💎 庭野日敬開祖「一日一言」~毎日のことば~(令和7年7月)
- 2025/7/1
- 心を創る
今月も庭野日敬開祖の珠玉のおことばを、「一日一言」と題して、毎日1つずつご紹介していきます。
【7月8日 無量義とは一法より生ず】
新井先生から「一つの義(真理とか正しい道理)から百千万の義が生じ、また、それを凝縮すると一に帰する」という解説をうかがって、私は初めて気づいたのだった。それまでバラバラに勉強してきたことが、「無量義とは一法より生ず」(無量義経説法品)とあるように一つにまとまり、すべては仏性開顕のための手だてとなることを知ったのであった。そのときの悦びは、まさに筆舌に尽くしがたいものだった。(『この道』より)
【7月7日 百パーセント救われる】
《法華経》は、こんな病気にはこの薬、こんな症状にはこの療法といった個々の対症療法ではなく、あらゆる病気を根こそぎ治し、あらゆる人間を完全な健康体にする根本療法ともいうべきものなのであります。(『新釈法華三部経』第5巻より)
【7月6日 生まれさせてもらった】
「生まれさせてもらった」「生かされてもらってる」ーこのことが本当にわかれば、自らしゃんとした仏性の開顕ができるんです。ごまかしのない、責任ある人生を歩めるんです。(『ほっしん』平成2年7月号より)
【7月5日 自分の心の色を変える】
「善因善果、悪因悪果」といわれるように、人間は、自分が行なったことに左右されるものであります。ところが仏さまのほうから見ると、「善因善果、悪因悪果」というのは、自分の心の色がそこに現れているのです。その心の色さえ直せば、お釈迦さまが「我と等しくして異なることなかれ」と言われるように、仏さまと同じように後光が差すようになって、何の心配もない、安らぎを得られる、そういう境地になるのです。(昭和48年9月 普門館にて)
【7月4日 変化に従う】
とらわれのない目でものごとを見れば、変化がよく見える。その変化に素直にしたがうのが、正しい生きかたである。(『新釈法華三部経』第7巻より)
【7月3日 因果の道理を悟る】
因果の道理を「なるほど」と胸の底から悟るところまでいかなくてはなりません。そこにある真理を悟らなければほんとうに救われたとは言えないのです。(『庭野日敬法話選集』第3巻より)
【7月2日 この世界は金色に輝く美しい世界】
本質においては金色に光り輝くような美しい世界なのに、心のレンズにいっぱい汚れがついているために、それを通してみる世界が汚れてみえるだけのことです。ですから、心の汚れをすっかり拭(ぬぐ)いさってしまえば、この世はこのままで寂光土にかわるのであって、法華経の教えの神髄はこのところにあるといってもいいでしょう。(『新釈法華三部経』第2巻より)
【7月1日 この現実の世界が】
仏の教えによって、心がつねに法悦に満たされておれば、この現実の世界が、楽しくて楽しくてならないところに一変するのです。どこを見ても美しく、だれを見ても菩薩に見えるのです。(『庭野日敬法話選集』別巻より)