第4回「市民社会のためのリーダー養成塾」ならびに「卒塾式」が開催されました。
- 2018/11/2
- 地域で創る
仙台教会「市民社会のためのリーダー養成塾」(塾長 近藤雅則)は、現代社会における市民社会からの要請に応えるべく、立正佼成会の庭野日敬開祖が提唱した『法華経』の真精神に基づく、“地域社会における平和活動の実践”をより力強く展開していく「人財」を養成していくために開設されたものです。
その第4回(第1期 最終回)が、10月20日(土)、21日(日)の2日間、日本三景として有名な松島で開塾されました。
今回の主な講義は以下の通りです。
○講義1.「生と死の尊厳を見つめて」 谷山洋三さま(東北大学大学院 文学研究科 准教授)
○講義2.「現世利益から本質的な救いに導く「方便力」 伊藤雅由さま(本会 元埼玉支教区長)
○講演3.「キリスト教から学ぶ、よりよき市民社会づくり」 川本貢市さま(本会中央学術研究所 所長)
○講義4.「生命科学が証明する宗教心の大切さ」 平塚真弘さま(東北大学大学院 薬学研究科 准教授)
また、2日目には塾生14名それぞれの「卒塾発表会」が行われ、1年間の学びを通しての具体的実践、活動等について発表しました。
その発表では、自らの地域での「子ども食堂」の開設、乳児園での「散髪ボランティア」、「家庭教育」グループの立ち上げ、また仙台の中心的な繁華街である国分町「駆け込み寺」の設立、ホームレスへの支援活動の実践、さらには日本豪雨災害により大きな被害を被った倉敷での単身ボランティア体験等々、塾生一人ひとりが自らの願いや夢を基にした地域社会における実践報告がなされました。
その後、塾生への「卒塾証書」が近藤塾長より手渡され、「塾生に期待すること―卒塾にあたって」と題した塾生への今後の期待と励ましが近藤塾長から述べられ、2018年度第1期の養成塾が無事に閉塾いたしました。