【こころの彩時記16】 おもてなしの心 ❤

 いよいよ、来年2020年に東京オリンピックが開催されます。
 今から約6年前の2013年9月7日、国際オリンピック委員会総会で東京に招致するアンバサダー(大使)として、滝川クリステルさんが「日本のおもてなし」を紹介しました。
 その時の「お・も・て・な・し」が、2013年の新語・流行語大賞に選ばれたことは、皆さまも記憶に新しいかと思います。
「おもてなし」とは「もてなし」「お」をつけて丁寧にした言い方であり、漢字では「持て成し」と書きます。「おもてなし」の意味は「心をこめて客に応対する」「客に茶菓や酒食を供すること」と国語辞書に記されており、相手に対して真心をこめて歓待や接待をすることと言えましょう。

 皆さまもご存知のように、日本には弘法大師さまに由来する「四国八十八カ所巡礼」があります。
 その八十八カ所の寺々を巡礼するお遍路さんに、道筋の家の方が真心を込めたお接待をすることが、日本の昔ながらの風習・文化にもとづく「おもてなし」の一つとして有名です。このお遍路さんへのお接待は、相手さまへの善い行いの実践として「布施行」の精神に基づくものと言われています。

 今年も、「仙台教会 市民社会のためのリーダー養成塾」が、4月13日、14日の一泊二日の行程で、仙台市青葉区芋沢にご鎮座される大和教団「大國神社」さまで開塾されました。(詳しくは、本ホームページをご覧ください)
 開塾一ヵ月前のお打ち合わせの際、大和教団の総監であられる平松千明先生から、
 「どうぞ、朝食は当方の用意したものをお召し上がりください。本当に一汁一菜、御飯とお味噌汁にお漬物ぐらいのものですが、“市民社会のために学ばれる塾生の皆さんに召し上がって頂きなさい”と、教主の保積秀胤が申しております」
とのお言葉を頂き、朝のご祈願、教主さまのご講義のあとに、ご朝食を頂戴することになりました。

 そして、14日当日の朝、保積教主さまのご講義の感動を胸に食堂に行くと、用意されたその朝食に私たち一同びっくり!!一汁一菜どころか、目を見張るご馳走が用意されていました。
 それは、大國神社さまの信者さまから奉納された野菜、お魚、境内地で採られた山菜で作られたお料理。そして、温かく炊かれたご飯、絶妙なお味のお味噌汁。まだ肌寒く、コートなしではいられない大國神社さまで頂く朝食は、私たちの身も心も芯から温めてくださいました。
 早朝より料理を作ってくださった数名の方は皆、この二日間、私たちのためだけに来てくださった方々で、お一人は泊りがけで山形からいらっしゃり、腕によりをかけて秘伝のおダシをもとに「お味噌汁」を作ってくださっていたのです。

 「おもてなし」のもう一つの語源は「表裏なし」とも言われています。まさに字の如く「表裏のない真心と笑顔」で私たちをお迎えくださった大和教団「大國神社」の皆さまから、日本人が育んできた大切な「おもてなし」の心を改めて教えて頂きました。

合 掌

大國の 心もてなす 味噌の汁

朝御飯 決定

「おもてなし」のご朝食

早朝のご本殿

早暁の「大國神社」さまご本殿

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