「一食地域貢献プロジェクト」は、困難な状況に直面している方々に寄り添い支える志をもって活動している団体に、一食を捧げる運動で寄せられた浄財の一部を支援し、思いやりのあふれるあたたかい地域づくりを目指すプロジェクトです。仙台教会では2015 年から毎年一団体ずつ支援させていただいております。
今年度の支援先は「ふとうこうカフェinせんだいみやぎ」さんに決定しました。
「ふとうこうカフェinせんだいみやぎ」さんは、子ども自身が居場所・学び場を自由に選べることが、当然の権利として社会に浸透し、よりしなやかな教育環境が整い、子どもたちがのびのびと育つこと、孤立した親子がいなくなることを願い、親の会・交流会としての「ふとうこうカフェ」や、子どもたちの居場所事業としての「ふふふる〜む」・「ふふふ子ども食堂」などを運営されています。
見学に行かせていただいたときに、参加している親子の方やボランティアの方が明るく、温かな雰囲気で活動され、子どもたちにとって、安心できる居場所になっていることが伝わってきました。コロナ禍において、学校に馴染めなかったり、窮屈に感じてたりしているお子さんが増えているようです。「ふとうこうカフェinせんだいみやぎ」さんは、そんなお子さんが自分らしくいられる居場所作りをしています。
令和 4年 10 月 30 日に、大河原町の橋本交流センターでの活動を訪問し、目録(支援金額 10 万円)を贈呈させていただきました(写真)。
今後も引き続き、行政支援の届きにくい社会問題に関心を寄せ、困難な状況にある方々の救われをお祈りすると共に、一食を捧げる運動に取り組ませていただきます。
最後に、「ふとうこうカフェinせんだいみやぎ」代表理事の武山理恵様よりいただきましたメッセージを紹介させていただきます。
「このようなありがたいお申し出を頂き、この度はありがとうございました。会の皆様にもご見学頂き、活動を知って頂きご理解頂けました事も大変ありがたく思います。広く社会のためになる活動を今後も続けて参りたいと思います。皆さまのお心のこもったご寄付、大切に使わせていただきます。これからもどうぞよろしくお願いいたします」