10月1日の14時から16時まで、「第3回 渉外学習会」を石巻教会と合同で松島町のパレス松洲で開催。両教会の渉外担当者など約85名が参加。講師は立憲民主党の安住淳衆議院議員。白眞勲前参議院議員と教団本部の柿澤伸光次長も参加。
講演の中で安住議員は、今日の日本の大きな課題として「安全保障」と「少子化」を指摘。「安全保障」に関しては、防衛力の強化は必要と認める。しかし、予算の倍増ありきではなく、その予算の使い方、防衛力強化の中身についての議論が不可欠であると主張。
また、「少子化」に関しては、出生率の向上は重要であるが、それだけでは労働力不足を補い、日本社会の発展や福祉の充実を進めることは困難である。根本的対策として、海外からの移民の受け入れが不可欠であると力説。我が国においては、なかなか困難なテーマではあるが、その実現に力を注いでいきたいとの思いを語った。
その他、年金、議員定数、車検、原発の問題などの質疑応答も活発に行われ、中身の濃い充実した学習会であった。
前回の講師は、自民党所属の小野寺五典衆議員議員であった。今回は野党の立場から全く異なる見解を学ぶことができ、とても視野が広がったように感じた。こうした学びを重ねることによって、政治についての理解をより深め、投票率の向上にもつながることを願っている。(渉外部事務局)