
🎍明けましておめでとうございます。
令和7年は、大変お世話になりました。迷いながらソロ~りそろりとでしたが3月の会長先生の米寿本部参拝をスタートに再開・再会がはじまり彩回(色とりどり出会いの回数)が重ねられまた。
令和8年は、60年に一度の丙午です。「人間万事塞翁が馬」の精神で前進してまいりたいと思います。宜しくお願いいたします。
「午・うま」には、馬の意味はありません。「午」の年は、善い意味でも「高まり」「極まる」ことを経験し、また「対抗する」「ぶつかる」事象に遭遇することが多いようです。新しい年の幕が上がり、世界じゅうに安らぎがゆきわたる転換の年となるよう、前向きに精いっぱい進みましょう。
『佼成』1月号の会長法話 宮沢賢治に学ぶ①大きな視点と菩薩のこころ
・「銀河系」を意識して生きる
令和8年、宮沢賢治生誕130年
「世界がぜんたい幸福にならないうちは個人の幸福はあり得ない / 自我の意識は個人から集団社会宇宙と次第に進化する / この方向は古い聖者(せいじゃ)の踏みまた教へた道ではないか / 新たな時代は世界が一(ひとつ)の意識になり生物となる方向にある /
正しく強く生きるとは銀河系を自らの中に意識してこれに応じて行くことである / われらは世界のまことの幸福を索(たず)ねよう 求道すでに道である」
(『農民芸術概論綱要(のうみんげいじゅつがいろんこうよう)』序論)
会長先生のご法話における「宇宙船地球号」にのりあわせるあらゆる命を尊重することの大切さは、賢治の銀河系にまで広がるスケールの大きな精神と慧眼(けいがん)に学び、より大きな視点で自他の幸福を考え実践することが、私たちの課題であり責務であると、教えてくださいました。
このような意識を若者の心に「植える」ことこそ「人づくり」の本質である、とのことです。百年前の岩手県の花巻(花巻農業学校)での講義において、語られたこと一節が今に蘇る不思議な感じがしています。
・「雨ニモマケズ」手帳は“経典”
賢治自身が「断ジテ / 教化 / 考(かんがえ)タルベカラズ!」と戒めているとおり、人を教化(きょうけ)しようという意図がないこと。ただひたすらに「世界のまことの幸福」を願い、みんなが救われてほしいと念じながら、自分の信じるところを純粋に、正直に表現したものに違いないと。~あらためて、宮沢賢治の作品を読ませて頂きたいと思います。
そして、先生は「雨ニモマケズ」の記された手帳の最初のページに「道場観」が書写され、そして「勧請」を表す構成で、あたかも本会の経典の如くです、と仰っています。
開祖さまのご著書『仏教のいのち法華経』の中に、「法華経の教えは、宗教・宗派を超えたものです。いわゆる一乗精神に貫かれた総合宗教ともいうべきものです。ですから、ほんとうに真理を追究する人ならば、他宗派の人でも、他宗教の人でも、これを礼賛(らいさん)して惜しみません。~現代の文学者のなかで法華経精神の最大の発現者であった宮沢賢治の、有名な「雨ニモケズ」の詩の全文を読みなおしていただきたいと思います。」と記述を見つけました。
雨ニモマケズ
風ニモマケズ
雪ニモ夏ノ暑サニモマケヌ
丈夫ナカラダヲモチ
慾ハナク
決シテ瞋(いか)カラズ
イツモシヅカニワラッテヰル
(中略)
ミンナニデクノボウートヨバレ
ホメラレモセズ
クニモサレズ
サウイウモノニ
ワタシハナリタイ
会長先生の賢治の言葉でやさしく翻訳された『常不軽菩薩品』との表現にしましても、令和8年は、「歴史や伝統を尊重しつつ前進する」との年頭法話を頂戴し、今一度真っ新(まっさら)な心で学びなおし、実践をしてまいりたいと思います。本年は、東日本大震災の発災から15年。あらためて、「雨ニモマケズ」が世界中に発信されました。
「世界のまことの幸福」を願い、皆さんとご一緒したいと思います。
本年も宜しくお願いいたします。
岩間由記子


















