【第8回】この世界の仕組みを理解すれば人生がより楽しくなる!! 平塚真弘(東北大学大学院 准教授)
- 2017/6/1
- 自分を創る
第8回
この世界の仕組みを理解すれば人生がより楽しくなる!!
― 宗教観を素粒子レベルで紐解いてみる ―
平塚真弘(東北大学大学院 薬学研究科 准教授)
◇感謝し、感謝されると「徳分」がどんどん貯まるらしい
人は誰かを喜ばせるために生まれてきているそうです。これは、仏様や神様(いわゆる宇宙の大生命)と同じ性質を持っているということではないでしょうか。したがって、「ありがとう」「感謝します」のようなお互いに喜びを与える言葉(言霊)を発することで、喜びの共鳴、喜びのスパイラルが始まります。良い言葉を選んで使うこと、それを習慣化することが非常に大事になります。もし、マイナスの言葉を言ってしまったら、すぐに「~と昔は言っていたけど、今は違うよ」などと否定すれば良いでしょう。
富士山を初めて見たとき、神々しくて、思わず手を合わせていました。私はこれまでに、富士山をけなす人に会ったことがありません。富士山は多くの人に喜びや感動を与えているので、いつでも誰からも感謝されています。きっと、富士山は長い歴史の中で多くの人に感謝され、その波動エネルギー(いわゆる「徳分」)が蓄積していることでしょう。だから、富士山を見ると感謝の波動エネルギー「徳分」がこちらにもやってくるので、思わず感動してしまうのでしょう。
生まれてきたばかりの赤ちゃんを見ているだけで幸せな気持ちになります。きっと、赤ちゃんは人に見られる度に感謝のエネルギー「徳分」を積んでいることでしょう。以前のコラムでお話したように、積んだ「徳分」は、「不平不満」「愚痴」「泣き言」「悪口」「文句」「不安」「批判」「比較」「憎しみ」「争い」「口論」「他人の不幸」「怒り」を言うだけで綺麗さっぱりなくなってしまいます。赤ちゃんは、これらを言わないので、「徳分」がどんどん積まれるはずです。しかし、自我が目覚めて。「不平不満」、「愚痴」、「泣き言」、「悪口」、「文句」などを言い出すと、それまでの徳分はなくなってしまいますね。それは、もったいないので、マイナスの言葉(言霊)を言わない「自分ルール」を作ってみては、如何でしょうか。
(第9回に続く。次回更新は2017年7月1日です。どうぞ、お楽しみに!!)
※お知らせ!!
7月15日(土)「盂蘭盆会」式典において、平塚真弘先生のご講演が決定しました。
仙台教会「あおばの会」第二回講演会ということで、ご講演のタイトルは「この世界の仕組みを理解すれば人生がより楽しくなる!」です。
式典は、午前と午後の2回行われ、それぞれ同じ内容でのご講演を頂く予定です。午前の部は9:00開会~11:00閉会。午後の部は13:00開会~15:00閉会となります。参加費は無料。場所は午前、午後とも立正佼成会 仙台教会です。
皆さま、ふるってご聴講ください。心からお待ちしています。