“拝むことで輝きだす!” 教会長 近藤雅則(令和元年8月)

大島議員と2019(決定)

大島九州男 前参議院議員(中央)と共に

 今月の会長法話は、自分の「宝」を輝かせるがテーマ。
 皆さんは、自分が持っている「宝」とは何だと思いますか?「宝」と言えば、高価な宝石や財産と考える人が多いかもしれません。“英語が得意”“サッカーがうまい”など能力を考える人や“やさしさ”“真面目さ”など性格と考える人も多いと思います。あるいは、“家族”“友人”“仕事”“社会的地位”“健康”“若さ”・・・と考える人もあると思います。
 そこであらためて質問します。あなたは、どんな「宝」を持っていますか?

 財産や能力、家族、友人、地位、健康・・・という「宝」は確かに大切なもの。あればあるほど、自信にもつながります。しかし残念ながら、それらは変化します。いつまでもあるわけではなく、不確かなものなのです。
 また、他人と比べて自分が上だと思うと優越感を感じ、逆に自分が下だと思うと劣等感を感じるのです。よって、いつも他人のことが気になり、自分の持っている「宝」に確かな自信がもてず、不安が絶えないのです。

 先の参議院議員選挙において、重度の障がいを持ちながらも当選した候補者に対し、「あなたは、ただ生きているだけで価値がある」と訴えていた政治家がいました。重い障がいがあれば、できることは限られます。他の人のお世話や社会の支えがなければ、生きていくこともできないでしょう。そのような人は、「宝」を持っていないのでしょうか?

 法華経は、すべての人間が無量の「宝」を持っていると説くお経です。その「宝」“仏性”と呼んでいます。文字通り仏の性質という意味ですが、無始無終で、不生不滅の仏の“いのち”を持っているということです。また、真理を悟った完全円満な人間になる可能性を持っているという意味でもあります。
 すべての人間が例外なく、この“仏性”を有して生まれてきた究極の価値ある存在であり、この自覚こそが、絶対の自信と安心を得ることなのです。
 ただ、この“仏性”は目に見えず、簡単に気づけるものではありません。特に現代人のように物質的豊かさに心を奪われ、自己中心的な生き方をしていては気づきにくいのです。

 では、どうしたら気づけるのか。法華経は「他の人の“仏性”を信じ、それを拝んでごらん」と勧めています。そうすることで、「自分自身の“仏性”がイキイキと輝きはじめますよ」と教えています。
 “仏性”を拝むなんて難しいと感じる人は、相手の“長所”や“すばらしいと感じるところ”を認めて、褒めて、感謝するところから始めてみましょう。立正佼成会は、人の“仏性”を認めて拝むことによって、自分の“仏性”を輝かすことをめざす集まりなのです。

 2019年8月1日

立正佼成会仙台教会
教会長 近藤雅則

DSCF4316

関連記事

平和へのメッセージ

注目の記事

  1. 一食募金箱 キャッチ画像
    立正佼成会「一食(いちじき)平和基金運営委員会」は、令和2年度の運営計画を発表しました。今年度の予算…
  2. HP 決定1(キャッチ画像)
    2月15日、立正佼成会仙台教会にて「市民講演会」(主催:仙台教会「あおばの会」)が開催されました。講…
  3. 文議長 白議員と(決定)
    2020年1月3日から6日まで、仙台教会において「韓国平和友好使節団」を派遣しました。訪問の目的の第…

一食を捧げる

  1. 一食募金箱 キャッチ画像
    立正佼成会「一食(いちじき)平和基金運営委員会」は、令和2年度の運営計画を発表しました。今年度の予算…
  2. 保科丸森町長に支援金(決定)
    私たち立正佼成会「一食平和基金運営委員会」では、台風19号により甚大な被害があった宮城県に対して、総…
  3. P_20191201_113441
     令和元年12月1日㈰「一食地域貢献プロジェクト2019贈呈式」を開催しました。今年は、「特定非営利…

関連リンク

ページ上部へ戻る