💑 シリーズ「私の認めて・ほめて・感謝する」(第1回)仙台教会婦人部
- 2020/11/1
- 青年が創る
私たち仙台教会婦人部では、「私の認めて・ほめて・感謝する」をテーマに、一人ひとりの婦人部員さんの“声”をシリーズでご紹介していきます。
第1回は、A.Kさんのご登場です。
「私の認めて・ほめて・感謝する」(第1回)
A.K
私は褒める事が苦手な怒りん坊お母さんです。
娘が小学生だったある日、一冊のメモ帳を見つけました。そこには、
「こんなに頑張ってるのにまた怒られた」
とか、
「ママなんて大嫌い」
「ムカつく!」
などなど、娘の気持ちがいっぱい書いてありました。
いつも私の抑えつける力に押されてか、自分の気持ちをなかなか表に出さない娘なので、どんな風に感じて、どのように考えているのかイマイチ分からなかったのですが、そのメモを見て、頑張ってることを認めてもらえない娘の胸の内にあるたくさんの悔しさを知ることができました。
こんな思いをさせていたのかというショックと同時に、娘の本当の気持ちを知ることができて少しホッとした思いもありました。何が一番娘を傷つけたのか、また傷つけていたのか…それはやっぱり頑張った努力を認めてあげられなかったことです。
できなかったところに娘に気付いてもらい、成長して欲しい一心だったのですが、それは親があえて言わなくても本人が一番分かっていることだと思えました。私は母親として自分の言動を反省し、そして結果の良し悪しに関係なく、娘が努力したところを具体的に上げながら、「よく頑張ったね」と言うように、なるべく心がけていきました。
今では、娘の表情の変化やいろんなことの結果を見ても、それは効果絶大だと実感しています。
現在、娘は中学生になりお互いに話し合える関係になってきました。
「最近のママはどぉ?」
って聞くと、
「前よりもだいぶほめてくれるようになったよ」
と私の頑張りを認めてくれます。
娘が紙切れに自分の思いを書けたこと、私に気付くチャンスを頂けたこと、それらが今に繋がっていること、すべてに感謝しながら、また次の成長に繋げていけるよう、娘の心、姿を鏡としてこれからも精進いたします。
合 掌