💎 庭野日敬開祖「一日一言」~毎日のことば~(令和3年4月)

開祖さま 4月確定写真

 立正佼成会を創立した庭野日敬開祖の珠玉のおことばを「一日一言」と題して、毎日更新し、1つずつご紹介していきます。4月は仏教の始祖であられるお釈迦さまの「降誕会(4月8日)」を迎えます。そこで今月は「仏教の醍醐味」をテーマにお届けします。

《4月30日》
お釈迦さまの理想を実現するために
 宇宙の大生命(久遠の本仏)に生かされている真実を知る縦の喜び、その喜びを多くの人に分かとうとする横の愛情、この縦と横とが交わって十字となり、その十字が動き出して車輪のように回転して卍(まんじ)のすがたとなったそのときにこそ、お釈迦さまの理想は実現することになるのです。(『佼成』より)

《4月29日》
自分が人生の主人公
 信仰というと、無常息災、家内安全、商売繁盛を願うことのように思われがちですが、そうではありません。次から次へと問題が起こってくる人生だからこそ、それに立ち向かい、それを乗り越える力をつけてしまう。その力を与えてくれるのが信仰なのです。
 こっちがその力を具えてしまえば、どんな問題が起ころうと、平然と対処していけます。それが本当の平穏無事です。自分が自分の人生の主人公になるのです。(『開祖随感』より)

《4月28日》
心田を耕す
 私たちにとっていちばん大事なのは、いつも心を耕し続けていることなのですね。すると、いつも柔らかな心で、まわりを受け入れることができます。人の話に素直に耳を傾けられるようになります。それで自然に人が集まってきてくれるのです。
 聞き上手こそ人間関係づくりの決め手といいますが、とりわけ熟年を迎えた人にとって、心の柔らかさは宝物です。(『開祖随感』より)

《4月27日》
求める心
 経典に、「見聞触知(けんもんそくち)、皆菩提に近づく」という言葉があります。
ただ漠然と見聞きしているというのでなく、目的をしっかりと定めて毎日を生きる。真理を求める。すると、その答えが読む本の中に、会う人の言葉に、また、出合う一つ一つのことに、次々と見つかるのです。
 それはたとえば、磁石が砂の中から砂鉄をそっくり吸いつけてしまうのに似ているのではないでしょうか。(『開祖随感』より)

《4月26日》
認めれば認められる
 いくら努力しても、人は自分のことを正しく評価してくれないと不満を漏らす人がいます。その不満で、やる気をなくしたりヤケを起こしたりしたら、自滅の道をたどることになってしまいます。そこのところで、ちょっと見方を変えて「では私は、人のことをどれだけ認めてあげていただろうか」と考えてみてほしいのです。あらためて自分を振り返ると、自分も人のことをあまり認めてあげていないのですね。
 人に認めてもらいたかったら、人を認められる自分になるほうが先です。(『開祖随感』より)

《4月25日》
自分のうしろ姿で
 佼成会では「うしろ姿で導く」大切さを強調しますが、「この人についていけば間違いない」と、自分のうしろ姿で教化できてこそ本物です。
 どうしたらそれができるのか、至難なことのようにも思えますが、自分が心から尊敬する人をお手本にして、「あの人のようになりたい」と真剣になると、いつのまにか自分のうしろ姿が整ってくるのです。「拝む姿が拝まれる姿」というのもそこです。(『開祖随感』より)

《4月24日》
幸福になるための三つの条件(3)
 人のため、世のためになる行為を積極的に行うことです。他のために尽くせば、なんともいえない快い感じを覚えます。心が温まります。自分がこの世に生きている価値を、ハッキリと自覚できます。これが最高の幸福感じゃないんですか。(『躍進』より)

《4月23日》
幸福になるための三つの条件(2)
 
何か一つのことに一心になることです。中でも、自分の仕事に一心になる、夢中になる、これがどんな人にも共通の要件でしょう。夢中で働いているときは、自分では意識しなくてもやはり幸福なひとときなんです。なぜならば、世の中は無数の人間の無数のはたらきが網の目のようにつながり合い、総合されてこそ成り立っているのですから、その網の目の一部として自分がけんめいに働いていることは、とりもなおさず、天地の道理・法則の軌道の上に完全に乗っていることにほかなりませんね。そして、意識するとしないにかかわらず、人のため、世の中のために役立っているのです。だから、幸福感が無意識の底から湧き上がってくるのですよ。(『躍進』より)

《4月22日》
幸福になるための三つの条件(1)
 お釈迦さまのお言葉にも「いまの生命(いのち)あるは有り難し」とあります。この「有り難い」と思う心、これが幸せになる第一条件です。
 いまこうして何とか暮らしているのは有り難いことだと思う。人さまのちょっとした親切にも有り難いと思う。天気がよければ暖かく有り難いと思い、雨が降ればいいお湿りだと有り難く思う。わたしどもは「大難が小難」という言葉をよく使います。転んでケガをしても、大難に遭うかもしれなかったのにこれぐらいの小難ですんだ、有り難い・・・という感謝の心です。(『躍進』より)

《4月21日》
仏教の世界観、人間観
「この世のすべてのものは変化する。恒常的な存在は一つもない」
という真理と、「この世のすべてのものは相依・相関、持ちつ持たれつして存在している」という真理だけでもしっかり分かっておれば、仏教の世界観と人生観をほぼつかんだものと考えていいでしょう。(『躍進』より)

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《4月20日》
人間が変わる
 お釈迦さまは、「もろもろのものごとは意(こころ)が先に立ち、意が最上のものであり、意よりなる」と教えられています。すべては心によるというのが、仏教の出発点です。
 がんばろうという心と、怠けたいという心が、だれにも半分半分あって、それが四分六分で怠け心が勝つと、いつも怠け心に引きずられてしまうのですが、それが六分四分と、ほんのちょっと変わっただけで、奇跡が起こったように人間が変わってしまいます。(『開祖随感』より)

《4月19日》
初心忘るべからず
 つねに初心を忘れてはならないのです。もし忘れていたら、ときどき「アッ、これはいけない」と初心を思い出さねばなりません。そうしますと、これまでに積み重ねてきた経験に、純真でひたむきな初心のエネルギーがよみがえって付け加わることになりますから、ふたたび成長が始まるのです。そこに無限成長の秘密があるわけです。(『躍進』より)

《4月18日》
本当の愛情
 本当の愛情というものは、一口に言って、「相手を幸せにしたいという心」です。(『庭野日敬法話選集』より)

《4月17日》
法華経の修行
 法華経の修行を突き詰めていくと、「まず自分を変えて相手に変わってもらう修行」だといってもいいと思うのです。人が本当に変わるのは、本人が変わろうと本気になったときです。その本気を引きだすのが、まずこっちが変わって相手の善き縁になることです。(『開祖随感』より)

《4月16日》
不動心
 憍慢(きょうまん)に陥ると、人の心が見えなくなってしまうのですね。そして真実を見る目が覆われてしまうのです。それがやがて会社や国の破綻を招くもとになってしまいます。「下がる」修行こそ忍辱行(にんにくぎょう)です。これが身につくと、得意のときも溺れず、失意のときもくじけることのない不動心が得られます。(『開祖随感』より)

《4月15日》
笑顔
 人に会ったら、笑顔でちょっと挨拶するだけでもいい。笑顔は、どんな人の心も和ませる最高のコミュニケーションです。
「親を喜ばそうと思って、なにもしてあげられることがなかったら、日に二度、三度、笑顔を見せてあげなさい」という日蓮聖人のお言葉があります。笑顔は人の心を開かせる力を持っています。その開かれた心が、みんなの素直な心を引きだすのです。(『開祖随感』より)

《4月14日》
信仰の醍醐味
 仏さまに心から惚れ込んでしまうと、おっしゃるひと言ひと言に、「はい」と素直に返事ができます。仏さまのおっしゃるとおりに一つでもできると、うれしくてたまらなくなってきます。これが、法華経に命をかけることだといってもいいと思うのです。
 そうなったら、もう、しめたものです。仏さまの偉大な力と、私たちの精いっぱいの努力の二つが一つになって、自分が変身してしまうのです。これが信仰の醍醐味です。(『開祖随感』より)

《4月13日》
み心のままに
 自分の力ではどうにもならなくなったとき、人はだれしも病気を治してください、子どもが受験に合格しますようにと神仏にお願いするのですが、そのあとに必ず、「でも、み心のままに」とつけ加えることを忘れないようにしている、という人がおられました。仏さまのおはからいにおまかせしてしまうと、どんな結果であっても、ある時を経て「これがご守護だったのだ」と思い知るときが、必ずくるのです。(『開祖随感』より)

《4月12日》
仏さまは必要なものを
 仏さまはどんなときも、この患難(げんなん=悩みや苦しみ)の多い世でのあなたを、しっかりとお見守りくださっておられるのです。
 私たちは神仏にお祈りするとき、自分の欲しいもの、自分の願いがかなうようにお願いしますが、仏さまは、私たちの欲しいものでなく、必要なものをお与えくださるのです。(『開祖随感』より)

《4月11日》
寂光土とは
〈寂光土〉といっても、なにも、シーンとして静かな光が満ち満ちているだけの世界というような、消極的な世界ではないのです。すべてが生々溌剌(せいせいはつらつ)として活動しながら、しかも大きな調和を保っている理想社会をいうのです。(『庭野日敬法話選集』より)

八重桜

《4月10日》
仏さまのご守護
 仏さまのご守護とは、摩訶不思議な力で私たちの願いをかなえてくださることではありません。私たちがどんな困難にぶつかろうと、仏さまはいつも私たちについていてくださって、「私が見守ってあげているから、大丈夫なのですよ」「あなたは、そこを乗り越えることができる力を具えているのですよ」と後押ししてくださり、私たちの力を、ありったけ引きだしてくださるのです。それが仏さまのご守護です。(『開祖随感』より)

《4月9日》
経力を頂戴する
 私たちが読誦するその法華経の経典の一文字一文字に、仏さまの願いが宿っています。また、これまで数えきれない人たちによって読誦されてきた祈りが、お経にはこもっています。その仏さまの願いと一つになり、人びとの祈りと一つになったときに、法華経の経力を頂戴することができるのです。(『開祖随感』より)

《4月8日「釈尊降誕会」》
お釈迦さまのお誕生
 お釈迦さまがなぜこの世に出現されたのか、その意味をよくかみしめてみることですよ。法華経の方便品に「諸仏世尊は唯(ただ)一大事の因縁を以ての故に世に出現したもう」とありますように、お釈迦さまはただ一つの目的のために出現されたのです。その目的とは、衆生をして仏知見(ぶっちけん)を開かしめ、示し、悟らしめ、仏知見の道に入らしめんがためなのです。つまり、私たち衆生を救うためにこの世に出現されたわけで、何とありがたいことかと胸がいっぱいになります。感激で、じっとしていられなくなります。
 そのことをまずしっかりと心にとどめておくことが大事です。(『躍進』より)

《4月7日》
欲を捨てる法
 仏さまは、迷いのこちら岸にいる私たちに、「その欲を捨てなければ救われません」と強圧的に命令されるのでなく、逆に、施しの喜びを教えて、いつのまにか欲の心から離れられるように導いてくださいます。(中略)
 仏教は、あれをしてはいけない、これもしてはならないと禁じる教えではないのです。楽しく、易々(やすやす)と仏さまの世界に到達できるように導いてくれる教えが仏教なのです。(『開祖随感』より)

《4月6日》
これは、おもしろくなってきたぞ
 何か事が起こると、「さあ大変」と言うのが口癖になっている人がいますが、いつもお話しするように、私は逆に、難問がくると「これは、おもしろくなってきたぞ」と自分に言い聞かせるのです。そこの紙一重の差が大事だと思うのです。
 さあ大変と思うと、腰が引けてしまいます。反対に、「ようし」と心を決めると、すぐ行動が起こせるのです。行動を起こせば、必ずどこかに道が開けてきます。(『開祖随感』より)

《4月5日》
美しい姿
 拝む心こそ、拝まれるに値する心だといいます。人を拝む謙虚さ、神仏に合掌してその願いをわが願いとさせていただきたいと祈る姿ほど、美しい姿はありません。(『開祖随感』より)

《4月4日》
仏さまといつも一緒
 仏さまのお姿は私たちの肉眼では見えませんが、教えどおりに行じると、仏さまの存在がはっきりと見えてきて、その大きな懐(ふところ)に抱かれている自分に気づかずにいられません。
 信仰をしている私のいちばんの幸せは、仏さまがいつも一緒にいてくださるのを感じられることです。その幸せを、私は最近、さらにしみじみと思わずにいられないのです。(『開祖随感』より)

《4月3日》
法華経の説かれた目的
 真の生きがいを発見させ、みずからの努力によってそれを成長させ、質においても量においても最高のところまで発展させる・・・その精神的基盤を人びとに与えるのが、法華経の説かれた目的にほかならないのです。(『庭野日敬法話選集』より)

《4月2日》
真の大安心
 信仰の究極は(中略)仏と自分がほんとうの親子である、一体であるという確信をもつところにあります。そうしてこそ、真の大安心が得られ、自由自在の身となることができるのです。(『新釈法華三部経』より)

《4月1日》
久遠の本仏と一体
 真理は一つであり、本仏は宇宙に遍満しておられます。われわれすべての人間がその真理を悟り、行じ、そして久遠の本仏と一体であるという実感をまざまざと得ることができるならば、まさに宇宙全体が一つの仏国土となるのです。(『庭野日敬法話選集』より)

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