家族そろって新年を迎えましょう!
- 2016/12/23
- 教会からのおしらせ
立正佼成会では、庭野日鑛会長から「斉家」(自分の家庭内をきちんとおさめること)という言葉をいただき、“ご宝前(ご仏壇)を中心としたぬくもりのある家庭づくり”を大切にしています。
新年を迎えるにあたり、家族そろって仏さま、ご先祖さまにご供養をし、「年頭誓願文」を読ませていただくことはとても大切なことですし、すばらしい一年のスタートだと思います。どうか多くの家庭で工夫し、実施されることを願っています。
方法等は以下の説明を参考にしてください。また「年頭誓願文」全文もあわせて掲載いたします。
合掌
立正佼成会 仙台教会
教会長 近藤雅則
《ご供養ならびに年頭誓願文の読み上げの方法》
1.可能な限り、一家の中心であるお父さんが導師となってご供養をし、「年頭誓願文」を読み上げます。
2.実施は、家族が集まりやすい最も都合のよい日時に行ってください。
3.ご供養は『経典』一巻としますが、四品でも二品でも結構です。場合によっては、お題目三唱だけでも結構です。
(未会員の方は、ご仏壇で家族そろって新年のご挨拶を申し上げるだけでも結構です。ご当家のご先祖さまがたいへんお喜びになってくださいます)
4.読経のあと導師が「年頭誓願文」を読み上げた後、新年の抱負などを一言ずつ語り合うこともよいでしょう。
※一人暮らしをされている方は、仏さま・ご先祖さま・離れた家族を心においてご供養をしてください。
※私ども立正佼成会 仙台教会では、元旦の朝9時から仙台教会道場にて皆々さまのお幸せと家庭、社会、国家、世界の平和を祈念して、真心からのご供養をさせていただきます。
【平成二十九年 仙台教会 年頭誓願文】
天地新生(てんちしんせい)の祥気(しょうき)に満ちて、平成二十九年が、今明けようとしています。
仙台教会にて信仰を頂く私たち○○家の家族一同は、年頭にあたり、久遠本仏(くおんほんぶつ)ならびにご先祖様の御前(みまえ)において、次のことを誓い「明るく、やさしい家庭づくり」に向けて精進(しょうじん)することを約束いたします。一、まず親がご宝前中心の生活を忘れず、「いのち」をつなげてくださったご先祖様を敬います。
二、親が率先(そっせん)して、朝の挨拶(あいさつ)を明るくし、「ハイ」と素直に返事をし、履物(はきもの)をそろえます。
三、親がいつも和顔愛語(わげんあいご)を心がけ、家族の美点を褒(ほ)め、やさしくふれあいます。
四、困難が生じたときには家族が心をあわせ、力をあわせて乗り越える努力をします。本日ここに家族がそろい新年を迎えるにあたり、私たちのいのちの大本(おおもと)である久遠本仏(くおんほんぶつ)を本尊とし、釈尊が悟られ、開祖さま、会長先生が説き示された教えに基づき、自らの心田(しんでん)を耕し、慈悲喜捨(じひきしゃ)の心を育てていくことを決定いたします。
仰(あお)ぎ願わくは、久遠実成大恩教主釈迦牟尼世尊(くおんじつじょうだいおんきょうしゅしゃかむにせそん)、別しては開祖日敬一乗大師(かいそにっきょういちじょうだいし)、脇祖妙佼慈道菩薩(わきそみょうこうじどうぼさつ)
どうか、私たちの本年の精進(しょうじん)をご照覧(しょうらん)くださり、我家(わがや)に甚深(じんじん)のご守護を垂(た)れ給(たま)い、さらには人類の安穏(あんのん)、世界の平安等の諸願成就(しょがんじょうじゅ)に対し、ご加護(かご)を賜(たまわ)りますようお願い申し上げます。
南無妙法蓮華経平成二十九年元旦
立正佼成会 仙台教会 ○○支部 ○○家一同