👪 娘の苦しみを認めるなかから(「私の認めて・ほめて・感謝する」第8回)
- 2021/12/1
- 青年が創る
私には高3の長女、中3の息子、小2の次女の3人の子供がいます。
長女は1歳から水泳を始め、どんなに辛い練習にもめげずに頑張ってきました。そんな長女が今年の5月頃から、学校には行くのですが、体調不良で教室に入れず保健室通いが増えていきました。
最初は 友人関係で悩んでいたのかと思っていたのですが、気分の浮き沈みに波があり、(どうしてこうなったのか?)と不安の毎日でした。
私は『なんでも乗り越える力があるはずなのに!!』と勝手に思い込み、長女を責める心が大きくなっていきました。(これではいけない)と思い、まず私自身がどんなことでもプラスに見ていけるよう、朝夕の「法華三部経」の読誦をさせて頂きました。
読経させて頂く中で、ふと、今まで一生懸命、真面目に水泳を続けてきた長女の姿が思い浮かびました。そんな長女が今、苦しい思いをしている。その苦しい思いをくめた時、私は、
「辛い気持ちをわかってあげられず にごめんね」
と長女に伝えることができました。
その後も 休む日が続き、短大の出願の日が近づく中、私自身の焦る気持ちを抑え、手紙を書くことにしました。
母として心配していること、そして保育士になりたい夢を応援していることなどの気持ちを綴り、長女の部屋に置きました。ちょうどその日は長女の誕生日でした。翌朝、部屋に行ったら長女はその手紙を見て泣いていました。ほどなくして、複雑な心を出してくれ、長女もずいぶん苦しい思いをしてきたことがわかりました。
子供の気持ちをまず理解し、寄り添うこと。そして、私自身が認めてあげる努力をすること。さらに、長女を通して、今の自分がいることは私の両親のお陰さまだと、両親への感謝にも改めて気づかせて頂きました。
その後、長女も短大に合格することができました。
また、主人も心配のあまり葛藤もある中、長女や私のことを理解しようと努力してくれていることにも感謝だと思います。
これからも、親として、「認めて、ほめて、感謝して」、共に成長してい きたいと思います。ありがとうございました。
M.S
※この、連載「私の認めて・ほめて・感謝する」の記事は、仙台教会婦人部ミニコミ誌「ふら和ぁ」(隔月発行)との連動企画でお届けしています。次回もどうぞご期待ください🌞