👪 パパもママも大好き!(「私の認めて・ほめて・感謝する」第4回)
- 2021/4/1
- 青年が創る
私たち仙台教会婦人部では、「私の認めて・ほめて・感謝する」をテーマに、一人ひとりの婦人部員さんの“声”をシリーズでご紹介しています。その第4回はM.Iさんの体験です。
昨年の秋頃、年少さんの息子が「幼稚園行きたくない!」と言い始めました。朝、門の前まで行くと必ず足が止まり「行きたくない!」と怒り始めるので、先生が息子の好きな恐竜のおもちゃを持ってきてくれ、時間をかけて対応してくださいます。
(以前は、お友達に会えるのを楽しみにしながら通っていたのに、どうしたんだろう…)と悩んでいた冬、集団生活に慣れず、とても不安を感じている息子の様子を心配し、担任の先生から、
「早めに発達検査を受けた方がいいですよ」
と勧められました。検査の結果、発達がゆっくりだということがわかりました。
検査を受けたおかげで、息子の性格や苦手なところがわかり、園でも息子のペースに合わせた保育をしてくださるようになり、とても感謝しています。
先日、園での様子を聞くと、“一人だけ体育に参加せず教室で過ごしていること”、“工作はみんなが作ってから後で作っている”ことを教えていただきました。息子が一生懸命悩みながら、葛藤しながら、過ごしている姿がとても尊く、宝物のように思えました。私の育児は、「靴はかせて〜」と甘えてきても、「それくらい自分でできるでしょ!」と厳しく突き放したり、息子の頑張っているところを認めず、できないところだけを見て、それを必死に直そうとしていたのだなぁ…と涙が止まりませんでした。
(他の子と比べる必要はないのだ、今できていることをたくさん褒めていこう!)と気持ちが変わり、息子の気持ちを否定せず、共感しながらハグしたり、会話する時間を作っていると、「パパは好きだけど、ママ嫌い」が口癖だったのに、「パパもママも大好き!」と言ってくれるようになりました。
私が、息子のありのままの姿を受け入れていこうと思えたのは、私の悩み苦しみを聴いて、抱えてくださる家族、周りの方のおかげ様です。いつもあたたかく見守ってくださり、ありがとうございます😊
合 掌
《M.I》