🙏 近藤教会長さん、有り難うございました。(「こころの彩時記」特別編)

近藤教会長 決定5

 11月1日の「お朔参り」の式典の中で、近藤教会長さんご自身より、11月30日をもって仙台教会からの異動の発表がありました。
 8年間におよぶ仙台教会での近藤教会長さんのお姿、ご活躍はとても語り尽くせるものではありません。そのような中、甚だ僭越ではございますが、以下の4つにあえて集約して、その足跡をご紹介いたします。

1.粉骨砕身、24時間をすべて信者さんのために捧げ尽くされた。
 例えば、年初には久遠のご本仏さま、開祖さま、会長先生への祈願はもとより、日本の神々すべてに、
「仙台教会の包括地域の皆さまのあらゆる苦しみ、困難を、この私が受けさせて頂きたい」
と、自らの信行実践の決意として“大悲代受苦”を誓われていました。
 また、腰を痛められ、ご自宅では歩くのもままならない状態でありながら、ひとたび教会の門をくぐると、教会に来られている会員さんに何ごともなかったかのように満面の笑顔でお声をかけられ、お一人お一人の心、魂の叫びに耳を傾けられていたのです。

2.「東日本大震災」で被災されたすべての人に、常に心を寄せていらした。
 毎年の3月11日、そして各月の11日はもとより、近藤教会長さんご自身の朝夕のご供養のなかで、大震災で犠牲となられた御霊のご冥福、そして被害を受けられた方々の精神的、経済的、物心両面の復興を心から祈念をされていました。

3.法を説かれる姿勢は、あくまでも開祖さま、会長先生を中心に、そして立正佼成会の「本尊観」、「行法観」をバックボーンとしたご指導に徹底されていらした。
 「自らの心に久遠本仏を勧請する」という開祖さまのお言葉に基づく本尊観と、「一切衆生悉有仏性」の教えに基づく仏性礼拝行の実践という行法観を貫かれました。
 とりわけ、近藤教会長さんが提唱された「認めて、ほめて、感謝する」という実践行は、約半年間におよぶご自身の熟考を通して、家庭を中心に“いつでも、どこでも、誰でも、誰にでも”実践できる仏性礼拝行として、私たちにより分かりやすい言葉でお示しくださいました。

2023 決定

4,異次元布教を追求し、より高い理想を求めて社会貢献を実践されました。
 皆さまもよくご存知のとおり、今年、アメリカ野球のメジャーリーグにおいて投打にわたる「二刀流」で大活躍した大谷翔平選手は、「ユニコーン」(『聖書』にまで遡る最高の動物)と呼ばれ、まさに“異次元”プレーの連続でした。
 近藤教会長さんも、教団としての布教活動とともに、『法華経』に説かれる一仏乗の精神に基づく社会貢献の歩みこそが、庭野開祖がめざされた私たちの具体的な実践行であるという強い認識のもと、社会、国家の平和に寄与する仙台教会をめざしました。
 その具体例として、

〇「仙台あおばの会」の設立
(地域の有識者による社会貢献をめざすボランティアグループ)

〇「市民社会のためのリーダー養成塾」の開塾
(地域社会に貢献できる人材育成をめざす養成塾)

〇仙台教会ホームページ「共創にむけてのネットワーク」の立ち上げ
(地域貢献活動の発信と高揚に向けて)

〇DXの推進
(教会公式ラインの設置。また、SNSを活用した教会と支部の連携や各支部内におけるネットワークの構築)

〇「みんなの相談室」の開室
(社会福祉や法律など、さまざまな分野からの具体的な救済をめざす)

〇「無料学習塾 仙台わかば塾」の開塾
(地域における教育格差の是正に向けて)

〇「一食を捧げる運動」のより強固な推進
(宮城県民運動をめざして、官民のさまざまな個人、組織、団体へのはたらきかけ)

〇「仏教経営塾」の開設
(企業経営者のために、仏教に基づく経営の在り方を学び合う)

〇「渉外学習会」の実施
(地域や日本、世界が抱える諸課題についての学びを深める)

〇「仙台駆け込み寺」への協力
(一般市民の具体的な救われに向けての協力)

〇「たんぽぽ文庫」の創刊
(より分かりやすく仏教の本義をお伝えする小冊子の発行)

〇参拝者への「ご朱印」の授与
(地域社会に、より開かれた教会をめざして)

〇市民向け仙台教会「紹介パンフ」、「小冊子」の作成
(仙台教会の活動をすべて網羅)

〇一般市民のための「お試し入会制度」の試験的運用
(より多くの方に立正佼成会を知って頂くため)

 その他にも、社会福祉法人や、さまざまな分野のNPO法人との連携による社会活動(クリスマスを施設で過ごす子どもたちへタオルのプレゼント、ウクライナの被災者の皆さまへの「簡易カイロ」の贈呈など)が展開され、それらの多くが今もなお継続して行われています。
 3で述べた立正佼成会仙台教会としての布教活動と、この4で述べた社会活動の両立をはかりつつ、さらに、この2つがよりハイレベルな次元で連動、一体化して展開されているのです。
 上記の大谷選手にたとえるなら、布教と社会活動の「二刀流」を8年間の中で確立、発展させていった近藤教会長さんの取り組みは、まさに「異次元の布教」であったといえましょう。

朝(あした)に道(みち)を聞(き)かば夕(ゆう)べに死(し)すとも可(か)なり(『論語』より)

という孔子さまの言葉があります。
 意味としては、“朝、真理を聞くことができれば、その日の夕方に死んでも悔いはない”と解釈されています。

《人間として真理の道を聞かなければ、この世に生まれてきた意味がない。だからこそ、朝、道を聞いたならば、たとえ夕方死んでもよい》

という、切々たる孔子さまの「求道心」が吐露されている言葉といわれています。

 近藤教会長さんが仙台教会での任を終えられる11月30日まで、幸いなるかな、この拙稿をアップさせて頂いた本日より、日数にしてまだ27日もあります。
 この27日間の中で、そのお徳、お人柄にふれ、たとえ一言一句でもお言葉を賜り、自らの生きる道、すなわち「仏に成る(成仏)」の道を改めて教えて頂きたい、そう切に求め、願うものであります。
 ご指導、ご教導の程、よろしくお願い申し上げます。
 そして、近藤教会長さん、8年間、本当に有り難うございました。

 11月4日

合 掌
仙台教会ホームページ担当

8月号 決定 2

2016年 仙台教会「復興親子団参」より

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