青年に贈る ~ 庭野開祖語録
- 2016/12/30
- 青年が創る
青年に向けての立正佼成会の創立者である庭野日敬開祖の言葉を紹介し、庭野開祖の青年への思い、期待をお伝えします。
○ 夢こそ若々しさの源泉であり、夢をもつことこそ若者の資格である。
○ 私たちは、青年の夢が大きいからこそ、頼もしく思っているのです。
○ 危険を恐れるのは、人間の本能にはちがいないのですけれども、その恐れよりも未知の世界へのあこがれのほうが強いのが、青年の本質なのです。
○ 青年が、未完成であるのは当たり前のことなのです。そこから一歩ずつ前進していくことが尊いのです。
○ 青年はつねに理想主義的であり、現状に不満を感じ、なんらかの形でそれを変革しようとする意欲をもつものです。それが青年の青年たる特質だといってもいいのです。
○ 青年の青年たる特質は、つねに新しさを求め、深遠な真理を求めて向上することにあります。
○ いつの時代でも、新しい機運の推進者は青年であります。
○ 青春時代の迷い・悩み・混乱・挫折などは、自分の精神を鍛錬し、また一生の道を発見する前提として、たいへん貴重なものだ。
○ 青年時代は、養分になるものは何でもガムシャラに吸い取り、自分の目標に向かってガムシャラに突進すべき時期なのです。
○ 好奇心のない青年は青年ではない。
○ 若い人には意気がなくてはいけません。自尊心とか、正義感から燃え立つような、そういう力がないと向上しないものです。
○ 宮沢賢治の「雨ニモマケズ」の詩の中に、‟雨にも風にも負けず、そして人にでくの坊だと言われてもちっとも動じないような人になりたい”といった言葉がありますが、青年はすべからく、そういう気持ちになっていただきたい。
○ いつの時代でも歴史を変えるものは青年です。この日本を素晴らしい国にするための大使命は、諸君の双肩にかかっているのです。
○ 青年のみなさん、もうあなたは子どもではない。責任あるひとりの人間です。両親や、先輩や、社会に寄りかかり、甘える精神をかなぐり捨て、「われこそ宇宙の中心なり」の気概をもって、たくましく生きていってほしいものです。
○ 青年たちよ、もっと燃えてほしい。燃え上がってほしい。そして行動してほしい。それが青年たるものの本来の特質なのですから。
○ 青年のみなさん、絶対に自分を卑小視してはいけません。本当にあなたは、無限の可能性をもっているのです。
○ 青年のもつべき最高の目標は、世界平和の実現だ。
(『庭野日敬法話選集』別巻より引用)