わが家のご宝前に家族がそろい、新年を迎えさせていただくことは、とてもありがたいことだと思います。家族がそろってご供養をし、明るい一年のスタートをさせていただきましょう。
　特に、新型コロナウイルスのため、自宅で過ごす時間が多くなっていることから、例年にまして家族の縁を大切にしましょう。
　方法は、以下の説明を参考にしてください。多くのご家庭で実施されることを願っています。

合 掌

 令和３年１２月

教会長 近藤雅則

【ご供養の方法】
１．実施は、家族が集まりやすい最も都合のよい日時を選んで行ってください。正月三が日でなくても大丈夫です。
２．ご供養は「経典全品」、「四品」、「二品」、「一品」など、各家で決めてください。お題目三唱だけ、手を合わせて拝むだけでも結構です。
３．ご供養の後、導師が以下の「年頭誓願文」を読み上げてください。
４．その後、新年の抱負などを一言ずつ語り合うこともよいでしょう。

※一人暮らしをされている方は、仏さま・ご先祖さまを心においてご供養してください。
　私も皆さんのことを念じながらご供養をさせていただきます。

令和四年　年頭誓願文

　私たち〇〇家の家族一同は、年頭にあたり、久遠本仏（くおんほんぶつ）ならびにご先祖さまのみ前において、次のことを誓いします。
　一、私の「いのち」をつなげてくださった親と先祖を敬い、感謝します。
　二、朝の挨拶を明るくし、「ハイ」と素直に返事をし、履物（はきもの）をそろえる努力をします。
　三、お互いに相手を「認めて」「ほめて」「感謝する」の実践に努力します。
　四、困難が生じたときには、家族が心をあわせ、力をあわせて乗り越える努力をします。
　仰（あお）ぎ願（ねが）わくは、久遠本仏（くおんほんぶつ）ならびに〇〇家のご先祖さま
　どうか、私たちの本年の努力・精進をご照覧（しょうらん）くださり、我家をご守護くださいますように、さらには世界の平安（へいあん）に対し、ご加護（かご）を賜（たまわ）りますようお願い申し上げます。
　令和〇年〇月〇日
　〇〇家代表　〇〇〇〇　謹（つつし）んで申し上げます。

※「年頭誓願文」を印刷される場合は、以下の令和四年「年頭誓願文」をクリックして頂くとPDFファイル形式で表示されます。

令和四年「年頭誓願文」