平成30年「新年のごあいさつ」 教会長 近藤雅則
- 2018/1/1
- 教会からのおしらせ
迎 春
いよいよ新年を迎えました。本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。
“一年の計は元旦にあり”と言われます。一年の最初をどのような心構えをもってスタートするか、それが一年を決定するとも言えます。
平成30年は、どのような年でしょうか。
九星気学では、九紫火星(きゅうしかせい)の年です。九紫は火の性で、定位は南です。南は太陽が昇りきった所であり、明るく、熱く、また日没にむかう分岐点でもあります。そして、中央上部の最上位にありますので、「神」、「精神」を表します。よって、物へのとらわれから精神、智慧を大事に生活していくことが大切とされています。正式には2月4日の立春が一年の節変わりになりますので、これらの意味や心構えなどは、節分会式典の中でお話しします。
教団においては、創立80周年の大きな節目です。100周年にむけての第一歩でもあります。昨年末、会長先生から基本構想が示され、今後20年間の心構えをいただきました。これも1月28日の幹部指導会の中で、かみしめさせていただきましょう。
仙台教会においては、平成31年に発足60周年を迎えますので、来年はその準備の年にあたります。3月の春季彼岸会式典を各地区で、また下半期には、支部ごとの結集大会を開催し、60周年にむけた準備とさせていただきましょう。
私の平成30年のテーマは、昨年と同じ「心に本仏を勧請する」といたしました。ものごとが順調に進んでいる時より、むしろ理不尽と思えるような時や困難な状況の中にある時こそ、仏さまの大事な説法が隠されているように感じます。
どのような状況においてもピンチをチャンスに変えられるように、その奥に隠されている仏さまの説法をしっかり受け取れるようになりたいと願っています。そして、日々生かされていることに感謝し、喜々として過ごせるように精進してまいりたいと思います。皆さんもぜひ自分自身のテーマを定め、お互いさまにしっかり精進していきましょう。
合 掌
平成30年 元日
立正佼成会 仙台教会
教会長 近藤雅則