💎 庭野日敬開祖「一日一言」~毎日のことば~(令和6年8月)

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 今月8月も庭野開祖の折々のことばを、「一日一言」と題して毎日1つずつご紹介していきます。

【8月31日 うしろ姿が語る言葉】
 教えのとおりに実行している人が、自分の体験でつかんだことを自分の言葉で話してこそ、人の心に強く響きます。そういう人の口から出る言葉は、ひと言でも、ずしりとした重さをもって人を動かすのです。(『開祖随感』10巻より)

【8月30日 乗り越える力】
 信仰というと、無常息災、家内安全、商売繁盛を願うことのように思われがちですが、そうではありません。次から次へと問題が起こってくる人生だからこそ、それに立ち向かい、それを乗り越える力をつけてしまう。その力を与えてくれるのが信仰なのです。(『開祖随感』10巻より)

【8月29日 柔軟(にゅうなん)な心】
 正見を妨げる元凶は、先入観や固定観念です。それを捨てて仏さまの智慧に直入するのが柔軟心(にゅうなんしん)です。(『開祖随感』10巻より)

【8月28日 親である仏さま】
 仏さまが「みんな私の子どもなのですよ。私が守ってあげているのですよ」とおっしゃっられても、その思いの深さを本当に知るのは大変なことなのです。(『開祖随感』10巻より)

【8月27日 ほめ上手のひと】
 人の欠点は嫌でもすぐ目につきますが、人のよいところは努力しないと見えてきません。ほめ上手の人は、その努力を欠かさないのです。(『開祖随感』10巻より)

【8月26日 子どもたちにマナーを】
 人と人が一緒に生活していくこの社会には、人間として守らなければならない基本があるはずです。(中略)そのためのマナーを身につけさせてあげるのは、大人のつとめでしょう。(『開祖随感』10巻より)

【8月25日 心田を耕す】
 私たちにとっていちばん大事なのは、いつも心を耕し続けていることなのですね。すると、いつも柔らかな心で、まわりを受け入れることができます。人の話に素直に耳を傾けられるようになります。(『開祖随感』10巻より)

【8月24日 必要なものを】
 私たちは神仏にお祈りするとき、自分の欲しいもの、自分の願いがかなうようにとお願いしますが、仏さまは、私たちの欲しいものでなく、必要なものをお与えくださるのです。(『開祖随感』10巻より)

【8月23日 親の慈悲】
 慈悲の眼とは、ただ優しいだけの眼ではなく、その人その人の持てる力を最高に発揮させる、見守りの眼です。(『開祖随感』10巻より)

【8月22日 奉仕】
 人さまに喜んでもらえる奉仕をされた人は、よくご存知のはずですが、善いことをすると、言いようのない喜びがわいて、心が清々としてなんの心配もない日々を過ごせます。(『開祖随感』10巻より)

【8月21日 蓮の花】
 蓮の花が開くと、その花の中にすでに実が生じています。それと同じように、因と果は同時というのが仏教の考え方です。(『開祖随感』10巻より)

【8月20日 プラス思考へ】
 人の考え方の癖は、性格よりも習慣のほうが大きいといいます。なにごとも、よいほうに、よいほうにと考える習慣をつけると、だんだんそれが本物になっていきます。(『開祖随感』10巻より)

【8月19日 素直さ】
 素直さというと、人の言うなりになる生き方のように考える人もいますが、本当の勇気と自信を持たなくては、素直に他を受け入れ、自分を変えられるものではないのです。(『開祖随感』10巻より)

【8月18日 自分も人も大事】
 お釈迦さまは、「だれもが自分がいちばん大事。そのことを知ったならば、自分と同じように人を決して傷つけてはならない」と教えられていますが、「仏性礼拝」を口をすっぱくして説くよりも、どなたにもひと声、声をかけてあげる実践のほうが大事です。(『開祖随感』10巻より)

【8月17日 人徳と謙虚さ】
 人徳がなくては、人を本当にその気にさせることはできないのです。(中略)謙虚さが欠けると、聞く耳を持てなくなってしまうのですね。相手の求めているものを知らずに、自分を押しつけて平気でいるのです。(『開祖随感』10巻より)

【8月16日 優しい言葉で】
「世のため、人のため」と初めから大上段に振りかぶると、どうしても高圧的な押しつけになりがちです。
 大げさなもの言いは、まだ本物をつかんでいない証拠です。本当に自信を持っている人は、物腰が謙虚で、だれにも分かる優しい言葉で、相手を納得させてしまいます。(『開祖随感』10巻より)

【8月15日 人の長】
 自分と周囲の人びととの関係、自分と自然とのかかわりを本当につかむと、謙虚さが生まれてきます。人を拝める人こそが人の長となる人です。(『開祖随感』10巻より)

【8月14日 人を受け入れる】
「気は長く、心は広く、腹立てず、自分は小さく、他人は大きく」という古歌があります。どれだけの人を受け入れられるかで、自分の器が決まります。(『開祖随感』10巻より)

【8月13日 相手の話を聞く】
 相手の話を本当に聞くというのは、博学をひけらかすよりずっと難しいのですね。本当に相手に共感できないと、聞いたことにならないからです。(『開祖随感』10巻より)

【8月12日 自分のそばにいる人】
 人はだれしも、その人生で幾度も岐路に立たされます。そのときに、どういう人が自分のそばについていてくれるかが、なによりも大事なのです。(『開祖随感』10巻より) 

【8月11日 平和】
 平和は、争いを避けて静かにそっとしていれば自然にやってくるというものではありません。さまざまな矛盾や対立を含みながらも、そこにバランスを保たせていく、そのたゆみない努力によって初めて平和が維持されていくのです。(『開祖随感』10巻より)

【8月10日 行学二道】
 私たちは、よい話を次から次へと聞かされて、自分ではかなり悟ったつもりになっています。しかし、知識として知っているだけでは、まだ本当に自分のものになっていないのですね。よいことを聞いたら、そのとおりに実行してみなくては、なにごとも本当には分からないものです。(『開祖随感』10巻より)

【8月9日 いちばんの幸せ】
 信仰をしている私のいちばんの幸せは、仏さまがいつも一緒にいてくださるのを感じられることです。(『開祖随感』10巻より)

【8月8日 正義はほほえみをもって】
 正義は、人に気づかれないように、ほほえみをもって行なってこそ光り輝くのです。(『開祖随感』10巻より)

【8月7日 菩薩行】
 初めから、善い人間、悪い人間の違いがあるのではなく、それぞれに、そうなる因縁の積み重ねがあって、いま、それが現われているわけです。ですから、いまどんな姿を見せていようが、自分がその人にとって善い縁になっていこうと志願する。それが菩薩行だといってもいいと思うのです。(『開祖随感』10巻より)

【8月6日 誰かが手を差し伸べて】
「無量義経」の「説法品」に「自ら出(い)ずること能(あた)わず」という言葉がありますが、人は、自分の考え方から自分一人ではなかなか抜けだせないものなのです。だれかが手を差し伸べて、人は信じられるものだ、と知ってもらわなくてはなりません。(『開祖随感』10巻より)

【8月5日 縁とは出会い】
 仏教の教えの根本は縁起、つまり縁によってすべてが起こるという教えです。縁とは出会いのことで、その出会いを、よいほうに転じられるかどうかが、私たちの修行だといってもいいでしょう。(『開祖随感』10巻より)

【8月4日 法華経の修行】
 法華経の修行を突き詰めていくと、「まず自分を変えて相手に変わってもらう修行」だといってもいいと思うのです。(『開祖随感』10巻より)

【8月3日 リーダーとは】
 大勢の人を率いるリーダーは、みんなを自分のようにさせるのでなく、それぞれが具えている特徴を伸ばしてあげるのが仕事です。(『開祖随感』10巻より)

【8月2日 毎日のご供養】
 毎日のご供養は、親の願いにこたえる誓いであり、ご先祖さまの願いをかみしめる行でもあります。(『開祖随感』10巻より)

【8月1日 お題目】
 お題目は、目に見えない仏さまと私たちの心を結ばせていただきたいという願いの言葉、と考えたらどうでしょう。(『開祖随感』10巻より)

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