私たち仙台教会が開塾している「仏教経営塾」の「市民講演会」が、10月10日(日)に仙台国際センター大ホールにて、宮城県、山形県、福島県などから企業経営等に携わる300名を超える市民が集い開催されました。
講師は特別講師として「松下政経塾」塾頭を長年にわたって務められた上甲晃(じょうこうあきら)先生で、
「志高く生きる~一流の生き方とは~」
との演題のもとご講演を頂戴しました。
上甲晃先生は、
「志の高い国づくりは、まず日本人一人ひとりが志を高く持つことである」
と説き続けられ、我が国における人材教育の第一人者とも言われています。
当日は、松下電器株式会社(現パナソニック)の創設者である松下幸之助さんから頂いた直接の言葉やふれあい、薫陶、そしてその中で上甲先生ご自身が掴まれ、確信された人間としての生き方について、1時間30分にわたってのお話に、コロナ禍の中における心の在り方、生き方を教えて頂きました。
《上甲晃先生プロフィール》
1941年10月31日 大阪生まれ
1965年 松下電器産業に入社。広報、販売を担当する
1981年 財団法人松下政経塾に入職
「松下政経塾」は、来るべき21世紀のリーダーとなる政治家や経営者を育てるため、松下電器の生みの親松下幸之助氏が、私財約70億円を投じて80年に創設。上甲氏はこの「松下政経塾」で、長年にわたり人材育成に携わる。
教務部長、塾頭、副塾長、常務理事を経て、1995年退職。それまでに培った経験を生かして「志ネットワーク」を設立、代表に就任。1996年4月から「青年塾」を創設し、全国を5ブロックに分けて人材育成に取り組み、現在に至る。
◇主な著書
『志を継ぐ』、『人生に無駄な経験などひとつもない』、『志を教える』、『人生の合い言葉』(新刊)等多数にわたる。