❤「からだ」と「こころ」のイキイキノート 1「お薬手帳」
- 2024/4/1
- 自分を創る
皆さま、こんにちは。『「からだ」と「こころ」のイキイキノート』と題して、心身共に希望と安心に満ちた暮らしのための”プチ情報”を、シリーズで皆さまにお届けしていきます。第1回は「お薬手帳」です。
先日のことです。定期の検診と「花粉症」のお薬を頂くために、かかりつけのお医者さんに行ったあと、いつもの薬局でお薬を頂くと新しい「お薬手帳」が渡されました。
私「あの〜、私、お薬手帳はスマホのアプリなんですけど。先程、お見せしました」
と言ったところ、薬剤師さんが次のようにおっしゃってくださいました。
「すみません。先にご説明すればよかったですね。実は、紙のお薬手帳に戻してくださいといった声がたくさんありました。スマホのアプリでは万が一のとき、お薬手帳を誰も開くことができず不安だということで、紙のものにしてくれということです。特にご高齢の方やそのご家族の方々からございました。そこで私どもは紙のお薬手帳を改めてお渡しし、いつもご携帯くださいとお伝えさせて頂くことにしました」
私はこの話を聞いて大いに納得すると共に、少なからぬ感動を覚えました。
(お薬手帳には、その人の基本的な個人情報、連絡先、かかりつけの病院、薬局、そして今飲んでいる薬といった内容が記載されている。万が一、外出先で持病の発作が起きたり、事故や災害にあったりして意識を失うようなことが起きたとしても、「お薬手帳」があれば警察の方も名前や連絡先等がすぐに分かる。また救助にあたった救急士さんや医師の方もその人の健康状態やアレルギーなどをいち早く把握できる。でも、スマホのアプリだとパスワードなどの認証操作が必要なので、本人以外ではほとんどスマホすら開くことができない。なるほど!!)
万が一の時に備えて、自らを守ってくれる「お薬手帳」。お持ちの方はいつもカバンの中などに携帯しておく、そんな小さな実践も皆さまにおすすめします。
終活アドバイザー
介護予防健康アドバイザー
仙台教会会員 H.E