💎 庭野日敬開祖「一日一言」~毎日のことば~(令和5年11月)

開祖さま(2023.11 HP)

 11月は庭野開祖の誕生月です(生誕日15日)。庭野開祖が帰依した『法華経』に基づく「久遠のご本仏さま(本仏釈尊)」と「仏性礼拝行」について、庭野開祖のおことばを「一日一言」としてご紹介します。

【11月30日 究極の心の依りどころ】
 われわれの目の前にある万物万象は、すべて無常で移り変わるものです。一つとして究極の心の依りどころとなるものはありません。では、この世にそのような存在はないのか。それがあるのです。一つだけあるのです。それが久遠実成の仏さまです。(『躍進』より)

【11月29日 仏さまはわたしを思っていてくださる】
 ご宝前で読経したあとの心が澄み切っているとき、そのまま静かに座ってジッと思いを凝らしてごらんなさい。 ― 仏さまはわたしを思っていてくださる。わたしの仏性を拝み出そうとしていてくださる― くりかえしくりかえし、そのような瞑想をしてごらんなさい。あなたの魂はいつしか仏さまのみ心に吸いこまれていき、そこになんともいえない喜びがわき上がってくるでしょう。それが、法悦(ほうえつ)というものです。(『佼成』より)

【11月28日 勇気百倍して】
 自慢話をするわけではありませんが、私はこれまで、さまざまな苦しみに出会い、もう絶望的だと言いたくなくような事態にも、たびたび直面しました。けれども私は、ご法のお陰さまでくじけることなく、「この苦しみこそ私を成長させてくださる仏さまのおはからい」と自分を励まし、むしろ勇気百倍してその試練に立ち向かったものでした。(『開祖随感』より)

【11月27日 お釈迦さまの約束】
 法華経の中にはさまざまに示されている功徳の大本は何かといいますと、それは「仏の命が永遠であること、仏さまはどんな場所にもおられ、見守られ、ご守護くださっていることをハッキリと知ることから生まれてくるのだ」とお釈迦さまは約束してくださっているのです。(『躍進』より)

【11月26日 仏さまの悲しみ】
 お釈迦さまは、「今此(こ)の三界(さんがい)は 皆是(こ)れ我が有(う)なり 其(そ)の中の衆生は 悉(ことごと)く吾(わ)が子なり」とおっしゃっておられます。
 その仏さまの子どもである人間が、互いに争い合い、搾取(さくしゅ)し合うことをやめられずにいる姿を、仏さまはどんなに悲しんで見ておられるかしれません。すべての人が、具えている仏性を開顕し、それぞれの特徴を生かし、善き因縁のもとに有意義な人生を送ってほし、と法華経の論旨は一貫してすすめられています。(『開祖随感』より)

【11月25日 陰を信じる】
 「陰」というのは、目に見えないはたらきのことで、つまりは目に見えない仏さまのお手配を信じることです。火のないところに煙は立たないように、実体のないところに陰は生じません。信仰をもたない人は現実に目に見えるものしか信じないでしょうが、信仰者は目に見えない神仏を信じますから、その「陰」をも信じるのです。目に見えぬ神仏に護(まも)られているという実感を得て、大安心(だいあんじん)の境地に安住することができるのです。(『躍進』より)

【11月24日 させていただく】
 人さまに法を伝えたり、日常のいろいろなことをしてさしあげるときなどは、相手より一段高い立場に立って「してやる」という高ぶった気持になりがちですが、そうではなく一歩下がって、「仏さまのお力によってさせていただく」と考えるのが仏教者の姿勢というものです。(『躍進』より)

【11月23日 自己を見つめるとは】
 二つの面があります。一つは「自己の本質は完全円満の仏性である」と観ずることです。もう一つの面は「現象としての自己は罪業深重(ざいごうじんじゅう)の凡夫(ぼんぷ)である」と観ずることです。この二つは表裏一体を成すもので、どちらを欠いてもほんとうの信仰は成り立ちません。(中略)言葉を替えていいますと、「自己の本質の尊厳さ」と「現実の自己の不完全さ」の両面をみつめることなしには、ほんとうの人間向上はありえないということになります。(『躍進』より)

【11月22日 お釈迦さまの理想を実現するために】
 宇宙の大生命(久遠の本仏)に生かされている真実を知る縦の喜び、その喜びを多くの人に分かとうとする横の愛情、この縦と横とが交わって十字となり、その十字が動き出して車輪のように回転して卍(まんじ)のすがたとなったそのときにこそ、お釈迦さまの理想は実現することになるのです。(『佼成』より)

【11月21日 み心のままに】
 自分の力ではどうにもならなくなったとき、人はだれしも病気を治してください、子どもが受験に合格しますようにと神仏にお願いするのですが、そのあとに必ず、「でも、み心のままに」とつけ加えることを忘れないようにしている、という人がおられました。仏さまのおはからいにおまかせしてしまうと、どんな結果であっても、ある時を経て「これがご守護だったのだ」と思い知るときが、必ずくるのです。(『開祖随感』より)

【11月20日 幸福になるための条件】
 お釈迦さまのお言葉にも「いまの生命(いのち)あるは有り難し」とあります。この「有り難い」と思う心、これが幸せになる第一条件です。
 いまこうして何とか暮らしているのは有り難いことだと思う。人さまのちょっとした親切にも有り難いと思う。天気がよければ暖かく有り難いと思い、雨が降ればいいお湿りだと有り難く思う。わたしどもは「大難が小難」という言葉をよく使います。転んでケガをしても、大難に遭うかもしれなかったのにこれぐらいの小難ですんだ、有り難い・・・という感謝の心です。(『躍進』より)

【11月19日 信仰の醍醐味】
 仏さまに心から惚れ込んでしまうと、おっしゃるひと言ひと言に、「はい」と素直に返事ができます。仏さまのおっしゃるとおりに一つでもできると、うれしくてたまらなくなってきます。これが、法華経に命をかけることだといってもいいと思うのです。
 そうなったら、もう、しめたものです。仏さまの偉大な力と、私たちの精いっぱいの努力の二つが一つになって、自分が変身してしまうのです。これが信仰の醍醐味です。(『開祖随感』より)

【11月18日 仏さまは必要なものを】
 仏さまはどんなときも、この患難(げんなん=悩みや苦しみ)の多い世でのあなたを、しっかりとお見守りくださっておられるのです。
 私たちは神仏にお祈りするとき、自分の欲しいもの、自分の願いがかなうようにお願いしますが、仏さまは、私たちの欲しいものでなく、必要なものをお与えくださるのです。(『開祖随感』より)

【11月17日 仏さまのご守護】
 仏さまのご守護とは、摩訶不思議な力で私たちの願いをかなえてくださることではありません。私たちがどんな困難にぶつかろうと、仏さまはいつも私たちについていてくださって、「私が見守ってあげているから、大丈夫なのですよ」「あなたは、そこを乗り越えることができる力を具えているのですよ」と後押ししてくださり、私たちの力を、ありったけ引きだしてくださるのです。それが仏さまのご守護です。(『開祖随感』より) 

【11月16日 経力を頂戴する】
 私たちが読誦するその法華経の経典の一文字一文字に、仏さまの願いが宿っています。また、これまで数えきれない人たちによって読誦されてきた祈りが、お経にはこもっています。その仏さまの願いと一つになり、人びとの祈りと一つになったときに、法華経の経力を頂戴することができるのです。(『開祖随感』より)

【11月15日 美しい姿】
 拝む心こそ、拝まれるに値する心だといいます。人を拝む謙虚さ、神仏に合掌してその願いをわが願いとさせていただきたいと祈る姿ほど、美しい姿はありません。(『開祖随感』より)

【11月14日 仏さまといつも一緒】
 仏さまのお姿は私たちの肉眼では見えませんが、教えどおりに行じると、仏さまの存在がはっきりと見えてきて、その大きな懐に抱かれている自分に気づかずにいられません。
 信仰をしている私のいちばんの幸せは、仏さまがいつも一緒にいてくださるのを感じられることです。その幸せを、私は最近、さらにしみじみと思わずにいられないのです。(『開祖随感』より)

【11月13日 真の大安心】
 信仰の究極は(中略)仏と自分がほんとうの親子である、一体であるという確信をもつところにあります。そうしてこそ、真の大安心が得られ、自由自在の身となることができるのです。(『新釈法華三部経』より)

【11月12日 目の前の仏を拝む】
 私たちは、家庭で、職場で、社会で、数えきれない人に出会います。その一人ひとりに仏さまがいらっしゃるのです。その仏さまを拝んでいくのが万億の仏を供養することだともいえましょう。自分を守ることに汲々(きゅうきゅう)とするのでなく、出会う人のすべてに喜びを与えていける自分になる決意をしようではありませんか。まず、自分が光り輝く存在にならなくてはなりません。(『開祖随感』より)

【11月11日 他人も自分も一つのいのち】
 道元禅師は、自他ともに一つのいのちを生きる存在であるとして「他己(たこ)」という言葉を用いられました。私たちは自分と他人を異なる存在と峻別(しゅんべつ)しがちですが、他人も同じ仏のいのちを生きるもう一人の自分なのです。自他が一体であれば他人が不幸のままでは自分も本当の幸せにはなれません。人さまのための慈悲行は人間のつとめだからというのではなく、自己を向上させてもらうためのものであるのです。(『開祖随感』より)

【11月10日 人びとの仏性の開顕のために大切なもの】
 法華経の目的とするところは成仏、つまり人格完成であり、寂光土の実現です。これは本会の会員綱領にもはっきりと示されています。そのためには、なによりもまず人びとの仏性を開顕しなければなりません。そこでいちばん大切なのが智慧と慈悲なのです。(『開祖随感』より)

【11月9日 久遠の本仏と一体】
 真理は一つであり、本仏は宇宙に遍満しておられます。われわれすべての人間がその真理を悟り、行じ、そして久遠の本仏と一体であるという実感をまざまざと得ることができるならば、まさに宇宙全体が一つの仏国土となるのです。(『庭野日敬法話選集』より)

【11月8日 仏さまと同じ生命をいただいている】
 無限、永遠の生命をもたれ、あらゆるところに存在する仏さま、そして、どうしたら衆生を早く成仏させられるかと、仏さまは、それだけを念じておられるのです。私たちはその仏さまにまもられ、生かされているのです。そして大事なことは、私たちはその仏さまと同じ生命をいただいているのだということです。
 そう考えると、この人生を堂々と、自信をもって、明るく、大安心の境地で歩むことができるはずです。(『三霊山瞑想』より)

【11月7日 私は仏の子】
 仏性開顕と簡単にいいますが、どうしたら仏性を開顕できるのかです。
 まず、「私は仏の子だ」と自分に言い聞かせて、心からそう思い込んでしまうことです。すると、もう怠けてなんかいられません。腹が立ったなどと、ふくれているわけにもいきません。(『開祖随感』より)

【11月6日 真実の自分】
 仏とは、この世のすべてのものを生かしているいのちで、人間もそのいのちの一つのあらわれですから、本来は清浄無垢の、自由自在の存在です。譬諭品で「悉(ことごと)く是(こ)れ吾が子なり」といわれるとおり、みんな「仏の子」なのです。
 しかし、人間はこの真実になかなか気づけません。自分の五体を自分であると思い込み、五官が欲するものをあれこれと追い求め、それが思うようにならないために、悩んだり苦しんだり、また、まわりの人を悩ませたり、苦しめたりしているのです。(『人生の杖』より)

【11月5日 二つの礼拝行】
 法華経には、石を投げつけられようが、杖でたたかれようが、一心に相手を拝み続ける常不軽菩薩の礼拝行が説かれています。そしてもう一つ、自分に仇をなす相手をもお師匠さんと拝む「提婆達多が善知識」の礼拝行が説かれます。この二つの礼拝行を忘れずにいれば、信仰者として合格だと思うのです。(『開祖随感』より)

【11月4日 仏性の芽を見つける】
 私たちの目は、相手を見るときは欠点ばかりが見え、自分を見るときは、いいところばかりが見えるようにできているようなのです。仏性を拝むとは、それとは逆に、相手の欠点は目に入れず、美点のほうだけを、一つでも見つけようとする見方といえましょう。
 仏性とは、完全無欠であることではなく、仏になる可能性を秘めているということです。その仏性の芽を見つけて大事に育てあげていくと、大きく成長した芽が殻を破って、仏性全体が見事に輝きだしてくるのです。(『開祖随感』より)

【11月3日 まちがいのない真実】
 あらゆる人間が仏性をもっていること、いや人間がほんらい仏性そのものであることは、どこから突いてもまちがいのない真実です。(『庭野日敬法話選集』より)

【11月2日 家庭が大事】
 いつも自分を見ている人がいる場所に仏さまはいらっしゃるのです。仏さまを、自分以外の遠いところに見るのではなくて、自分の身近な場で、あるいは自分のなかに仏を発見することが大事なのです。だから、在家仏教では家庭が大事なのです。(『笑顔のさきに「常住此説法」』より)

【11月1日 仏さまのはからい】
 親が子どもを強く育てるために、その願いとは違うように見えるものを与えることがあるように、仏さまは、いま私たちにいちばん必要なものをお与えくださいます。
 安穏無事とは、なにごとも起こらないことではなく、どんなことが起ころうと、それを乗り越える力を具えていることです。非常の試練とみえることが、その力をつけてくださる仏さまのおはからいだったと分かるときが、必ずきます。(『開祖随感』より)

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「仏足石」(写真はイメージです)

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