【こころの彩時記27】🌎つなぐ、つなげる、きっと一つにつながる~SDGsと私~

 かけがえのない地球の自然、環境、そして私たちの社会の中の守るべきものは守り、課題は解決し、良いものはさらにより良いものとして、近未来に生きる私たちの子ども、孫たちにつなげていく-
 そんな願いが込められた「SDGs」(接続可能な開発目標)をしっかりと認識し、また日常の中で実践することの大切さを、今、私は切に思っています。 

「SDGs」とは、Sustainable Developmentという英語の頭文字から取った略称で、エスディージーズと読みます。詳しく述べるなら、以下の通りになります。 

 持続可能な開発目標(SDGs)とは、2001年に策定されたミレニアム開発目標(MDGs)の後継として、2015年9月の国連サミットで採択された「持続可能な開発のための2030アジェンダ」にて記載された2030年までに持続可能でよりよい世界を目指す国際目標です。17のゴール・169のターゲットから構成され,地球上の「誰一人取り残さない(leave no one behind)」ことを誓っています。 SDGsは発展途上国のみならず、先進国自身が取り組むユニバーサル(普遍的)なものであり、日本としても積極的に取り組んでいます。(日本国外務省ホームページより) 

 17項目のゴール(目標)は、以下の通りです。
1.貧困をなくそう
2.飢餓をゼロに
3.すべての人に健康と福祉を
4.質の高い教育をみんなに
5.ジェンダー平等を実現しよう
6.安全な水とトイレを世界中に
7.エネルギーをみんなにそしてクリーンに
8.働きがいも経済成長も
9.産業と技術革新の基盤をつくろう
10. 人や国の不平等をなくそう
11. 住み続けられるまちづくりを
12. つくる責任 つかう責任
13. 気候変動に具体的な対策を
14. 海の豊かさを守ろう
15. 陸の豊かさも守ろう
16. 平和と公正をすべての人に
17. パートナーシップで目標を達成しよう

 このSDGsの一つ一つを知ったとき、その目標達成のキーワードが頭に浮かびました。それは、「一つに」「つながる」という言葉であり、その“こころと実践”であると私は思いました。
 「一つに」というのは、庭野開祖が示した『法華経』に込められた中心的な精神である「すべては一つ=一乗の精神」であり、「つながる」とは本会の庭野光祥次代会長が世界平和の実現に向けて示した、「惜しみなくつながる」という実践目標です。

 例えば、17の目標は個別に存在しているのではなく、それらの根本的な解決に向けて、総合的に一つの課題としてとらえつなげていく。
 また、めざす目標が17に分けられていますが、それらは世界平和達成という大きな目標として、一つにつなげていく。
 さらに、家庭ならば家族、社会ならば地域の人びと、国家なら国民、世界なら世界のすべての国の人が、心を一つにして、人類と地球全体の幸せという大きな目標のもとにつながっていく。
 仏教の大乗の精神に則って、人も動物も植物も“大いなるいのち”が宿る存在として一つにつなげていく。 

 このように、現在から未来を生きる私たちすべての人が、精神的にも、物質的にも幸せに生きていくために、この「一つに」「つながる」ということが大切であると思うのです。

『法華経』の従地涌出品では、さまざまな人生の喜怒哀楽を体験しつつ、この現実世界で真の平和づくりに貢献していくことを誓う「地涌の菩薩」が登場します。
 そして、その「地涌の菩薩」の不断の実践によって、同じく『法華経』の如来神力品で、
《すべての人々が、自己の人格向上をめざしつつ、人さまのため、社会のため、世の中のために“菩薩行の実践(思いやりの実践)をし、人の心も、世界も、すべてが一つになり、つながっていく》
と久遠本仏である釈尊が預言くださいました。 

 お陰さまで立正佼成会仙台教会では、はからずも、また微力ながらも17の目標の1、2、3については「一食を捧げる運動」「ユニセフ募金」といった平和活動を実践させて頂き、4については「無料学習塾 仙台わかば塾」を開塾し、また5、10、16に関しては、《すべての人に仏性あり》という『法華経』の精神をもとに“認めて、ほめて、感謝する”という《仏性礼拝行の実践》を行なっています。
 さらに、11、17においては、「明るい社会づくり運動」への参画や、地域社会における宗教協力、そして、ボランティアや社会福祉の諸団体との交流を通して実践をしてきました。

 2月の『佼成』の会長法話の中で、庭野日鑛会長は次の言葉で結んでいます。
 私たちは、みんな仲よく生きる世界を築く一人ひとりなのです。いつもまごころをもって、人さまに喜ばれることを喜びとする人でいっぱいの本会でありたいと思います。(『佼成』2021年2月号より) 

 私も「人さまに喜ばれることを喜びとできる私」にならせて頂くことこそが、多くの人と一つにつながり、そして、SDGsの目標達成に必ずつながっていると信じて歩んで参りたいと思います。

仙台教会ホームページ担当

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上記写真はイメージです。

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