🎄 新「こころの彩時記」~徒然なるままに~(12月編)📝

2021.12 こころの彩時記(使用写真 決定)

 さまざまな事象を取り上げ、ご紹介をさせて頂いている《新「こころの彩時記」》。今月も徒然(つれづれ)なるままに、日々新たに連載して参ります。

【12月8日 とっても大切な日を迎えて】
 今日は、日本、世界、そして全人類にとって、とても大切な一日を迎えました。
 1941年12月8日未明、日本が米国に対し、「真珠湾攻撃」を行ないました。
 2年前の今日12月8日、中国湖北省武漢で、世界最初の新型コロナウイルスの症例が確認されました(WHOの発表)。
 また、日本では毎年本日を「御事納(おことおさめ)」と呼び、一年の農作業を締め括る日でもあります。

 そして、今日の明け方、当時、地球上の全生物を代表して、また歴史の上からも史上初めて、お釈迦さまが「成道」=「お悟り」を開かれました。
 全人類、全生物の〈平和〉を希求してやまなかったお釈迦さま。本日の「成道会」を期して、真のしあわせを願い、平和への思いを新たに、仙台教会 近藤教会長が提唱する《認めて、ほめて、感謝する実践》を、ご縁のある方に行って参りたいと思います。

(仙台教会HP担当H.E)

【12月2日 人情の機微(きび)】
 歌舞伎役者で「人間国宝」の中村吉右衛門さんご逝去の報が、昨日の夕方、速報としてニュースで流れました。
 ちょうど仙台駅でその報道にふれたとき、私に深い悲しみが訪れました。なぜなら、吉右衛門さんが演じるテレビシリーズ「鬼平犯科帳」の火付盗賊改方長官の長谷川平蔵(通称、鬼の平蔵、鬼平)は、私にとっての憧れであり、スターであり、心の師であったからです。
 私の心の中では、吉右衛門さんは長谷川平蔵であり、長谷川平蔵は吉右衛門さん、まったく同一人物となっていました。

 だいぶ前のことです。本会のある大先輩の方に、このような質問をさせて頂いたことがあります。
「人さまの仏性をとことん拝ませて頂く法座の結びは、どうしたらできるようになるのでしょうか?」
 その大先輩は、次のように答えてくださいました。
「池波正太郎さんの小説を、何回も、何回も読んで、まずは“人情の機微”を知る力を身につけることだね」
 その言葉にたいへん興味をもった私は、初めて池波正太郎作の小説「鬼平犯科帳」にふれ、すべての小説を読破させて頂くと共に、中村吉右衛門さん主演の「鬼平犯科帳」の全約140作のDVDを購入して見させて頂きました。
 吉右衛門さん演ずる“鬼の平蔵”こと長谷川平蔵は、善人、悪人、身分や老若男女を問わず、すべての人に優しく、温かい心でふれていきます。そして、やがては相手が気がつかないような慈悲の手を、そっと差し伸べていきます。
 小説、そしてDVDを通して私は、長谷川平蔵の心の中は、
(すべての人が、時には過去を引きずりながらも、今を一生懸命に生きている)
(一生懸命生きていても、精いっぱいの努力をしていても、報われない人生もある)
という思いが満ちていること。そして、相手の人生の喜怒哀楽のすべてを受けとめ、飲み込んでしまう度量の大きさを学びました。
 後日、東京の四谷にある長谷川平蔵の墓所にお参りをさせて頂いたとき、お寺からわずか数10メートルの所が、奇しくも私の父の生家だったことも、なおさら鬼平さんへの憧れを深めていきました。

 死ぬつもりか、それはいけない。どうしても死にたいのなら、一年後にしてごらん。一年も経てばすべてが変わってくる。人間にとって時のながれほど強い味方はないものだ。(文春文庫『鬼平犯科帳』第二巻より)

 心よりご冥福をお祈りいたします。

(仙台教会HP担当H.E)

【12月1日 親と暮らせない子どもたち】
 現在、コロナ禍によってさまざまな苦労が我が国を覆っている現在、岸田総理は11月10日の記者会見で、子育て世帯への支援策の一つとして、

 子育て世帯に対しては、年収960万円を超える世帯を除き、18歳以下1人当たり10万円相当の支援を行います。
と述べられました。
 そんな我が国の動向の中で、子どもに関連するショッキングな数字を新聞で目にしました。
 貧困や虐待、育児放棄など様々な理由で親と暮らせない子どもが、我が国に約4万5000人もいらっしゃるというのです。そのうち、約3万6200人が親と離れて施設で暮らしています。内訳は「児童養護施設」が約2万4500人、「乳児院」が2760人となっています。
 また、親と暮らせない子どもを、希望者が自分の家庭に迎えて養育する制度である「里親制度」によって、里親と暮らす子どもたちは、約7500人ということです。
 国の目標として「施設から家庭」へということを、政府は打ち出しました。その背景には、欧米を中心とした海外と比べ、日本は「里親制度」の後進国といわれています。

(一人でも多くの子どもが、親と一緒に暮らせるようになってほしい)

(一人でも多くの子どもが、親と一緒にクリスマス、お正月を笑顔で迎えてほしい)

 そんな思いが胸にこみ上げてきました。
「里親支援機関の充実」が叫ばれ、「NPOや市民活動への期待」が高まる今日。

 (一人でも多くの女性、お母さん、そして子どもさんたちの力にならせてもらいたい)

との一心で、「にんしんSOS」としてまず行動に移された東田美香さん(「特定非営利活動法人キミノトナリ」代表理事)のインタビュー記事を、本日、この仙台教会ホームページに掲載させて頂きました。

 私も、すべての子どもさんたちの幸せを祈る中、喫緊(きっきん)に取り組むべき課題として、
(今、私に何ができるのか?)
を考えて参りたいと思います。

(仙台教会HP担当H.E)

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