第1回「市民社会のためのリーダー養成塾」開塾!!
- 2018/4/30
- 教会からのおしらせ
本塾は市民社会からの要請に応えるべく、立正佼成会の庭野日敬開祖が提唱した『法華経』の真精神に基づく、“地域社会における平和活動の実践”をより力強く展開していくことのできる「人財」(=地域社会においてかけがえのない人材)を養成していくための塾です。
塾生は、会社員、主婦、企業経営者といった15名、1年間を通して学びます。それぞれ、「地域でボランティア活動を始めたい」、「世の中のためになるNPO法人を立ち上げたい」、「まず自らが学び、その学びを地元の青年たちに伝えたい」といった「志」を持っての参加です。
第1回の講義内容ならびに講義は以下の通りです。(講義順)
1.市民社会が求める宗教とは? 講師:近藤雅則(塾長、立正佼成会仙台教会長)
2.現代における「学問のすすめ」 講師:齋藤忠夫(特別講師、東北大学名誉教授)
3.人間としての生き方~松下幸之助師に学ぶ~ 講師:村井嘉浩(特別講師、宮城県知事)
4.困難を乗り越えていく力とは 講師:小宮位之(NPO法人 八王子つばめ塾 代表理事)
5.世のため、人のために、私たちができること 講師:新井 純(NPO法人 仙台支え愛サポートセンター 理事)
6.市民自らによる「よりよき社会づくり」の心と実践 講師:青木淳子(NPO法人 仙台夜まわりグループ 事務局次長)
講義形式は、それぞれの講師の先生から講義を頂き、その後、講師を囲んでの質疑応答、座談会、そしてグループでのシェアリングと続いていきました。
そして最後に、テーマ「私たちは世の中のために何ができるか?」というグループ討議をふまえて、《もし今、自分が地域でボランティアグループを立ち上げるとしたら?》という命題をもとに、それぞれが創意工夫をして自由に「地域ボランティア計画書」を作成し、提出する課題が提示され、第1回の塾が閉塾されました。
【塾生の感想(抜粋)】
・人材育成とは、自他共に成長していくことと改めて受け止めさせて頂いた。
・宗教の存在について改めて考えることができた。深い内容なので、宗教の果たすべき役割も含めて、今後も心の中で自問自答していきたい。
(1.市民社会が求める宗教とは? より)
・多様な物事を常に学び続けることの大切さ、必要性を教えて頂いた。
・「学問のすすめ」は、子どもたちへの学問のすすめだけでなく、大人の私自身に必要なことと思いました。
(2.現代における「学問のすすめ」より)
・松下幸之助さんの生き方として、「今日一日、素直でありたい」と毎日願うことに感銘した。
・リーダーとして一番大切なこと、それは「謙虚になること」。まず、謙虚な自分でありたいと思いました。
(3.人間としての生き方~松下幸之助師に学ぶ~より )
・自分が志を持って行動すれば、必ず理解者、協力者が現れる。まず自らの志をはっきり持つことの大切さを学んだ。
・自分自身がこれからさせて頂きたいことは、困難なことかもしれないが、“困難だからこそ、やる価値がある”と思えた。
(4.困難を乗り越えていく力とは より)
・世の中ため、人のために私ができることは、自分の生活する身近なところにたくさんあるのだと思った。
・身近な地域で必要としている人に今できることをさせて頂く。そのことが「はじめの一歩」だと感じた。
(5.世のため、人のために、私たちができること より)
・「できる人が、できる時に、できる事を」という活動が大切であり、またスタッフ自身の心に「楽しさ」が必要であると認識した。
・支援することで相手も幸せになり、そのことで自分も幸せになる。共に幸せになる‼とても素晴らしいことだと思います。
(6.市民自らによる「よりよき社会づくり」の心と実践 より)
第2回は6月9日(土)〜10日(日)、東京杉並区の立正佼成会本部で開塾されます。