💎 庭野日敬開祖「一日一言」~毎日のことば~(令和4年10月)
- 2022/10/1
- 心を創る
今月も庭野日敬開祖の珠玉のおことばを「一日一言」と題して、毎日更新し、1つずつご紹介していきます。今月は「人間と社会」がテーマです。
【10月31日 奉仕活動⑫】
世の多くの人が自己犠牲の精神をもち、その精神の小さなカケラが、日常のさまざまな小事に発揮されてこそ、世の中は和やかにたもたれ、スムーズに運営されていくのです。(『庭野日敬法話選集』より)
【10月30日 奉仕活動⑪】
〈方便すなわち真実〉なのです。宗教団体の奉仕活動には、この根本理念をつねに忘れぬことが大切なのであります。(『庭野日敬法話選集』より)
【10月29日 奉仕活動⑩】
一生懸命奉仕している人というのは、世の中のいろいろの問題を正しく解釈できて、何ごとにも感謝して受け止められる幸福な人間になれるわけです。(『庭野日敬法話選集』より)
【10月28日 奉仕活動⑨】
町の清掃奉仕や、難民救済のお手伝いや、一食運動(一食を捧げる運動)など、そういう一見細かいような活動が積もり積もって世界の平和を築き上げるのです。しかも、それらの活動は、世の多くの人に菩提心を起こさせるという大きな効果を伴うのです。(『庭野日敬法話選集』より)
【10月27日 奉仕活動⑧】
雪の降った日に隣の家の前もキレイに雪かきをしてあげる、また電車の席をゆずるというように、どんな小さなことでもいいから徳を積むことです。(『庭野日敬法話選集』より)
【10月26日 奉仕活動⑦】
こうしたほうが、向こうも助かる、こっちも気持ちがいい、事も段取りよくすすむ……というごく自然な、道理に素直に従うといった心をもっておれば、しらずしらずのうちに、親切な行為・奉仕の行ないはできてくるのです。(『庭野日敬法話選集』より)
【10月25日 奉仕活動⑥】
顔つきや態度を和やかにしているだけでも、他人への大きな奉仕になるのです。(『庭野日敬法話選集』より)
【10月24日 奉仕活動⑤】
日常のホンのささいなことでもいい、人が喜ぶようなことをすればいいのです。(『庭野日敬法話選集』より)
【10月23日 奉仕活動④】
奉仕と感謝の輪が広がっていきますと、いわゆる平和境が、だんだんと現実のものになってくるのわけです。(『庭野日敬法話選集』より)
【10月22日 奉仕活動③】
他人のために尽くせば、第一に、自分の心が平和になります。明るくなります。と同時に、その奉仕を受けた人にも「ありがたい」という温かい感情が胸に湧いてきます。こうした美しい感情のやりとりが、お互いの人格を高める源泉となるのです。(『庭野日敬法話選集』より)
【10月21日 奉仕活動②】
奉仕というものは、自分の骨折りの分量と効果の分量とをけっして天秤(てんびん)にかけてはなりません。損得勘定をしないことです。(『庭野日敬法話選集』より)
【10月20日 奉仕活動①】
世の中が住みよくなるためには、隣人のために奉仕させてもらうという気持ちの人が、できるだけ多くなることです。そうすれば、この世がそのまま極楽になります。(『庭野日敬法話選集』より)
【10月19日 人間と社会⑦】
〈久遠本仏の存在の確信〉に徹することこそが、人間らしい人間をつくり、人間の社会らしい社会をつくる至上の道であります。(『庭野日敬法話選集』より)
【10月18日 人間と社会⑥】
国の本当の美しさは、物質で飾られた美ではなく、人びとの徳で荘厳(しょうごん)されたものであるべきであり、人間社会の完成ということも、物質によるものでなく、徳のはたらきが成就した状態でなくてはなりません。(『庭野日敬法話選集』より)
【10月17日 人間と社会⑤】
理想の社会は、愛他精神によって成り立った社会です。(『庭野日敬法話選集』より)
【10月16日 人間と社会④】
人情というものが、この社会生活に潤いをもたせ、人間の交流を円滑にすすめ、社会を美しいものにする潤滑油です。(『庭野日敬法話選集』より)
【10月15日 人間と社会③】
人間の姿・形・体質・性質・才能・思想は千差万別であっていい、ただ一つの共通点として「人と人との間を考え、人と人との間を尊いものに感じ、人と人との間を大切にする人間性」がありさえすれば、この世はこのまま明るい、平和な、しかも生き生きと発展する社会となる。(『庭野日敬法話選集』より)
【10月14日 人間と社会②】
文字盤があり、長針があり、短針があり、歯車があり、ゼンマイがあり、心棒があってこそ、時計というものが成り立つように、この社会もいろいろさまざまな天分・性格・才能をもった人があってこそ、バランスがとれ、全体としての運営が成り立っていくのです。(『庭野日敬法話選集』より)
【10月13日 人間と社会①】
だれしも、すべての面で完全だという人間はいません。頭がよくても力がなかったり、器用であっても企画力がなかったり等々、そうした中途半端な人間が集まって、ひとたび社会というものを造れば、たちまちみんなが一人前の人間となる……ここが社会というものの真骨頂であり、ありがたいところなのです。(『庭野日敬法話選集』より)
【10月12日 人間とは⑪】
どんな場合でもけっして割りを食うことのない人間は、いつまでも小人であり、割りを食っても笑っていられる-心から笑えなければ苦笑でもよい-ような人間こそ、大きくなれるのです。(『庭野日敬法話選集』より)
【10月11日 人間とは⑩】
社会の構造や生活様式がどれほど進歩しても、人間の精神から感謝の念がうすれるようでは、けっして人類の進歩とはいえないのです。(『庭野日敬法話選集』より)
【10月10日 人間とは⑨】
人間らしい人間とは、感謝を知る人間です。すべての人に感謝し、すべての物に感謝する心をもつ人間です。(『庭野日敬法話選集』より)
【10月9日 人間とは⑧】
多くの人たちに支えられて生きているのが、人間の本当の姿です。(『庭野日敬法話選集』より)
【10月8日 人間とは⑦】
人間は自分ひとりのために生きているのではなく、他の人びと、そして世のために生きている。(『庭野日敬法話選集』より)
【10月7日 人間とは⑥】
誇りと恥の意識は、それが純粋にはたらくときは、人間の人間らしさを支える重要な役割をはたすのであります。(『庭野日敬法話選集』より)
【10月6日 人間とは⑤】
自分の欲望を、他人や社会全体との兼ねあいを考えながら適度にコントロールする理性をもたなければ、けっして人間らしいとはいえないのです。(『庭野日敬法話選集』より)
【10月5日 人間とは④】
人間が人間らしくなる向上の尺度は「みんなの幸せのために、どれだけ私(わがまま)を捨てることができるか」という一点にある。(『庭野日敬法話選集』より)
【10月4日 開祖さまご入寂会】
肉体的には、生まれたり死んだりしているように見える私たちですが、それは表面的な現象であって、私たちの生命そのものは、輪廻(りんね)をくり返しながらひと続きに続いています。
そのつどそのつどの人生を、いつも全力投球で生き抜くこと、そしてたとえ一歩ずつでも『人格の完成者=仏』に近づくこと。そのことを宇宙の大生命たるご本仏さまは、いつも願われているんです。まさに、『常に自ら是(こ)の念を作(な)す 何を以てか衆生をして 無上道に入り 速(すみ)やかに仏身を成就することを得(え)せしめんと』とお経にあるんです。(『ほっしん』より)
【10月3日 人間とは③】
良心の苦痛というものがなければ、人間の人間らしさを崩壊してしまうのです。(『庭野日敬法話選集』より)
【10月2日 人間とは②】
人間というものは、自分では正しい道を歩んでいるつもりでも、目かくしされた馬車馬のように視野の狭い、無反省な進み方をしていますと、いつのまにかとんでもない横道へ入りこんでしまうことがあるものです。(『庭野日敬法話選集』より)
【10月1日 人間とは①】
つねに人と人との間を考えてこそ“人間”なのです。(『庭野日敬法話選集』より)