仏さまを描いてみよう!!〜癒しの仏画教室〜 第8回「十一面観音」

 今回は、千手観音とならんで人気の高い「十一面観音」を描いてみましょう。
 十一面観音は観音さまの基本形である聖観音の頭上に、10もしくは11の顔がある姿に変化したお姿をしています。苦しんでいる人をすぐに見つけるため、十一面は八方(東・西・南・北・東北・東南・北西・南西)と天地を見て、全方向を常に見守っているといわれています。
 十一面観音はその深い慈悲により衆生から一切の苦しみを抜き去る功徳を施す菩薩であるとされ、女神のような容姿に造られたものが多くみられます。

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 十一面観音の仏像には額や頭頂部に阿弥陀如来がいらっしゃることが多く、これを化仏(けぶつ)と言います。なぜ阿弥陀如来が装飾されているのかというと、阿弥陀如来が如来という身分を隠している姿が観音菩薩だともいわれています。
 また、手に蓮華や水瓶(すいびょう)を持つ姿が一般的です。泥の中から花を開かせる蓮の花は清浄な悟りの世界を象徴し、水瓶には功徳水と言われる私たちの苦を救ってくださる有り難い水が入っています。
 今回のこのコーナーでは、悦びを表現した、躍動感あるお姿の十一面観音を描いてみました。また、光背を蓮華の花弁でアレンジしています。今回の描くポイントは、微笑んだお顔、流れる衣文、そして躍動感です。
 どうぞ、印刷をされて、上に紙をあてて、なぞるなどして描いてみてください。
 彩色は、色鉛筆、水彩、マジック等、自由にお選びください。

【御真言:オン マカ キャロニキャ ソワカ】

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