💎 庭野日敬開祖「一日一言」~毎日のことば~(令和5年7月)

開祖さま(8月使用 決定)

 7月も『法華経』を所依(しょえ)の経典とする立正佼成会の中心的行法である「仏性礼拝行」について、庭野開祖のおことばを「一日一言」と題して1つずつご紹介していきます。

【7月31日 よいところを見つけて、励ましてあげる】
 力づくで人を動かすことはできません。自分でその気にならないかぎり人は動くものではないのです。
 どうしたら本気になってもらえるか。やはり、その人のよいところを見つけて、励ましてあげることが大切です。それがサンガの仕事だといってもいいでしょう。(『開祖随感』10巻39頁)

【7月30日 心からの合掌】
 サンガでのお役が、人さまをお救いさせていただくためであるのは、みなさんよくご存じでのはずです。それだけに、真剣にお役に取り組むと、「ここを直してもらわないと幸せになれませんよ」と、人の欠点が目について言わずにいられなくなってきます。
 けれども、それをそのまま相手にぶつけたのでは、こっちの気持ちを素直に受け取ってはもらえないのです。(中略)
 在家の信者のみなさんは、それぞれの仕事や家庭でのつとめを果たした上に、ご法を求め、奉仕してくださっているのです。そう思うと一人ひとりに心から合掌せずにいられなくなります。その謙虚な姿勢にみなさんが心を開いてくださるのです。(『開祖随感』9巻288頁)

【7月29日 相手の美点を見る眼】
 だれしも、自分がほめられることほどうれしいことはないのに、人をほめるのは、あまり好きではないようなのですね。(中略)
 自分よりすぐれた人には、すぐにシャッポを脱いで教えを請う。みんなが仏さまの子ども同士なのですから、張り合ってみてもなんの意味もないのですね。そういう考え方で、自分をがんじがらめにしている自己防衛の心から解き放たれると、おのずと心のゆとりが生まれ、相手の美点が見えるようになってくるのです。それが慈悲の眼です。(『開祖随感』9巻250頁)

【7月28日 うなずく愛語】
 心の底から「これではいけない」と、自分がその気にならないかぎり、人は、どんなにうるさく言われても変わるものではないのです。大事なのは、どうしたら相手に本気になってもらえるか、そのための働きかけです。それは、ほんの一か所だけの心と心の触れ合いでいいのです。
 かたくなに自分を守っている人がいちばん求めているのは、本当の味方になってくれる人なのです。
「愛語」とは、優しい言葉という意味ですが、上手なことを話せなくても、相手を信じきって、相手の訴えに心からうなずいてあげられたら、それだけで立派な愛語になるのです。(『開祖随感』9巻233頁)

【7月27日 二つの礼拝行】
 法華経には、石をなげつけられようが杖でたたかれようが、一心に相手を拝み続ける常不軽菩薩の礼拝行が説かれています。そしてもう一つ、自分に仇をなす相手をもお師匠さんと拝む「提婆達多が善知識」の礼拝行が説かれます。この二つの礼拝行を忘れずにいれば、信仰者として合格だと思うのです。(『開祖随感』9巻194頁)

【7月26日 ご法のお役とは②】
 ご法のお役は、人さまの仏性を拝ませてもらう行なのです。「何度言って聞かせたら分かるんだろう」というような気持が起きたら、自分が天狗になりかけている証拠です。信者さんのお陰で仏さまのお慈悲をかみしめてさせていただけるのだという心が、下がる心なのですね。(『開祖随感』9巻187頁)

【7月25日 ご法のお役とは①】
 見ていると、お役をいただいてすばらしくよくなる人と、その反対になってしまう人がいるのですが、その違いは、自分が教えてやっているのだ、という気持ちになってしまうか、みなさんから教えていただけるのだという気持ちになるか、その違いにあるように思うのです。自分の言うことを、みんながなんでも「はい」「はい」と聞いてくれると、つい得意になって、自分の悪い癖が丸出しになってしまうことがあるのです。(『開祖随感』9巻186頁)

【7月24日 人の弱さを知る人】
 イエスさまは、人がどんなに弱いものかを知り尽くされて、それを許され、温かく包み込まれる方でした。自分の弱さも過ちもすべて知って、それを許し受け入れてくれる人に出会ったとき、人は、「この人に自分のすべてをおまかせして、なんの悔いもない」と、生き方が百八十度転換してしまうのです。(『開祖随感』9巻146頁)

【7月23日 心の鎧かぶとをはずしてあげる】
 いきなり「あんたの、ここを直さなくてはいけません」とズバリと指摘したのでは、相手は自分の傷口をかばって、苦の大もとをかたくなに抱き締めてしまいます。心の鎧かぶとをはずしてあげさえすれば、自分のことを思ってくれる言葉が身にしみて、自分で歩きだしてくれるのです。(『開祖随感』9巻140頁)

【7月22日 拝み続ける】
 法華経には、常不軽菩薩の礼拝行が説かれています。常不軽菩薩は、どんな人であろうが「この人は仏性を具えていて、必ず仏になる人だ」と、もう、ぜったいに信じきって拝み続けるのです。
 ですから、石を投げつけられても、杖で打ちかかられても、
「あなたがどんなことをしようと、私は、あなたを信じて疑いません。あなたは仏になる人だからです」と拝み続ける。相手がどんなむちゃを言おうが、まったくおかまいなしです。文字どおり、拝み倒すのです。
 そういう人に出会うと、人は降参するしかないのですね。心の奥の奥に眠っている、けがれのないきれいな心がほとばしってくるのです。(『開祖随感』9巻132頁)

【7月21日 協力者を得る法】
 いくら自分の意見を通してみたところで、一人の力でできることには限りがあります。自分と一つ心になって協力してくださる人材を、どれだけ得られるか。大事なのは、そこです。「みなさんが菩薩の行をなさる方だ」と拝む心になると、こっちの我など張る必要は、まったくなくなるのです。相手に合わせる気持ちになれば、相手も必ずあゆみ寄ってくれます。心と心は必ず通じ合うものなのです。(『開祖随感』9巻125頁)

【7月20日 温かい目で見守り続ける】
 信仰は個人の回心(えしん)こそ大事といいますが、自分一人でそれができる人は、そう多くはないのではないでしょうか。その人の仏性をみんなが信じきって、少しくらいの失敗はあっても温かい目で見守り続けてあげる。その励まし、期待に応えなくてはならないという意欲が、人を生まれ変わらせるのです。(『開祖随感』9巻123頁)

【7月19日 よいところを見る秘訣】
 よく人さまから「会長はどんな人に会ってもよいところを見られ、どんなことが遭っても、いいほうに解釈されますが、何か秘訣があるのですか」と尋ねられることがあります。
 秘訣といえるかどうか知れませんが、私はいつも、仏さまなら、こういう人にどう対されるか、こういうことに対してどう考えられるかと思い起こして、その真似をさせてもらおうとつとめてきました。(『開祖随感』9巻14頁)

【7月18日 何かを学び取る努力が人生を変える】
 人の言うことには、ついケチをつけたくなったり、気に入らないことだとそっぽを向きたくなってしまうものなのですが、そこで感情に流されてしまうか、そこから何かを学び取ろうと努力するか、その違いで、その人の人生がまるで違ったものになってしまいます。(『開祖随感』9巻115頁)

【7月17日 心の壁をくずす】
 初めは形だけでもかまいません。互いに、いいところを見つける努力をして、ほめ合う。すると心の中の壁がとれて、気を許し合えるようになります。(『開祖随感』9巻85頁)

【7月16日 人が慕い寄ってくる】
 相手の喜ぶことだけを考えていると、相手に何かしてもらいたいといった要求もなければ、不満も生まれません。こちらに感謝や尊敬を求める気持ちがあると、こんなに面倒をみてあげているのに、何ひとつ返してくれない恩知らずの人だ、などといった不満が頭をもたげてくるわけです。これでは、どんなにしてあげても、人が慕い寄ってくるわけがありません。(『開祖随感』9巻75頁)

【7月15日 人の持ち味を生かす】
 堅固な城の石垣は、丸い石、四角な石、三角の石がきっちりと組み合わされ、積み上げられて、びくともしないものになっているのだといいます。それと同じで、それぞれ特徴を具えた人が一つに結束してそれぞれの力を出しきれるかどうか。そこが組織の決め手です。(『開祖随感』9巻73頁)

【7月14日 感謝の言葉】
 どんなことにも満足して、それをいつも口に出して言うことにしている、という方がおられました。毎日の奥さんの料理でも「うまい、うまい」と口に出して言うと不思議においしくなるものだといわれるのです。
 同じ口から不平の言葉が出るか感謝の言葉が出るかの違いで、人間関係も環境も、まるで違ったものになってしまいます。(『開祖随感』9巻45頁) 

【7月13日 人の喜びを喜べる人②】
 人は自分では気づかずに人のアラを探す虫眼鏡(むしめがね)を持ち歩いているといいます。自分よりかなりすぐれた人を見ても、「まあ、私と同じくらいかな」としか見えない。自分と同じ程度の人は、はるかに下のように見えてしまうわけです。
 人の喜びをどれだけ喜べるかが、自己中心をどれだけ克服できているかのバロメーターになるのではないでしょうか。(『開祖随感』9巻19頁)

【7月12日 人の喜びを喜べる人①】
 人の喜びをわが喜びとして、人の苦しみ悲しみをわが苦しみ悲しみとすることは難しいことなのですね。人の苦しみに同情することはできても、人がほめられたり、抜擢(ばってき)されて昇進したりするのを心から喜んであげるのは至難なことなのです。口では「おめでとう」と言いながら、心のなかは「あの人がほめられるくらいなら、私だって」という思いがわいてくるのです。(『開祖随感』9巻18頁)

【7月11日 菩薩行の目標】
 観世音菩薩はその人その人にふさわしい姿で身を現わされて、「つらいね」と隣で言ってくださいますね。高みに立って「こうしなさい」とは言われません。(中略)
 いつも人さまと同じ立場に身を置いて、一緒に仕事をさせてもらっていると、それぞれの人が口には出さなくても、胸にさまざまな思いを抱いているのが見えてきます。その思いを本当に分かってあげられる人間になりたいと努力していくのが、本当の人間の魅力を具える修行です。菩薩行の目標はそこにあります。(『開祖随感』8巻300頁)

【7月10日 人さまを認める】
「人は、何を求めて生きるのか」というのが心理学の最終的なテーマだそうですが、そこを突き詰めていくと、どんな人も自分の値打ちを人に認めてもらいたいという痛切な願いを持っていることが分かるそうです。(中略)
 どんなに忙しくても、一人ひとりへの思いやりを忘れてはなりません。その努力を忘れると、自分もだんだん人から軽くあしらわれるようになってしまいます。(『開祖随感』8巻294頁)

【7月9日 心から慕われるリーダー】
 嫌われるリーダーになりたかったら、部下が話し始めたらすぐその話の腰を折って、自分の言い分だけ押しつけること毎日続けていればいい、というのです。(中略)
 どのような組織であれ、メンバー同士が互いに相手を見下し、侮(あなど)るようになったら、もう組織の力は発揮されません。みんなの内に秘められた力を信じ、それを尊敬し合う礼拝行に徹してこそ、信頼して人にまかせ、人に譲れる寛容さが具わります。
 それが具われば、必ず心から慕われるリーダーになります。(『開祖随感』8巻272頁)

【7月8日 人生の成功の秘訣②】
 法華経には、出会う人出会う人を「あなたは仏になる人です」と徹底的に拝みぬく常不軽菩薩の礼拝行が説かれています。「それが前世での私の修行だった」とお釈迦さまは話されます。また、自分の命を狙う弟子の提婆達多(だいばだった)を「前世、私の師となって悟りを開かせてくれた大恩師であった」と語られるのです。
 そしてお釈迦さまは、「私は教えを聞いたらすぐにそれを実行して、仏の悟りにいたることができたのです」と教えられています。まさにプラス思考で、すべてをよき師とし、その教えをすぐ実行に移す成功者のお手本といえましょう。法華経は人間を成功に導く最高の手引き書なのです。(『開祖随感』8巻263頁)

【7月7日 人生の成功の秘訣①】
 成功している経営者には、共通点があるといいます。勉強好きで働くことが好き、どんな相手、どんな問題にぶつかっても、よいほうだけを見られるプラス思考型、そして、周囲によい師を見つけるのが上手で、学んだことをすぐ実行する……。
 これができれば、事業にかぎらず人生の成功間違いなしです。(『開祖随感』8巻262頁)

【7月6日 本物になる】
 ある教団では、「神に会いたかったら外に出よ」という教えがあるそうですが、街に出て接するさまざまな人びとこそ、神の使いであり、それによって自分が磨かれていくのだと教えているわけです。
「若しは信 若しは謗(ほう) 共に仏道を成ず」という経典の言葉があります。教えどおりに行じている人はもちろんのこと、かりにいま道からはずれているようにみえる人であっても、自分のゆがみを映して見せてくれる仏さまなのだ、と拝めるようになったら本物です。(『開祖随感』8巻249頁)

【7月5日 相手の願いが見える人】
 私たちのサンガでも、信者を指導してあげるのだといった気持ちでいると、信者さんの本当の気持ちや願いが分からなくなってしまいます。みなさんの姿を通して仏さまを見せていただけるのだ、という心になると、一人ひとりの願いが見えてくるのですね。そうなると、黙っていても信者さんがお仲間を誘って道場にお連れくださるようになってきます。これが仏性礼拝行なのです。(『開祖随感』8巻238頁)

【7月4日 仏性に目覚めさえすれば】
 佼成会の道場に行くと、「よくきてくれましたね」と大切にしてもらえるのですが、どうじてこんなに大事にしてもらえるのかと思うと、「あなたは仏性を具えているのですよ。仏になる人なんですよ」と合掌してくださるのです。人に拝まれたことなどないから、みんなびっくりして、そこで初めて、「こんな自分でいてはならないんだ」と気づくのですね。
 心を閉ざしている人を無理やり道に入らせようとしたって、できるものではありません。仏性に目覚めさえすれば、だれに命じられなくても自分で立ち直っていくのです。(『開祖随感』8巻219頁)

【7月3日 だれにも慕われる人】
 だれにも慕われる人付き合いの名人が、その秘訣について「どんな相手にも丁寧に接し、心から相手をほめ、感謝を忘れないこと」と言っています。(『開祖随感』8巻215頁)

【7月2日 「下がる」とは】
 自分が本当に下がれたかどうかをみるバロメーターは、人を心からほめられるかどうかです。いくら下がったつもりでも、人のアラばかりが目につくのは、自らを高くしている証拠です。(『開祖随感』8巻214頁)

【7月1日 人を引き寄せる笑顔】
 いろいろな人に出会い、いろいろなことにぶつかったとき、それをよいほうに解釈できるようになると、どんなことにも、どんな人にも、よい一面があるのを発見できるようになります。すると、なによりも自分がいちばん楽になるのです。
 自分の隣にいる人の、よいところを一つだけ見つける努力をしてみてください。それだけで、苦の種だったことが、ちっとも苦にならなくなって、いつもニコニコしていられりょうになります。その笑顔に人は引き寄せられるのです。(『開祖随感』8巻200頁)

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