明けまして おめでとうございます 立正佼成会 仙台教会
- 2017/1/1
- 教会からのおしらせ
旧年中は、たくさんのご厚誼を賜り、誠に有り難うございました。
「共創に向けてのネットワーク」として、昨年スタートした仙台教会ホームページでございますが、皆さまのご閲覧と叱咤激励のお陰さまで新年を迎えさせていただくことができました。
ここで、「共創のためのネットワーク」の理念を端的に表しております、私ども立正佼成会の創立者である庭野日敬開祖の言葉をご紹介いたします。
自己犠牲が菩薩行
宗教の目的は、自分を無にして他のために尽くす奉仕にあるといっても過言ではありません。
この人間の社会は、すべての人の働きが網の目のようにつながり合って営まれています。その交流が完全に行われている社会が「健全な社会」です。その交流を円滑にするのには、まず、自分が他に尽くしていく働きが必要なのです。それによって、まわりの人が自分を助けてくださるようになります。そうした奉仕によってつながり合い、心が通い合うようになると、健全な社会が、さらに「美しい社会」となっていくわけです。
ですから、健全で美しい社会を築くのには、それぞれの自己犠牲が欠かせないわけで、この奉仕の精神こそが人間の最も崇高な精神です。それが日常生活のいたるところで発揮されるようになった社会が、寂光土にほかなりません。
お釈迦さまは、その自己犠牲を菩薩行として示されて、人さまへの奉仕に生きる菩薩への志願に立つ人を一人でも多くつくっていくことこそが平和世界建設の根本である、と教えられたのでした。新しい年を迎え、一人ひとりがその志願に立ってがんばりたいものです。
(『開祖随感』2巻より)
私ども立正佼成会 仙台教会も、宮城県全体が「健全で、美しい社会」となっていきますよう自己犠牲の精神を忘れずに、また皆さまへの「ありがとう」という感謝の心をもって、新しい年を一歩、一歩、力強く歩んで参りたいと思います。
合 掌
平成二十九年 元旦
立正佼成会 仙台教会