西日本の豪雨を受け、被災地に向けて庭野日鑛会長がメッセージを発表しました。
- 2018/7/9
- 教会からのおしらせ
西日本豪雨について
被災地の皆さまへ西日本を中心にした記録的な大雨により、深刻な災害が広範に及んでいます。状況の把握自体が困難な地域もあり、被害状況は、さらに増える恐れもあります。河川の氾濫、がけ崩れなどによって、お亡くなりになられた方、行方不明の方が大勢おられます。
本会を代表して、犠牲となられた方々のご冥福をお祈りし、ご遺族の皆さまに衷心よりお悔やみを申し上げます。また行方不明の方々がご無事であること、孤立状態の方々が救出されることを切に願い、祈願の誠を捧げてまいります。
さらには負傷された方々、家屋の倒壊や浸水、田畑の冠水等の被害に遭われた方々、避難生活を送られている方々に、心からお見舞いを申し上げます。
お亡くなりになった方々の中には、本会の信者さんもおられます。本当に悲しく、残念でなりません。
ここ数日、私は、現地の惨状を伝えるテレビ画面を、胸が締めつけられる思いで見ておりました。屋根の上で、救出を待っている方も大勢おられました。水や食料などの生活物資が手に入らない地域もたくさんあります。罹災された方は、どれほどつらく、心細い思いをなさっていることでしょう。
自然現象は、人間の力ではどうすることもできません。しかし、泥水に咲く蓮の花の如く、人間は本来、どのような困難も乗りこえていく力を具えていると教えられています。信仰を支えにし、サンガと励まし合い、近隣の方々と手を携えて、今を一歩一歩あゆんでいって頂きたいと念願しています。
本会としましても、できる限りのご支援をさせて頂きたいと考えております。本会は、被災された方々と心を一つにして、苦しみを分かち合い、復旧を目指してまいります。平成30年7月9日
立正佼成会 会長 庭野日鑛
私たち仙台教会も、犠牲になられた方々のご冥福を心からお祈り申し上げますと共に、たとえ離れてはいても、被災されました方々の心情を思い、寄り添い、心を一つにて、今、できる限りの支援をさせて頂きたいと存じます。
合 掌
立正佼成会 仙台教会
教会長 近藤雅則ならびに会員一同