💎 庭野日敬開祖「一日一言」~毎日のことば~(令和6年9月)
- 2024/9/1
- 心を創る
今月9月も庭野開祖の折々のことばを、「一日一言」と題して毎日1つずつご紹介していきます。
【9月15日 どんなに年をとっても】
どんなに年をとっても、自分はなんのために生きるのか、何ができるのかと、自分の本当の生き甲斐を見つける努力を続けていくことが、なによりも大切です。(『開祖随感』11巻より)
【9月14日 この道を行けば】
その人が最大のピンチに立たされているときこそ、「この道を行けば必ず救われるのですよ」と、力強く言いきるアドバイスが必要です。指導者にとっていちばん大事なのは、その確信です。(『開祖随感』11巻より)
【9月13日 リーダーの危険信号】
どんな有能なリーダーであっても、部下のみんな「おっしゃるとおりです」と、まったく反対意見を言わなくなったとしたら、これはむしろ危険信号です。(『開祖随感』11巻より)
【9月12日 発心(ほっしん)と精進】
まず始めることが大事、それが発心です。(中略)人に言われて、仕方なく、嫌々やらされる努力ではなく、自分がやりたくてやる努力、それが精進です。(『開祖随感』11巻より)
【9月11日 佼成会のサンガ】
人さまのために、こんなに真剣になれる自分になれたことがうれしくてたまらない。真剣に行じたお陰で、法華経が本当に功徳のある教えなのだと身をもって知ることができたのがありがたくてたまらない。そういう人たちの集まりによって佼成会のサンガがつくられてきたのです。そうした会員さんの姿を見て、私は、自分を忘れて人さまのために真剣に打ち込む姿ほど美しいものはない、としみじみと思うのです。(『開祖随感』11巻より)
【9月10日 妙佼先生】
妙佼先生は、信者さんの一人ひとりに「信仰者は、背におぶった子の言葉も仏さまの言葉として聞いて反省しなくちゃならないんですよ」と、それこそ、子どもの育て方から台所の掃除にいたるまで、手をとって教えられる。そして、私が『法華経』や日蓮聖人のご遺文で学んだことを、信者さんにかみくだいて伝えてくださるのです。(『開祖随感』11巻より)
【9月9日 年齢とともに】
私なども、年とともに足元が心もとなくなり、説法をするのにも昔のように言葉がすらすらと出てくるというわけにはいかなくなりました。しかし、細かなことにとらわれずに、ものごとの本質を把握するといった能力は、年とともに上昇していくのだそうです。(『開祖随感』11巻より)
【9月8日 素直さ】
素直さは、その人の人生でいちばんの財産なのではないでしょうか。この素直さは、若いときに身につけてしまうことが大事です。(中略)小さいうちに、どんな言葉もまず「はい」と言って聞く習慣を身につけてしまうのです。すると、教えられたことがスッと心に入ってきて、それが身についていきます。(『開祖随感』11巻より)
【9月7日 戒律が身を守る】
仏教の教えでどうして人が幸せになれるのかというと、その基本は、仏さまの戒めを守ることにあります。
殺生(せっしょう)をしない。盗まない。浮気や不倫をしない。うそを言わない。酒にのまれない。―まず、この五戒を守るのがその出発点です。(『開祖随感』11巻より)
【9月6日 いいところも悪いところも】
いいところも悪いところもきちんと見て、それを相手に上手に伝えてあげることができるようになれば、「この人は本当に自分のことを思って言ってくださる方だ」と、心の底から納得してもらえるのです。(『開祖随感』11巻より)
【9月5日 なるほど】
私は、すぐれた霊感のようなものを持っているわけではなく、まことに平凡な人間ですが、一つの取り柄は、わりあい素直なところかなと思うのです。どなたの話を聞いても、「なるほど」と素直にうなずかされるのです。(『開祖随感』11巻より)
【9月4日 お説法】
説法でいちばん大事なのは、「この教えを実践すれば、あなたもこんなに幸せになれるのですよ」という一念に尽きます。(『開祖随感』11巻より)
【9月3日 いつもほほえみを】
いつも人さまにほほえみをもって接するのも、立派な菩薩行なのです。自分ではどんなに修行しているつもりでいても、人に嫌な思いをさせて平気でいるようでは、信仰者とはいえません。(『開祖随感』11巻より)
【9月2日 すべては心から】
お釈迦さまは、「もろもろのものごとは意(こころ)が先に立ち、意が最上のものであり、意よりなる」と教えられています。すべては心によるというのが、仏教の出発点です。(『開祖随感』11巻より)
【9月1日 二度の誕生】
人は二度誕生すると言います。一度目の誕生は、言うまでもなく両親から命をいただいて、この世に生まれてきたときです。そして、ご法に遇い得て、大いなるいのちに生かされ、自ら志願してこの世に生まれてきた自分であることに目覚める。これが第二の誕生です。(『開祖随感』11巻より)