☆モンゴルと日本、そして世界の平和のために☆シンジェー・ボロルチメグ
- 2017/9/1
- 青年が創る
この「共創に向けてのネットワーク」に2月に登場して頂いた、シンジェー・ボロルチメグさん(モンゴル国ウランバートル市出身、愛称 ボロル)が、今春、無事に東北大学大学院 修士課程を卒業し「修士」の学位を取得して母国モンゴルに帰国されました。現在は、7月から独立行政法人 国際協力機構(JICA/ジャイカ ※下記注参照)に奉職、モンゴル事務所に勤務し、日本で学んだ学問と心を活かして活躍しています。
立正佼成会の仙台教会で「仏教」を学び、また「先祖供養」を実践されたボロルさん。
今回、この「共創に向けてのネットワーク」にメッセージを送ってくださいました。
サイン バイノ(モンゴル語で「こんにちは」の意味です)
改めまして、こんにちは。たくさんの日本、そして仙台の皆さんの力をもらい、今年3月、東北大学大学院を卒業し、「環境問題」をテーマとした卒業論文で「修士」の学位を取得できました。
卒業後、立正佼成会に奉職し、私が日本で学んだことを活かしていきたいとも思いましたが、モンゴルにいる母や家族を思い母国に帰りました。
現在、独立行政法人 国際協力機構(JICA/ジャイカ)に奉職し、モンゴルと日本で行っている共同プロジェクトである「ウランバートル新国際空港建設」に向けての「プロジェクトアシスタント」として、JICAのモンゴル事務所で働いております。
7月17日から19日にかけては、日本の大島理森衆議院議長さんが、エンフボルド国家大会議議長の招待によりモンゴルを訪問されました。この訪問は、日本の衆議院議長として初めてのモンゴル公式訪問であり、日本・モンゴル外交関係樹立45周年を大きく飾る意義深いものでした。私はお陰さまで、早速、その通訳の仕事をさせて頂きました。
これからも、立正佼成会の仙台教会で学ばせて頂いた仏教の教えやご先祖さまを大切にする心を忘れずに、モンゴルと日本の益々の発展と、世界の平和のために精一杯努力していきたいと思います。
モンゴルは相撲など、日本とも深い関わりがある国で、自然に恵まれたとても美しい国です。皆さんも、ぜひモンゴルにお越しください。お待ちしています。
日本の皆さん、そして仙台教会の皆さん、本当に有り難うございました。
(注)JICA/ジャイカはJapan International Cooperation Agencyの略称。平成15年に設立。日本の政府開発援助(ODA)を一元的に行う実施機関として、開発途上国への国際協力を行っている。