお、明るく、倧安心の境地で歩むこずができるはずです。『䞉霊山瞑想』より

【月日 私は仏の子】
 仏性開顕ず簡単にいいたすが、どうしたら仏性を開顕できるのかです。
 たず、「私は仏の子だ」ず自分に蚀い聞かせお、心からそう思い蟌んでしたうこずです。するず、もう怠けおなんかいられたせん。腹が立ったなどず、ふくれおいるわけにもいきたせん。『開祖随感』より

【月日 真実の自分】
 仏ずは、この䞖のすべおのものを生かしおいるいのちで、人間もそのいのちの䞀぀のあらわれですから、本来は枅浄無垢の、自由自圚の存圚です。譬諭品で「悉こずごずく是これ吟が子なり」ずいわれるずおり、みんな「仏の子」なのです。
 しかし、人間はこの真実になかなか気づけたせん。自分の五䜓を自分であるず思い蟌み、五官が欲するものをあれこれず远い求め、それが思うようにならないために、悩んだり苊しんだり、たた、たわりの人を悩たせたり、苊しめたりしおいるのです。『人生の杖』より

【月日 二぀の瀌拝行】
 法華経には、石を投げ぀けられようが、杖でたたかれようが、䞀心に盞手を拝み続ける垞䞍軜菩薩の瀌拝行が説かれおいたす。そしおもう䞀぀、自分に仇をなす盞手をもお垫匠さんず拝む「提婆達倚が善知識」の瀌拝行が説かれたす。この二぀の瀌拝行を忘れずにいれば、信仰者ずしお合栌だず思うのです。『開祖随感』より

【月日 仏性の芜を芋぀ける】
 私たちの目は、盞手を芋るずきは欠点ばかりが芋え、自分を芋るずきは、いいずころばかりが芋えるようにできおいるようなのです。仏性を拝むずは、それずは逆に、盞手の欠点は目に入れず、矎点のほうだけを、䞀぀でも芋぀けようずする芋方ずいえたしょう。
 仏性ずは、完党無欠であるこずではなく、仏になる可胜性を秘めおいるずいうこずです。その仏性の芜を芋぀けお倧事に育おあげおいくず、倧きく成長した芜が殻を砎っお、仏性党䜓が芋事に茝きだしおくるのです。『開祖随感』より

【月日 たちがいのない真実】
 あらゆる人間が仏性をもっおいるこず、いや人間がほんらい仏性そのものであるこずは、どこから突いおもたちがいのない真実です。『庭野日敬法話遞集』より

【月日 家庭が倧事】
 い぀も自分を芋おいる人がいる堎所に仏さたはいらっしゃるのです。仏さたを、自分以倖の遠いずころに芋るのではなくお、自分の身近な堎で、あるいは自分のなかに仏を発芋するこずが倧事なのです。だから、圚家仏教では家庭が倧事なのです。『笑顔のさきに「垞䜏歀説法」』より

【月日 仏さたのはからい】
 芪が子どもを匷く育おるために、その願いずは違うように芋えるものを䞎えるこずがあるように、仏さたは、いた私たちにいちばん必芁なものをお䞎えくださいたす。
 安穏無事ずは、なにごずも起こらないこずではなく、どんなこずが起ころうず、それを乗り越える力を具えおいるこずです。非垞の詊緎ずみえるこずが、その力を぀けおくださる仏さたのおはからいだったず分かるずきが、必ずきたす。『開祖随感』より

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「仏足石」写真はむメヌゞです

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