“人を思いやる心が 自らを本当の幸せに導いてくれる!” 教会長 近藤雅則(平成31年2月)

IMG_0299 今月の『佼成』(2月号)には、がん患者の人たちに希望を与える活動している多賀城市在住の藤原英理花さんの文章とフォトが紹介されています。がんを宣告され、絶望の中にありながらも、他の人に希望を与える活動している藤原さんは会員ではありませんが、真の菩薩だと思います。心からエールを送ります。

 さて、今月の会長法話は、「人を思いやる心の習慣」がテーマ。
「憐愍(れんみん)の心を生じ大慈悲を発(おこ)して将(まさ)に救抜(くばつ)せんと欲(ほっ)し、又復(またまた)深く一切の諸法(しょほう)に入(い)れ」という「無量義経・説法品」の一節が紹介されています。
 相手を苦から救い出すためには、なによりも自分本位のとらわれや執着から離れて、ものごとの真実を見極めるよう精進することが大切であるという意味です。

 悩み・苦しみを抱え、佼成会に救いを求めて入会してきた人に、自分のことはさておき、他の幸せのために、行動すること(お導きや手どり修行)を勧められます。そのことによって、苦にとらわれていた心が薄れ、苦の根本原因が自分自身にあることに気づくことができるのだと思います。
 また、相手のことを心配し、思いやりの行動を繰り返すうちに、それが習慣化し、いつのまにか自分本位の心から離れ、人を思いやる慈悲の心がしだいに身についてきます。その結果、ものごとの真実が見えるようになり、正しく生きがいある人生を歩めるようになる。これは、佼成会の救いの一つだと思います。人を思いやる心が、自らを本当の幸せに導いてくれるのです。

 息子のところに来たお嫁さんが外国人だったら、あなたはどのように受けとめますか?実際に、ある会員さんのところに、アジアのある国からお嫁さんが来ました。“どうして、うちの息子のところに外国人の女性が・・・・・”どうしても受け入れることができなかったそうです。周囲のサンガの仲間からアドバイスを頂いたり、励まされたり・・・、なんとか受け入れようと真剣に努力しました。そして、徐々に、徐々に、お嫁さんとの距離が近づいていったそうです。
 ある日、自宅で野菜が収穫できました。近くに住む息子の家にも分けるため、お嫁さんに取り来るように声をかけました。ここからが素晴らしい展開なのです。取れた野菜を使って、お嫁さんといっしょに料理を作ったそうです。そして、いっしょに食べたそうです。とてもおいしかったそうです。最高にうれしかったそうです。

 料理がおいしかったこと・・・、いっしょに食べたこと・・・、これもうれしかったことに違いありません。でも、一番うれしかったことは、自分の心の中にあった“お嫁さんを思いやる心”に気づいたことではないでしょうか。この歓びこそ、人間本来の歓び、仏性の歓びだと思います。この誰もが持っている「人を思いやる心」を認め、芽生えさせ、大きく育てることが本会の大事な使命だと思います。

合 掌

  平成31年2月1日

立正佼成会仙台教会
教会長 近藤雅則

DSCF1725 決定

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