💎 庭野日敬開祖「一日一言」~毎日のことば~(10月)

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 立正佼成会を創立した庭野日敬開祖の珠玉のおことばを「一日一言」と題して、毎日更新し、1つずつご紹介していきます。10月は『法華経』の教えをもとにした、自らの人生をより輝かせていくための庭野開祖のお言葉を紹介していきます。

《10月22日》
人間の目標
 人間の向上の究極の目標はなんでしょうか?仏の境地です。その境地は、われわれ凡夫にとっては、遠い遠いかなたにあって、とうていゆきつけそうにはおもわれません。それでいいのです。ゆきつけそうにない境地であればこそ、それをめざしてはるかな旅をつづけることができるのです。どんなに遠くても、ゆくてに光り輝く世界があるのですから、一歩一歩に希望があるのです。一足一足に勇気が湧くのです。(『新釈法華三部経』より)

《10月21日》
現在をたいせつに生きる
 今日をたいせつにしなければなりません。現在をたいせつにしなければなりません。われわれは、便宜上時間というものを考えて、過去があり、現在があり、未来があるというふうに分けていますが、ほんとうは、われわれの心身に過去・現在・未来の区別はないのです。
 川の流れの、目の前の一メートル幅だけを断ち切って、これが現在の流れだとして、そこから上流は過去の流れであり、そこから下流は未来の流れであるとすることはできますまい。上流から下流までひっくるめて、すべての流れが現在の川です。それとおなじように、われわれの心身もずっとひとつづきのものであって、つねに現在であるといっていいのです。
 ですから、現在をたいせつにしなければならないのです。現在をたいせつにすれば、上流に濁りがあっても、それはかならず澄んでくるのです。そして、それが確実に美しい下流をつくるのです。現在は一瞬にして消えるはかないもののように見えますが、それは永遠に存続するものです。そして、われわれはつねに現在を生きているのです。現在を見つめましょう。現在をたいせつにしましょう。(『新釈法華三部経』より)

開祖さま

《10月20日》
すべての場所が道場
 お釈迦さまは、林のなかの菩提樹の下にすわって、瞑想(めいそう)にはいられたのです。そこで道を求めて修行されたから、〈道場〉というのです。このように、道を求めて修行する場所は、どこであっても道場にほかなりません。心がけしだいで、家庭も道場になり、職場も道場になります。電車のなかも、グラウンドも、ありとあらゆる場所が道場となるわけです。(『新釈法華三部経』より)

《10月19日》
仏を見る
 
われわれが仏の教えを心から信仰すれば、ひとりでに仏さまが見えてくるのです。なにも仏さまの姿が見えてくるのではない。仏さまが自分といっしょにいてくださることが自覚されてくるのです。(『法華経の新しい解釈』より)

《10月18日》
仏さまのお手配とは
 現在のわれわれは仏さまのお声を直接聞くことはできません。しかし、人の説法を聞いたり、いい本を読んだり、他の人の行いなどを見ていて、「なるほど、そうか」と気づくものがあって、それが生き方の方向転換になることはしばしばありますね。また、自分自身、これまでたどってきた道を振り返ってみて「これでいいのか」と気づいて、よりよい生き方を模索することもあります。
 信仰をしていくうえでは、そういう「気づき」が大切なんですよ。それが仏さまの「お手配」にほかならないんです。(『躍進』より)

《10月17日》
あなたが仏さまのことを思えば
「衆生 仏を憶念(おくねん)すれば、仏 衆生を億念す」
という言葉があります。
 あなたが仏さまのことを思えば、間髪を入れず、仏さまはあなたのことを思ってくださるのだ‥‥というのです。
 仏と衆生との交流にはなんらさえぎるものはない。思えば、思われる。念ずれば、念ぜられる。祈れば、救われる。美しくも、尊い信仰の妙境です。(『佼成』より)

《10月16日》
平和のための三つの柱
 平和ということには三つの柱がある、とわたしは考えています。それは―

 第一に、戦争がないこと。戦争をしないこと。
 第二に、飢えと貧困に苦しむ人々がいないこと。そういう状態をなくすこと。
 第三に、人間と自然が仲よくし、調和が保たれていること。

 この三つです。この三つが揃わなければ、平和とはいえないでしょう。(『躍進』より)

《10月15日》
「陰」をも信じる
「陰」というのは、目に見えないはたらきのことで、つまりは目に見えない仏さまのお手配を信じることです。火のないところに煙は立たないように、実体のないところに陰は生じません。信仰をもたない人は現実に目に見えるものしか信じないでしょうが、信仰者は目に見えない神仏を信じますから、その「陰」をも信じるのです。目に見えぬ神仏に護(まも)られているという実感を得て、大安心の境地に安住することができるのです。(『躍進』より)

《10月14日》
正しい〈信〉とは・・・三宝帰依
 正しい〈信〉とは、何を信ずるのでしょうか。わたしは、仏教徒であるかぎり、つぎの三つを信ずるのが根本であると断じたいのです。

①この宇宙の根元は、絶対唯一の存在(真如すなわち久遠の本仏)であり、われわれはその大生命に生かされていることを信ずる。

②その久遠の本仏、すなわち絶対唯一の大生命の存在を悟得し、その悟得を衆生に伝えるために説かれた釈迦牟尼世尊の教えが、最高の真理であることを信ずる。

③釈迦牟尼世尊の説かれた教えを正しく学び、正しく守り、正しく行ずる人びとの集まりである正定聚こそ、この世に理想国土を建設する力の基盤であることを信ずる。

(中略)すなわち、上に述べた三大信根は、三宝帰依の精神にほかなりません。(『躍進』より)

《10月13日》
仏教でいう慈悲とは
 自分自身が久遠実成の仏さまに生かされているという真実を心の底からつかむことができれば、他のすべての人も自分と同じであり、同胞、兄弟姉妹であることが実感できる。みんなが同じいのちにつながっている、という一体感を覚えるようになる。したがって、すべての人に対する平等な、深い愛情が生じてくる。仏教でいう慈悲というのは、このような愛情のことなんです。(『躍進』より)

《10月12日》
我汝を軽しめず
 私はよく、機会あるたびにこんな質問を受けることがあります。どのような気持ちで宗教協力に全身全霊を傾けているのかと、また、世界の宗教者に平和を呼びかけても、何の利益にもならない、考え方が甘いのではないか、という声を耳にすることもあります。
 それに対しての私は、みなさんが朝夕のご供養にあげている二十番の「常不軽菩薩品」の精神をもっていつもお答えしているのであります。「常不軽菩薩」は、あらゆる人の成仏を信じて拝み、かえって疑いをもたれ石をぶつけられたのです。(中略)
 平和は常不軽菩薩の拝み合う心から生まれます。ですから、私も常不軽菩薩品にある「我汝を軽しめず」の心境で世界平和に向けて、宗教者による平和運動を行なっているのです。(『庭野日敬法話選集』より)

《10月11日》
十指双掌(じっしそうしょう)をあわせて合掌
 法則で見た場合には三法印、宗教的な心の姿勢としては三宝帰依。この仏・法・僧の三宝に帰依することが宗教のいちばん大切な心の姿勢で、成仏という大事業に向かって、“仏道を成ぜん”という願いを形に表すと十指双掌をあわせた合掌になるわけです。すべての人を仏道に入らしめよう、導きをさせてもらおうという決じょうもそこにあるのです。(『ほっしん』より)

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《10月10日》
一つの徳を積み続ける
 日常すべての行ないを仏さまの教えに合致させること…これに尽きるのですが、しかし、それではちょっととらえどころがないように感じられるかもしれません。そういう人には、ある一つの徳を積むことに意識を集中することをおすすめします。いや、わたしがすすめるというより、われわれが信奉する法華経が、それをすすめているのです。(中略)
 たとえば常不軽菩薩は、「人間礼拝(人の仏性を拝みだす)」というただ一つの行を、一生のあいだ根気よくつづけられました。その結果、まさに寿命が尽きようとするとき宇宙の真理を自得することができ、寿命を増益(ぞうやく)されて、大衆のために、その真理を説かれたのでした。(『躍進』より)

《10月9日》
法華経の功德の大本(おおもと)とは
 法華経の中にさまざまなに示されている功徳の大本は何かといいますと、それは「仏の命が永遠であること、仏さまはどんな場所にもおられ、見守られ、ご守護くださっていることをハッキリと知ることから生まれるのだ」とお釈迦さまは約束してくださっているのです。(『躍進』より)

《10月8日》
幸せになる第一条件
 地球が出来てから六十億年も経っているんですが、その長い長い年月の中で、いまこうして同じ時期に生まれ合わせている人類みんなは、考えられぬほどの深い因縁につながっているわけです。「一期一会」どころか、「六十億年一会」なんです。有り難い出会いなんです。それなのに、その人間同士が苦しめ合ったり、殺し合ったりするなんで、こんな愚かなことがあるでしょうか。
 わたしどもが幸せになる根本原理は、そこのところにあると思います。お釈迦さまのお言葉にも「いまの生命(いのち)あるは有り難し」とあります。この「有り難い」と思う心、これが幸せになる第一条件です。(『躍進』より)

《10月7日》
仏心の琴線(きんせん)に触れるお導き
 いいかげんな気持で、通りいっぺんなことをいっていたのでは、相手の胸にひそんでいる仏心の琴線に触れることができません。琴線にふれなければ、仏心は振るい動きだしてこないのです。
「この人にも仏心はある。かならずある。それをめざめさせてあげるのだ」という張りつめた心で、魂の底からほとばしり出る真実のことばをもって説くならば、いかなる相手であろうと心を動かさずにはいられません。それが、仏心の琴線に触れるお導きであります。(『佼成』より)

《10月6日》
リーダーの最大の条件
 だれしも長所のない人間はありません。ましてや、奥の奥にある仏性は、万人が等しく持っているのです。それを認める。確認する。そうした上で相手を見る。これが、リーダーたるものが心得なければならぬ最大の条件だと言っていいでしょう。(『躍進』より)

《10月5日》
恋慕渇仰(れんぼかつごう)
 法華経の如来寿量品に「恋慕渇仰」という言葉があります。
 仏さまが「一切衆生はわが子である」とまでおっしゃってくださり、いつも見守ってくださっていることは教義的によく理解できますし、仏さまが相(すがた)のない存在であることもわかっています。けれども心の片隅には、生きている人に対するように仏さまを恋い慕う気持ちがあって、それは抑えようとしても抑えきれないものです。ですから、「一心に仏を見たてまつらんと欲して、自ら身命(しんみょう)を惜しまず」というひたむきさをもわいてくるのです。(『人生の杖』より)

《10月4日》
変化を超越した人
 われわれ凡夫は、自分の生活の上に起こるさまざまな変化に、いつも心を動揺させられています。雨が降れば降ったでうっとうしいと感じ、日が照れば照ったで暑くてたまらんと不平をもらすのです。これが凡夫です。ところが、かわりばんこに雨が降ったり日が照ったりすればこそ、地球上の生物は生きておられるのだということを大きな目で眺められる人は、〈日々是好日(にちにちこれこうにち)〉で、いつも心楽しくニコニコしていることができます。これが悟った人です。変化を超越した人です。(『新釈法華三部経』より)

《10月3日》
教えのたゆまぬ実行
 ダイヤモンドの原石の泥をおとし、附着している雑鉱をけずりおとし、セッセと磨きをかけて曇りをとってゆくうちに、燦然たる光がかがやきだすのです。「これはダイヤモンドだから値うちがあるんだ」といって、ほうっておいたのではなんにもなりません。また、いいかげんな磨きかたでも、ほんとうの輝きはでません。
 とにかく、悟ろうと力んだり、あせったりするのはムダです。それより、教えをすこしずつでもいいから、たえず実行してゆくことです。そうしていうるうちに、自然と人格が磨かれてゆき、光がでてきます。自分は光っているつもりではなくても、はたからみれば、美しい輝きを発しているのです。悟りとか、人格の完成というものはこんなものなのです。(『新釈法華三部経』より)

《10月2日》
相手の仏性を認めることで
「他のすべての人にも仏性があるのだ、完成された人間になる可能性があるのだ」
という真実を悟ることができれば、ひとを見る目がガラリと変わってきます。悪を悪と認め、欠点は欠点と見ながらも、その人の本質の善を信ずるならば、徹底的に憎んだり、排斥(はいせき)したり、捨ててかえりみなかったりすることなく、その人を尊い、ひとりの人間として受け入れる気持になってくるのです。寛容とは、そんな気持をいうのです。
 そういう寛容の心をもってひとに対すれば、その人の可能性を伸ばしてあげたいという気持が、ひとりでに生じてきます。そんな気持を慈悲というのです。
 仏教で対人関係における最大の美徳としている寛容も、慈悲も、つまりは、ひとの仏性を認めることによってわいてくるものであることを知らねばなりません。(『仏教のいのち 法華経』より)

《10月1日》
『法華経』はすべて仏性発見のため
 釈迦牟尼如来の本体だけが、宇宙の大いなるいのちなのではありません。一切衆生の本体が、やはりその大いなるいのちなのです。とすれば、われわれの本質は仏と一体であるということになります。そのような人間の本性を、仏性というのです。法華経は、終始その仏性を人間に発見させるために説かれたお経なのです。(『仏教のいのち 法華経』より)

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