【第5回】この世界の仕組みを理解すれば人生がより楽しくなる!! 平塚真弘(東北大学大学院 准教授)
- 2017/3/1
- 自分を創る
第5回
この世界の仕組みを理解すれば人生がより楽しくなる!!
― 宗教観を素粒子レベルで紐解いてみる ―
平塚真弘(東北大学大学院 薬学研究科 准教授)
◇願えば叶う
ほとんどの宗教が「祈り」や「願い」を大事にしています。多くの自己啓発本の中にも、「なりたい自分を毎日イメージしよう」「願ったことは実現する」などと書いてあり、実体験として、多くの人が祈ったり願ったりすることが現実化することを経験しているのでしょう。
私自身も、「家の近くに駐車場があればいいなぁ」と願っていたら、突然隣家が更地になって駐車場となったり、「子供を2人授かりたいなぁ」と願っていたら、結婚10年目と17年目に(遅ればせながら)授かったりと、これまでにいくつもの「願えば叶う」を実体験してきました。
今、このコラムを書いていることも望んでいたことでしたので、偶然ではなく必然だったのでしょう。
おそらくこれも、私達の「祈り」「願い」「思い」の一念が、「超ひも」の振動を通じて、体の外に波動エネルギーとして放出され、ご縁となる様々な人や物に影響を及ぼし、「願ったことが叶う」というメカニズムの基に成り立っていると考えられます。ですから、人さまのため、あるいは自分自身のために、多くの皆さんに「祈って」、「願って」欲しいと思います。
以前、日本のテレビはアナログ放送でした。今はデジタル放送となり、昔のアナログ受信機しかもたないテレビでは画像が映りません。同様に、「善因」は「善縁」にしかキャッチできないと思われます。つまり、「善因善果・悪因悪果」はあっても、「善因悪果・悪因善果」は、科学的にもあり得ないと考えています。ですから、「善因」となるような「祈り」や「願い」を強く持つことは、私達が生きる世の中を良くするためにとても重要であると言えます。
(第6回に続く。次回更新は2017年4月1日です。どうぞ、お楽しみに!!)
【著者プロフィール】
宮城県女川町出身。石巻高校卒業後、東北大学大学院修了。
大学院卒業後は東北大学医学部助手、東北薬科大学講師、スウェーデン王国カロリンスカ研究所客員研究員等を経て、現在、東北大学大学院薬学研究科准教授。薬学博士。