3月5日「創立79周年」を迎えました。

決定4 今年2017年3月5日、多くの人々のお陰さまで立正佼成会は創立79周年を迎えました。
 庭野日敬開祖は、「法華経に込められた真の仏教精神によって、現実に人を救い、世を立て直す」という願いと使命感を胸に、1938年(昭和13年)3月5日に故長沼妙佼脇祖と共に「大日本立正交成会」を創立しました。
 79周年にあたる当日は、午前8時45分から本部大聖堂で創立79周年を祝う式典が催されました。
 仙台教会においても式典が行われ、会員約1200名が教会道場に参集し、本部からの衛星中継のライブを通して庭野日鑛会長の法話や式典の模様を視聴しました。その後、近藤教会長からあいさつがあり、午前11時40分、無事に式典が終了いたしました。
 また、夜間も約50名の会員が参集し、衛星中継の録画を視聴し、自らの人格の完成と世界平和実現に向けて、心新たな精進を誓い合いました。
  仙台教会長 近藤雅則による「あいさつ」の内容(要旨)は以下の通りです。

決定6【近藤雅則 仙台教会長あいさつ】
 私たちは自らの欲望のままに生きる凡夫から、少しでも人さまのお役に立てる菩薩へと人格を変えていく。それが、生きながらにして生まれ変わっていくことだと思います。実は、今日という「創立記念日」は、そのことをご本仏さま、開祖さまにお誓いする日であります。
 さらには、今日の仙台教会を育て、守ってきてくださった幾多の諸先輩の皆さまからのバトンを私たちが感謝の心でしっかりと受け取り、少しでも素晴らしい教会や支部、地区のサンガ(善き仲間)づくりをして、次代を担う若い人たちに引き継いでいく。本日は、このことも、しっかりと自覚をしていく日であると思います。
 今年も、「復興親子団参」、「地区集会」といった“サンガづくり”に向けた行事を予定しております。ぜひ、私自身、自ら《本気》になって“サンガづくり”に取り組んで参りたいと思います。

 実は、こちらが《本気》になれば、その人にふれる人は感動し、感動した人は動き出してくださいます。
 今月1日の「朔日参り」の式典で「佼成ニュース」が放映されました。その中で、宮城県仙台市宮城野区にある日和山(ひよりやま)に、東日本大震災で犠牲になられた方々の「供養塔」を建てるため、本気になって取り組んだ仙台教会の会員さんが紹介されました。
 その一人の会員さんは、地元の多くの人に呼びかけ、さまざまな困難を乗り越え、やがて宗教や宗派を超えた「供養塔」を日和山に建立したのです。その一人の会員さんの本気に、多くの人が感動し、多くの人が動き、尊いことが実現しました。
 しかし、それだけではありませんでした。
 実は、1日に放映された映像を通して、その会員さんの姿を見た四国の西条教会の会員さん方が感動され、「ぜひ日和山に行って供養をさせて頂きたい」、「その会員さんにお会いしたい」ということで、数名の方が四国から日和山に明日6日、お越しになることになったのです。
 まさに、一人の本気が四国の人の心までも感動させ、動かしてしまったのです。このことに、私は今、改めて感動しています。

 今日は、この式典の後、午後から2019年に控えた「仙台教会発足60周年」のための準備委員会がスタートいたします。仙台教会発足60周年も単なるセレモニーで終えることなく、仙台教会を未来へのより善き贈り物として継承していけるよう、その礎(いしずえ)を今から築いて参りたいと思います。この準備委員会の内容も、逐一皆さまに報告して参ります。と同時に、皆さまからのご意見やご提言、ご提案もたくさん頂戴していきたいと思っています。

 皆さんと共に、全員で“本気”になって、さらに素晴らしい仙台教会にしていきましょう。
 どうぞ、宜しくお願いいたします。本日は、誠におめでとうございました。

合掌

決定5

仙台教会「伊達太鼓」の奉祝演奏

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