6月8日(火)婦人部当番『ふら和ぁDay』にて、「古着でワクチン」(注1)にチャレンジしました。
開発途上国では、1日8000人もの子どもたちが感染症で亡くなっています。わずかな金額のワクチンさえあれば、助かる命があるそうです。「古着でワクチン」はポリオワクチンの寄付につながったり、開発途上国での衣料の選別で雇用を生み出すこともできます。
皆さまが協力してくださった古着を、シミや汚れなどがないか、一枚一枚チェックをし、真心でたたみ直して袋に詰めました。
ここで、当日参加した薄木敬予さんの感想をご紹介します。
私が古着でワクチンを知ったきっかけは、長男のランドセルを何かに役立てたいと思った事から始まりました。息子は、小学校6年間無遅刻無欠席で登校するという目標を立て、怪我をして救急車で運ばれた次の日も学校に通うほどでした。6年間で1191日。
息子と一緒に過ごしたランドセルをどうしたら役立てて貰えるかを考えて、調べているうちに「古着でワクチン」にたどり着きました。内容を見てみると、私自身が、小さい頃、少年部で「ユニセフ募金」をしたことを思い出しました。経済的な理由から、募金をするのはなかなか難しいですが、息子たちの成長で着れなくなった服を送ることによって、ポリオワクチンや障害者の方たちの雇用、現地の方たちの雇用につながることを知って感銘を受けました。
以前、テレビ番組で、海外の子供たちが日本の小学校のジャージを着て、とてもうれしそうにしている姿を見ました。下の子が、赤ちゃんだった頃に着ていた思い入れのある洋服も、海外の同じくらいの年頃の子どもたちが着ている姿を想像すると、とても胸が熱くなります。今回限りではなく、今後も定期的に続けていきたいと思います。薄木敬予
祈りも一緒にお届けできますように。
皆さんのあたたかさが、世界へつながっていきますように。
(注1)このたび私たち婦人部では、シニア女性誌「ハルメク」を発行する株式会社ハルメク様による、通販「ハルメク 古着でワクチン」を活用させて頂きました。