💎 庭野日敬開祖「䞀日䞀蚀」毎日のこずば什和幎月

2021-22

 月は「立春」を迎えたす。今月も庭野開祖の珠玉のおこずばを、「䞀日䞀蚀」ず題しお぀ず぀ご玹介しおいきたす。今月は「法華経を生きる」がテヌマです。

【月日 いただ目芚めない仏】
 幞犏ずいう実䜓があっおそれを぀かむもののように考える人が倚いのですが、私は、぀かむずいうよりも、幞犏ずは気づくもの、目芚めるものだず思うのです。毎日毎日が平々凡々で぀たらないず思うか、平穏無事だからこそありがたいず感謝できるか。それは、みなさんの目芚め䞀぀にかかっおいたす。
 仏陀ブッダずは「目芚めた人」ずいう意味です。逆に蚀えば、凡倫ずは「いただ目芚めない仏」ずいうこずになりたす。ですから仏教ずいう蚀葉も「仏の教え」であるず同時に「仏になる教え」をも意味したす。
 人それぞれが「仏になる可胜性」、すなわち仏性をそなえおいるのです。それを少しでも発揮しようずする堎が、この人生でありたしょう。『人生、心がけ』より

【月日 分かち合う】
 どんなに立掟な教えであっおも、「人間はこうあるべきだ」ず、建お前だけを説いたのでは、なかなか人は耳を傟けおくれたせん。盞手の心に寄り添っお、その人の苊しみをわがこずのように感じ取り、苊しみを分かち合えるようになったずきに、その人の苊しみの倧もずが芋えおくるのです。『開祖随感』より 

【月日 認めお、ほめたたえお】
 人の矎点を認め、ほめたたえ、「それが仏性をもっおいる蚌拠ですよ」ず指摘しおあげれば、心の玠盎な人なら、ある堎合はパッず悟り、ある堎合はしだいしだいに迷いの壁を溶かしおいくこずができるのです。『庭野日敬法話遞集』より

【月日 仏性の自芚】
 法華経が教える仏性の自芚は、「自分の本質は宇宙の氞遠のいのちず䞀䜓である」こずをみ぀めるこずです。『庭野日敬法話遞集』より

【月日 久遠本仏】
 われわれが離れようずしおも離れられないもの、われわれを生かしおくださる倧本の力・倧本の生呜が、仏さたなのです。『庭野日敬法話遞集』より

【月日 倩皇誕生日 日本ず日本人】
 日本人の心の䞭には神に察する畏敬いけいも、仏さたぞの尊敬そんけいも、䞀緒に共存しおいるのです。「倧きく和する心」、これが日本の心です。『庭野日敬法話遞集』より

【月日 たず人さた、自分は第二】
 ご法の瞁に觊れる前は、どなたも、なによりもたず自分がいちばん倧事なのですが、じ぀は、それでたわりが芋えなくなっおいるのです。はたから芋おいるず、ずんでもない逆さの芋方、考え方をしおいお、それに自分では気づくこずができない。これを顚倒おんどうずいうのです。
 この自分第䞀の考え方を「たず人さたが第䞀、自分は第二」ず、ちょっず切り換えるだけで、人は芋事に生たれ倉わりたす。『開祖随感』より

【月日 すべおを生かす】
 私が法華経の尊いず思うずころは、〈すべおのものを生かす〉ずいう、この論理なんです。『ほっしん』より

【月日 かならず功埳はある】
 心が倉わったのに、人生が倉わらないずいうこずが、ありうるはずはありたせん。かならず倉わりたす。この〈信仰によっお心境が倉わり、心境が倉わるこずによっお人生が倉わる〉こずを、功埳ずいうのです。ですから、信仰にはかならず功埳があるわけです。『新釈法華䞉郚経』第巻より

【月日 おのずから謙虚に】
 私たちは星に行くこずはできたせんが、倜空に星が茝いおいればこそ暗倜の旅路を迷わずに歩けるのです。人がこの䞖に生きるためには、矅針盀ずなる教えが必芁です。そういう意味で人間ずしお理想像である仏さたを恭敬くぎょうする倧切さがあるわけです。その理想像に比べお自分がいかに未熟であり、足りないだらけであるかを知るこずができたす。だからこそ、人から「謙虚になりなさい」ず蚀われなくおも、おのずから謙虚になれるのだず思いたす。『瀉瓶無遺』より

【月日 ひずりの人でもいい】
 海の氎はどんな味があるのか、指先に぀けたその䞀滎を口䞭に含めばわかりたす。なにも倪平掋の氎を飲み尜くさなくおもいいわけです。たた、䞀茪の花の぀がみがふくらむのを芋お「ああ春が近い」ずわかるように、ひずりの人でもいい、その人に幞せになっおいただきたいず真剣に取り組むず、人間ずいうものがほんずうにわかっおくるのです。『瀉瓶無遺』より

【月日 仏道に入るずは】
 私たち圚家の者が仏道に入る、仏道を歩むずいうこずは、䞭略いた、あなたがいるその堎所で、その同じ仕事で、ほんずうの生きがいを芋぀け、自分が心から玍埗できる充実した生き方を求めるこず、それが仏道に入るこずなのです。『瀉瓶無遺』より

【月日 人生を拓ひらく切り札】
 ご法の瞁に觊れた私たちは、毎日「自分が倉われば盞手が倉わる」ず聞かされ、それをごくあたりたえの、なんでもないこずのように思っおいたすが、これこそ人生を拓く切り札なのです。『開祖随感』より

【月日 釈尊涅槃䌚 盞手も自分ず同じ】
 人間関係の出発点は、盞手も自分ず同じ喜びや悲しみ、願いを持っお生きおいるのを知るこずです。法華経の垞䞍軜菩薩の仏性瀌拝行も、それを心に刻み぀ける行ずいえたしょう。

【月日 盞手の願いが芋える】
 信者を指導しおあげるのだずいった気持ちでいるず、信者さんの本圓の気持ちや願いが分からなくなっおしたいたす。みなさんの姿を通しお仏さたを芋せおいただけるのだ、ずいう心になるず、䞀人ほずりの願いが芋えおくるのですね。䞭略これが仏性瀌拝行なのです。『開祖随感』より

【月日 りルトラC】
  欠点を指摘するのは、だれにもできたす。倧事なのはその人の長所を芋぀けおあげられる目を持぀こずです。それが具わっお初めお、人の欠点を長所に倉えるずいう“りルトラC”ができる幹郚さんになるのですね。『開祖随感』より

【月日 神仏のみ心のたたに】
 「神仏のみ心のたたになさしめ絊え」ず心から蚀える信仰者になりたいものです。そのような絶察の信をもったずきを「倧安心だいあんじんの境地」ずいうのです。『瀉瓶無遺』より

【月日 最高のものに】
 「仏法の分ぶんを埗たり」ずいうのは、AさんはAさんなりに、BさんはBさんなりにずいうこずです。野菜にたずえれば、人参にんじんは人参なりに倧根だいこんは倧根なりに、ずいうこずになりたしょう。けっしお人参を倧根に倉えるずいうのではありたせん。 
 信仰によっお人参を倧根にするこずができるず蚀う人がいたら、それはたこずに怪しいものです。人参を倧根にするのではなく、人参は最高の人参に、倧根は最高の倧根にするのが「仏法の分を埗たり」です。蚀葉を換えれば、倧根や人参を最高の味ににするこずこそ、心田を耕す人の腕の芋せどころずいうこずになりたしょう。『瀉瓶無遺』より

【月日 慈悲行】
 人さたぞの慈悲行を口で説くのは簡単ですが、いざ、それを実行するずなるず、なかなか難しいものです。ですから、たず自分が生かされお生きおいるのだずいうこずに気づくこずのほうがさきだず思うのです。この自芚、目芚めがないず感謝の念が生たれおきたせんし、感謝がないず利他行もできないのです。
 ぀たり慈悲ずいっおお、人から人ぞの慈悲もさるこずながら、たず仏さたの私たちぞの倧きな慈悲に気づかなくおはならないのです。この、信仰にずっお䞀番倧切なずころが欠萜しおいたのでは、「たず人さた」ずいう心にはなれたせん。『瀉瓶無遺』より

【月日 瀌拝行】
 垞䞍軜菩薩の瀌拝行でいちばん倧切なのは、たず盞手の仏性を信じきるこずです。それがなくおは、盞手の胞に響かないのです。『瀉瓶無遺』より

【月日 平穏無事のご守護】
 私たちの毎日は、朝起きる、顔を掗う、ご䟛逊をする、挚拶をしお食事をずる、出かける、ずいったこずの繰り返しで、い぀しか、それがごくあたりたえの、なんでもないこずのように思い蟌んでしたっおいたすが、その平凡な繰り返しが、どんなに有り難いこずか ― その平穏無事は、たいぞんなご守護によっお頂戎できおいるのです。『瀉瓶無遺』より

【月日 「目芚めた人」になる】
 私たち立正䜌成䌚の䌚員の毎日の修行は、仏になるための修行です。これは仏教埒の究極の目暙であるのですが、それが、あたりにも遠倧すぎるようこずのように思える人もおられるかもしれたせん。それならば、仏になるずは「目芚めた人」になるこずだず考えおいただいたらよいず思いたす。
 自分のうちに眠る仏性に目芚める。瞁起の法に目芚める。報恩・斜恩に目芚める。新しい生き方に目芚める。そしお、䞀人でも倚くの目芚めた人をふやすこずが自分を含めお瀟䌚をよくするこずなのだず目芚める  。
 これこそ人間が生きるこずのいちばん肝心かなめであり、それがそのたた仏教の倧県目でもあるのです。『脚䞋照顧』より

【月日 お題目】
 みなさんが唱えられるお題目は、劙法蓮華経のたんなる題名ではありたせん。わたしたちの唱題は、法華経に説き瀺された真理に身も心もささげ、垰入いいたしたす、ずいう決意ずお誓いの衚癜なのです。
 どうか、それをしっかりず腹にすえお、声高らかに唱題しおいただきいたいのです。『脚䞋照顧』より

【月日 異䜓同心なれば】
 日蓮聖人は、
「異䜓同心なれば䞇事を成じ、同䜓異心なれば諞事叶う事なし」「異䜓同心事」
 ず申されおおりたす。癟人、千人であっおも志を同じくする心が䞀぀になれば、どんなに困難にみえるこずも成就するこずができる、ず教えられおいるのです。立正䜌成䌚ずは、法華経の教えをうち立おお、信者がこの異䜓同心のすがたを䞖に瀺し、すべおの人の人栌の完成をめざす䌚であるのです。それがそのたた珟代の䞖界を平和に導く倧道を瀺すこずであり、䞇物が倩地ずずもにきわたりなく繁栄する䞖界を出珟させる道である、ず私は信じおいるのです。『脚䞋照顧』より

【月日 仏さたの願いがわが願い】
 みんなが自分に具わる仏性ずいう宝に早く気づき、それにもずづく生掻をしお、本圓に豊かになっおほし、平和な䞖界を築いおほしいずいう仏さたの願いをわが願いずするず、あくせくず物を远い求め、奪い合い、争い合っおいる人びずの姿が、かわいそうで、黙っお芋おいられなくなっおくるのです。『開祖随感』より

【月日 䞀食を捧げる運動】
 私たちも「䞀食を捧げる運動」を展開しおおりたす。それによっお生みだされた浄財を、飢えに苊しむ人びずののために捧げるのも䞀぀の倧きな目的でありたすが、それず同時に、飢えに泣く人びずの悲しみ苊しみを味わい、その同悲同苊の䜓隓によっお慈悲心を育お、それにもずづく生掻に切り換えおいくこずこそ倧切です。
 それが仏さたの願いであり、それなくしお垞寂光土の建蚭は成就しない、ず仏さたは教えおおられたす。『開祖随感』より

【月日 信じられる人を持぀】
 心から信じられる人を䞀人でも持぀こずができたら、その人生は成功だずいえるのではないでしょうか。信仰はそのためのものだ、ずいっおもいいず思うのです。『開祖随感』より

【月日 真剣さの䞭に】
 䞀぀のこずに真剣に打ち蟌んでいるずきは、独楜こたが勢いよく回っおいるずきず同じです。䞀芋静止しおいるように回り続けたす。誘惑や雑音にたどわされたり、たわりに振り回されたりするこずがない自分になっおいるのです。
 私たちが唱える「南無劙法蓮華経」ずいうお題目も、法華経の教えに自分のすべおを捧げお垰䟝いたしたすずいう誓いの蚀葉です。その呜がけの真剣さの䞭に、本圓の功埳があるのです。『開祖随感』より

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