💎 庭野日敬開祖「一日一言」~毎日のことば~(令和6年11月)

2021 6

 今月11月15日は、庭野日敬開祖誕生日です。今月も庭野開祖の折々のことばを、「一日一言」と題して毎日1つずつご紹介していきます。

【11月30日 礼拝行】
 常不軽菩薩の礼拝行を思いだしてください。常不軽は自分に打ちかかり、石を投げつける人をも、拝み続けます。今、どんな悪行に走っていようと、それは仮の姿で、やがて仏の子である本性が表に現われ、仏になってくれるのだと信じきっているのです。(『開祖随感』10巻より)

【11月29日 自分の器】
「気は長く、心は広く、腹立てず、自分は小さく、他人は大きく」という古歌があります。どれだけの人を受け入れられるかで、自分の器は決まります。(『開祖随感』10巻より)

【11月28日 まず、やって見せる】
「やってみせ、言ふてきかせて、させてみて、ほめてやらねば人はできぬぞ」という慈雲尊者の言葉があります。
 人に何かを教えようとするとき、私たちは、つい言って聞かせることが先になってしまうものです。(『開祖随感』10巻より)

【11月27日 新たなる決意】
 出会うひとのすべてに喜びを与えていける自分になる決意をしようではありませんか。(『開祖随感』10巻より)

【11月26日 真理をつかむ】
 学問にせよ芸事にせよ、また武道やスポーツであれ、一つのことを通してものごとの深さを知り、人間というものを突き詰めていってその核心をつかむと、万事に通ずる真理がつかめます。(『開祖随感』10巻より)

【11月25日 情報社会だからこそ】
 情報社会になればなるほど、自分の信じるものをしっかりと持つことが大切で、それには、行学二道がどうしても必要なのです。(『開祖随感』10巻より)

【11月24日 苦を見すえる】
 苦を滅するには「まず苦を見すえること」というのが、お釈迦さまの教えです。(『開祖随感』10巻より)

【11月23日 わが子に具わる宝】
 外側からは見えない宝を、子どもはそれぞれに持っています。そのかけがえのない宝を引きだし、伸ばしてあげるのが、親の役目です。(『開祖随感』10巻より)

【11月22日 正義はほほえみをもって】
 正義は、人に気づかれないように、ほほえみをもって行なってこそ光輝くのです。(『開祖随感』10巻より)

【11月21日 自分が善い縁に③】
 初めから、善い人間、悪い人間の違いがあるのではなく、それぞれに、そうなる因縁の積み重ねがあって、いま、それが現われているわけです。ですから、いまどんな姿を見せていようが、自分がその人にとって善い縁になっていこうと志願する。それが菩薩行だといってもいいと思うのです。(『開祖随感』10巻より)

【11月20日 自分が善い縁に②】
 仏教の教えの根本は縁起、つまり縁によってすべてが起こるという教えです。縁とは出会いのことで、その出会いを、よいほうに転じられるかどうかが、私たちの修行だといってもいいでしょう。(『開祖随感』10巻より)

【11月19日 自分が善い縁に①】
 人が本当に変わるのは、本人が変わろうと本気になったときです。その本気を引きだすのが、まずこっちが変わって相手の善き縁になることなのです。(『開祖随感』10巻より)

【11月18日 幸福への出発点】
 私たちが幸福になるその出発点は、親孝行、そして、ご先祖さまへの供養にあるといえましょう。(『開祖随感』10巻より)

【11月17日 慈悲心とは】
 慈悲心とは「この人に、どうしても幸せになってもらわなくては」という願いと、実際に、幸せにしてあげる力を持つことです。(『開祖随感』10巻より)

【11月16日 困難なとき、順調なとき】
 苦境に対して、人は思いのほか強いものです。「これは大変だぞ」と構えができると、相当な困難にも耐え、自分でも気づかずにいた力がわいてきます。
 怖いのは、逆に事が順調にいっているときで、ついわがままを通したくなってしまう。その心の隙(すき)が怖いのです。(『開祖随感』10巻より)

【11月15日 私のいちばんの幸せ】
 信仰をしている私のいちばんの幸せは、仏さまがいつも一緒にいてくださるのを感じられることです。その幸せを、私は最近、さらにしみじみと思わずにはいられないのです。(『開祖随感』10巻より)

【11月14日 毎日のご供養】
 毎日のご供養は、親の願いにこたえる誓いであり、ご先祖さまの願いをかみしめる行でもあります。(『開祖随感』10巻より)

【11月13日 お題目】
 お題目は、目に見えない仏さまと私たちの心を結ばせていただきたいという願いの言葉、と考えたらどうでしょう。(『開祖随感』10巻より)

【11月12日 新しい出会い】
 新しい出会いには必ず新しい幸せが待っているのです。そう信じきっていると、幸せのほうからこっちへ近づいてきてくれるのです。(『開祖随感』10巻より)

【11月11日 プラス思考のすすめ②】
 いつも笑顔を忘れずに、大きな声で、明るい返事を、と心がけるだけでも、心はガラリと変わってしまいます。(『開祖随感』10巻より)

【11月10日 プラス思考のすすめ①】
 私たちはだれしも、自分を守ろうとする自己防衛本能のほうが先に働くようにできていて、「もしも失敗したら大変だ」と身構えてしまうのですが、だからこそ、つとめて積極的に、よいほうにと考える習慣をつけておくことが大切だと思うのです。(『開祖随感』10巻より)

【11月9日 励ましがコツ】
 力づくで人を動かすことはできません。自分でその気にならないかぎり人は動くものではありません。
 どうしたら、本気になってもらえるか。やはり、その人のよいところを見つけて、励ましてあげることが大切です。(『開祖随感』10巻より)

【11月8日 食膳での合掌】
 食膳での感謝の合掌は、たくさんの物の命を頂戴して生かされている私たちの命を、他を生かすことに役立てる誓いともいえましょう。(『開祖随感』10巻より)

【11月7日 実行の大切さ】
 よいことを聞いたら、すぐに実行する人と、そのときは「大事なことだ」と思っても、翌日はもう忘れてしまっている人がいます。また、実行し始めても三日坊主で終わる人と、ずっと続ける人とがいます。その違いが人生を分けてしまいます。(『開祖随感』10巻より)

【11月6日 これは、おもしろくなってきたぞ】
 何か事が起こると、「さあ大変」と言うのが口癖になっている人がいますが、いつもお話をするように、私は逆に、難問がくると「これは、おもしろくなってきたぞ」と自分に言い聞かせるのです。そこの紙一重の差が大事だと思うのです。(『開祖随感』10巻より)

【11月5日 一つの自信が】
 一つのことをへこたれずに続けていれば、必ず、なにかがつかめます。一つ自信ができると、それが、さまざまな自信につながっていくのです。(『開祖随感』10巻より)

【11月4日 信仰者の第一条件】
 信仰者であることの第一の条件は、どんな人も信じきって、豊かな、ほがらかな気持ちで対せることだと思うのです。(『開祖随感』10巻より)

【11月3日 背中はうそがつけない】
 人さまの目というものは、正面からだけではなく横からも、うしろからも注がれています。顔や言葉をいくらつくろってみても、心に思っていることは、その姿に現われてしまうものです。(『開祖随感』10巻より)

【11月2日 ものの有り難さ】
 これまであり余っていたお米が急に足りなくなってきた、と報道されていますが、それも、お米のありがたさを教えるため、と受け止めなくてはならないのではないでしょうか。あり余っていると物のありがたさを忘れてしまうのです。(『開祖随感』10巻より)

【11月1日 相性】
 相性は性格や考え方が似ていたほうがいいんだ、いや違ったほうがいい、とさまざまに言います。しかし、大事なのはめざすべき共通の目標を持てるかどうか、心を合わせて行動できるかどうかではないでしょうか。(『開祖随感』10巻より)

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