💎 庭野日敬開祖「一日一言」~毎日のことば~(令和7年10月)
- 2025/10/1
- 心を創る
今月10月4日は、庭野日敬開祖の祥月の「開祖さま入寂会」を迎えます。今月も庭野日敬開祖の珠玉のおことばを、「一日一言」と題して、毎日1つずつご紹介していきます。
【10月10日 法座はいのち】
法座は立正佼成会のいのちである。信仰活動の核心である。(『庭野日敬自伝』より)
【10月9日 相手の方からいろいろと話してくださる】
自分の前に現われた人は、「この私に一つ一つ教えてくださるために仏さまがつかわしてくださったのだ」という気持ち、合掌し、本当にその人の心を拝む。そうすれば、みんな、相手の方から正直に自分のことをいろいろ話してくださる。(『ほっしん』平成3年7月号)
【10月8日 人さまに希望と光明を】
上手に法を説くよりも、人様に希望を持たせ、光明を与えるような話し方をするべきであると思います。人々に生き甲斐を感じさせるような言葉を吐くように常に心がくべきであると思います。(『交成』昭和33年8月号より)
【10月7日 自分がこうなれば相手がこうなる】
みんなが仏さまの働きのなかで生かされているんだから、“自分がこうなれば相手がこうなる”ということが法座のなかには、一目瞭然に出てくるんですよ。仏さまの世界にいきていること、自分が仏さまにいかされていることを信じるのは、一人の人を信じることから始まるんです。ほんとうに信じればいいんです。(『ほっしん』昭和62年10月号より)
【10月6日 そのまま仏さまの言葉として】
相手の人格を礼拝する心になったときはじめて、あなたの法を説く言葉が、そのまま仏さまの言葉として相手の心にしみ込んでいくのです。(『ほっしん』平成3年4月号より)
【10月5日 法座は慈悲が主】
「方等経典(ほうどうきょうでん)は為(こ)れ慈悲の主なり」で、法座は慈悲をまず主としないとね。慈悲があれば、法座の問題のすべてが解決され、魅力ある法座になって話されたことが全部実行に移されていく。(『ほっしん』平成元年8月号より)
【10月4日 将来の幸福の基礎となるもの】
ほんとうの仏法を信じ、一心に修行した結果起こった変化ならば、その人が仏法の正しいレールに乗ったために生じたものにちがいないからです。たとえば、現象的にはマイナスのように見える変化でも、その人の人格に磨きをかけるためおひとつの過程だということもありうるのです。ですから、その時点においては気に入らぬ変化でも、素直にそれにしたがい、あいかわらず仏道の修行をおこたらずにつづければ、その気に入らなかった変化自体が、長い将来の幸福の基礎となるのであります。(『法華経の新しい解釈』より)
【10月3日 万物を救おうという精神をもって】
「本仏」はいつも天地の万物を救おう、救おうという精神をもって宇宙に遍満しておられるのです。(『法華経の新しい解釈』より)
【10月2日 本来のすがたに目覚めれば】
「われわれの心さえ本来のすがた(仏性)に目覚めれば、すべての人間・すべての生物・すべての物質が大調和した世界(寂光土)が現出するのだ」ということがまざまざとわかります。(『新釈法華三部経』第4巻)
【10月1日 法華経の教えの神髄とは】
動物も草木も、山や川という自然の存在も、みんな等しく宇宙の大生命、久遠の本仏の現われなんだ、自分と根が一つの命なんだ、と教えているのが法華経の教えの神髄です。(『庭野日敬法話選集』別巻より)