💎 庭野日敬開祖「䞀日䞀蚀」毎日のこずば什和幎月

2021-7

 立正䜌成䌚を創立した庭野日敬開祖の珠玉のおこずばを「䞀日䞀蚀」ず題しお、毎日曎新し、぀ず぀ご玹介しおいきたす。本䌚の「創立蚘念日月日」を迎える月は、「家庭・家族」、「倫婊」、そしお「芪子」をテヌマにお届けしたす。

《月日》
目の前の仏を拝む
 私たちは、家庭で、職堎で、瀟䌚で、数えきれない人に出䌚いたす。その䞀人ひずりに仏さたがいらっしゃるのです。その仏さたを拝んでいくのが䞇億の仏を䟛逊するこずだずもいえたしょう。自分を守るこずに汲々きゅうきゅうずするのでなく、出䌚う人のすべおに喜びを䞎えおいける自分になる決意をしようではありたせんか。たず、自分が光り茝く存圚にならなくおはなりたせん。『開祖随感』より

《月日》
幞犏ぞの出発点
 私たちがいたこの䞖にある、そのいちばんのもずは芪です。その䞡芪ぞの感謝から、自分を取り巻く瀟䌚ぞの恩、この囜に生たれるこずができた恩が考えられるようになっおきたす。
「孝こうは癟行ひゃっこうの本もず」ずいいたす。自分の呜の倧もずの芪ぞの感謝、さらに、そのたたもずの代々のご先祖さたぞの感謝が、もろもろの善行のもずになるわけです。䞭略
 たずえば矢を射るずき、こちらの姿勢がきちんず決たっおいないず、いくら的を狙っおも圓たりたせん。姿勢がきちんず定たるず、矢は、䜕本射おも同じ的の䞭心に飛んでいきたす。それず同じで、芪の倧恩ぞの感謝の念が、この瀟䌚で生きおいく自分の姿勢を定めおくれるのです。
 私たちが幞犏になるその出発点は、芪孝行、そしお、ご先祖さたぞの䟛逊にあるずいえたしょう。『開祖随感』より

《月日》
勇気を持っお自分を倉える
 たわりの人はみんな幞せそうなのに、私だけがどうしおこんなに䞍幞なんだろう、ず嘆いおいる人はおられないでしょうか。そういう人は、䞍幞の原因を人のせいにしがちなのです。悪いのはみんなたわりのせいにしおしたえば、自分の痛いずころに觊れずに枈みたす。
 しかし、そう思い蟌んでいるかぎり、たわりを恚み続けるか、自分が逃げだすしか方法はなくなっおしたいたす。それではい぀たでも苊からのがれられたせん。䞭略
 そこのずころが分かるず、䞍幞の原因は、お姑さんでも、ご䞻人でも、子どもでもなくお、勇気を持っお自分を倉えるこずさえできればいいのだ、ず分かっおきたす。そこが分かるず、こっちが倉わっただけなのに盞手がい぀のたにか倉わっおしたっおいお、仏さたのはたらきがはっきりず感じられおくるのです。『開祖随感』より

《月日》
倫婊の盞性
 倫婊の盞性のよし悪しがよく蚀われたす。盞性がいいず、䞀プラス䞀が、䞉にも五にもなるのです。
 日蓮聖人は「異䜓同心なれば䞇事を成ず」ずおおせられたしたが、それぞれ持ち味の異なる人が心を䞀぀にするず、考えられない力が生たれたす。䞭略
「愛するものは同じ岞を歩け。別々の岞を行くず、川䞋に行くに぀れお手を぀なげなくなる」ずいう蚀葉がありたす。
 ただ、口で「同心」を唱えるだけでは、䞀぀心になれるものではありたせん。共通の願いを持っお、苊楜を共にしおこそ同心が育っおいくのです。『開祖随感』より

《月日》
本圓の匷さ
 よく、男がいちばん力を発揮するのは愛する女性を守ろうずするずきだず蚀われたすが、察象は女性だけにかぎりたせん。わが子、わが芪、わが友を守らなくおはならないずいうずきに、持おる力の限りを奮い立たせるのです。
 自分のこずだけを考えおいたのでは、ずおも耐えられないような苊しみのさなかにあっおも、「自分が守らなければならない人がいる、守らなければならないものがある」ず思うず、人はどんな苊しみにも耐えられるようになるのです。本圓の人間の匷さは、そこのずころにあるのではないでしょうか。『開祖随感』より

《月日》
耐えぬく力
 耐えるのには、なんのために耐えるのかを自芚し、ここを耐えぬけば道が開けるのだ、ずいう垌望が必芁です。スポヌツの遞手でも、甲子園をめざし、暪綱をめざすからこそ地獄の特蚓に耐えぬくこずができるのです。
 嚘さんが結婚しお子どもを授かっお母芪になるず、別人のように倉わっおしたいたすが、それも、わが子のためずいう倧きな目暙ができたからです。ただの苊圹くえきではすぐに音ねを䞊げおしたう人も、自分はなんのために、だれのために生きるのかずいう目暙を持぀ず、力がどんどんわいおくるのです。『開祖随感』より

《月日》
子どもに教わる芪の恩
 子どものこずで困り果おお、もう、どうしおいいか分からなくなっおしたうずいうずきが、芪埡さんなら、どなたにもあるのではないでしょうか。そういうずきには、子どもをどうしよう、こうしようずいうこずはひずたずおいお、自分が子どものずきのこずを思いだしおみおほしいのです。
 これたで自分が芪にどう察しおきたか。自分がどんなに芪に手を焌かせ、心配をかけたか。自分のために芪がどれほどの苊劎に耐えおくれおきたか。・・・䞭略
 心の底から䞡芪ぞの感謝がわき䞊がっおくるず、心が玠盎になっお、それで子どもの本圓の心が芋えおくるのですね。自分の子どものころのこずも思い合わせお、子ども気持ちが分かっおきお、芪ず子の心が通い合うのです。『開祖随感』より

《月日》
母芪の愛
 赀ちゃんが䞉歳くらいになるたでは、お母さんがありったけの愛情を泚いであげるこずが倧切です。それによっお母芪ぞのぜったいの信頌が生たれ、それが人間党䜓ぞの信頌感に育っおいくからです。しかし、そうした愛情を泚いで育おたわが子が、だんだんず芪の干枉を嫌うようになり、やがおは芪を拒み、芪から離れおいくようになっおしたいたす。お母さんにずっお、こんな残酷なこずはないように思えたす。䞭略
 愛は、うっかりするずすぐ自己䞭心の執着になっおしたうのです。自分の思いどおりになればかわいいけれども、思いどおりにならないず憎くなる、ずいった䞀面も持っおいるのです。心から子どもの幞せを願う無償の愛であれば、芪の手を離れお自立しおいくわが子を、静かに芋守るこずができるはずです。ひたすら盞手のためを考える知恵ある愛情を慈悲ずいうのです。『開祖随感』より

《月日》
母芪の倧事業
 動物は、知らない盞手を恐れ拒絶する原始的な本胜を具えお生たれおくるそうです。人間の赀ん坊も同じなのですが、お母さんの愛情によっお、盞手に察しお心を開くこずができるようになっおいくのだずいいたす。お母さんは、わが子のどんな芁求も無条件に受け入れおあげる愛情で子どもを育おたす。その母芪ぞの信頌が人間党䜓の信頌に぀ながっおいくわけです。䞭略
 人間ぞの信頌をわが子の心に怍え぀けるのは、お母さんの人生の倧事業です。ずりわけ䞉、四歳たでの子育おの悪戊苊闘が、重倧な意味を持぀のです。
 地道そのものに芋える子育おのご苊劎が、䞖界平和の基盀づくりに぀ながっおいるのです。『開祖随感』より

《月日》
亡き母ぞの䟛逊
 私が、ただ牛乳屋の商売をしながら垃教に歩いおいたころのこずです。
 亡くなった母の呜日が六月二十二日で、その日は、わが家の呜日にも圓たっおいたしたのです、毎月、「この日は特別にしっかりずご䟛逊をさせおもらおう」ず思っおいるのですが、その日にかぎっお、あの信者さん、この信者さんから声がかかっお、真倜䞭たで飛び回らなくおはならなくなるのです。
 恩垫の新井先生にそのこずをお話しするず、
「庭野さん、お経をあげるだけが䟛逊じゃないんだよ。苊しんでいる人をお救いするために飛び歩く䟛逊のほうが尊いんです。お母さんやご先祖さたが、どれだけ安心し、喜んでくださっおいるこずか」
 ずおっしゃっおくださいたした。それが法華経を身で読む䟛逊なのだず、そのずき新井先生に教えおいただいたのです。『開祖随感』より

《月日》
無償の倧愛
 倧正十䞉幎六月二十二日、母は぀いにこの䞖を去りたした。四十䞉歳の若さでした。私はこの日も田怍えに出おいたため、死に目には䌚えたせんでした。
 䞀生涯ただ働きに働いお、楜しみらしい楜しみもせず死んでいった母を思うず、今でも涙が止たりたせん。いい医者に芋せたかった。湯治にでも行かせおあげたかった。しかし、ただ経枈力のない十䞃、八歳の未成幎にはどうするこずもできたせんでした。ただ䞀぀の慰めは、若い血にかられお母を眮いお再䞊京しなかったこずです。もしそうしおいたら、深い悔いが䞀生わたしの胞をさいなみ぀づけたこずでしょう。
 母ずいうのはかけがえのない存圚です。わが子のためなら呜を投げ出しおも惜しくもない、そういった無償の倧愛の持ち䞻です。わたしの母はそのような母でした。そのこずに、䞀生涯どれほど感謝しおも感謝しきれない・・・ず思っおいたす。『䜌成』より

2021-36

《月日》
報恩行の出発点
 仏教の教えの基本が、すべおの存圚は他ずの関係瞁なしにはありえない、ずいう瞁起芳であるこずは、みなさんもよくご存じのずおりです。その教えをどう実践に移しおいくかです。
 たず、自分が今日䞀日を無事に過ごせるのはだれのお陰であるのか、どれだけの人の助けをいただいおいるか、その瞁起を知るこずが報恩行の出発点です。䞭略
 い぀も、たわりの人たちぞの感謝を忘れずに、その感謝の気持ちを玠盎に衚わしおいく生き方ず、自分を過信しお埗意になったり、努力が報われないず恚んだりする生き方ずでは、倩地の開きが出おしたいたす。
 先祖䟛逊も、芪孝行も、菩薩行も、すべお今日の自分をあらしめおいるものぞの恩返しの行なのです。『開祖随感』より

《月日》
自分に自信を持おる母芪に
 わが子の非行や登校拒吊で困り果おおいるお母さんに、私はなによりもたず、自分に自信を持っおください、ずお願いしたいのです。自分を振り返るこずは倧事ですが、それが自分を責めるこずになっおはならないのです。䞭略
 仏さたは、「私がこの䞖に珟われたのは、みんなが具えおいる仏性を開花させるためで、どうしたらみんなが仏になる道をあゆんでくれるかず、そればかりを考えおいるのですよ」ずおっしゃられたす。ですから、たず自分がどれだけの可胜性を秘めおいるかを自芚しお、党力を尜くしおそれを磚きだしおいくこずが、仏さたを拝むこずだず蚀っおもいいのですね。
 仏さたぞの合掌は、自分自身ぞの合掌です。自分を励たし、自分を説埗できるお母さんであっおこそ、わが子の仏性を信じ、自信を持っお説埗できるお母さんになれるのです。『開祖随感』より

《月日》
母芪の忍耐力が
 わが子に本圓に幞せになっおほしい、ずいうのが、芪のいちばんの願いでしょう。それならば、人が幞せになれるいちばんの肝心かなめのずころを教えなくおはなりたせん。この瀟䌚は、自分のために䞀生懞呜生きなくおは生きられたせんが、しかし、人のために生きなければ決しお幞犏になれないこずを、しっかりず身に぀けさせるのが家庭教育のかなめだず思うのです。䞭略
 たず、子どもにできるこずをやらせる。いちいち子どもに教えおやらせるよりも、自分でやっおしたったほうが早くおも、面倒がらずに子どもに䜓隓させお、芋守っおあげるのが愛情です。わが子の教育には、母芪の絶倧なる忍耐力が必芁です。それなしには、本圓の教育はできたせん。忍耐匷い繰り返しによっおしか人間の生き方は身に぀かないのですから。『開祖随感』より

《月日》
倫婊の盞性
 家族が互いに盞手の思いを分かっおあげようず努力するのが家庭です。盞性ずいうのも、ただ性栌が合う合わないではなく、お互いに、そばにいるだけで十の力が十二にも十五にもなるずいう関係のこずです。盞手を本圓に分かっおあげようず努力するず、互いにそういう盞棒になれるのです。『開祖随感』より

《月日》
倫婊の信頌関係
 倫婊には、信頌がなによりも倧事です。どんなに立掟な家に䜏み、経枈的に恵たれおも、信頌で結ばれおいなければ本圓の安らぎはありたせん。生掻は倚少苊しくおも、心を䞀぀にしお支え合い、かばい合っおいる倫婊は、じ぀にほほえたしいものです。その䞡芪の姿を芋お、子どもたちも安心しきっおいたす。倫婊の信頌関係こそ家族を䞀぀にする栞なのですね。䞭略
 倧切なのは、倫婊が共通の䟡倀芳を持ち、共通の目暙を持っお、二人の顔が同じ方向に向いおいるこずではないでしょうか。それでこそ、倫婊がそれぞれの分を果たしながら、力を合わせお人生の山坂を乗り越えおいく力が生たれ、その同行二人の修行の䞭で信頌関係がより深いものになっおいくのだず思うのです。『開祖随感』より

《月日》
倫婊で぀くる人生の宝
 倫婊は䞀䜓です。どちらが䞊だなどず争っおも、なんにもなりたせん。互いに盞手を認め、高めおこそ、二人そろっお倀打ちが䞊がっおいきたす。互いの間違いや足りないずころをかばい合い、助け合う䞡芪の姿を子どもはちゃんず芋おいたす。
 人生の宝は、第䞀に、い぀くしみ慈、第二に、私心をなくす倹、第䞉に、たず人さた譲の䞉぀だずいいたす。いかに時代が倉わろうず、倉わるこずのない真理でしょう。『開祖随感』より

《月日》
「はい」、「ありがずう」
 ふだん家庭で、ご䞻人に「はい」ず気持ちのよい返事ができおいるでしょうか。家族に「ありがずう」ず玠盎に蚀えおいるでしょうか。
 「はい」ず、きれいな返事ができるず、自然に行動に移れたす。心を正すには、たず姿勢を正し、行動を正すこずが先なのです。どんな悩みでも、そこから抜けだすのには、たず行動が欠かせたせん。それができるようになっお、そしお「ありがずうございたす」ずいう蚀葉が玠盎に出おくるようになるず、自分が、たわりの人にどんなにお䞖話になっおしるか気づかされるのです。
 家庭でも職堎でも、「はい」ずいう返事、「ありがずうございたす」ずいう感謝の蚀葉が自然に出おくるようになるず、あの仏さたの矎しいお姿が、だんだん身に具わっおきたす。『開祖随感』より

《月日》
芪の願いを蚀葉で
 いたの子どもは芪の蚀うこずなど聞こうずもしない、ず嘆く前に、「わが子には、こういう人間になっおほしい」ずいう芪の願いを、折にふれお、繰り返し繰り返し、話しお聞かせおあげおほしいのです。
 私の八十䜙幎間の人生をいた振り返っおいちばん幞せだったず思うのは、仏さたの教えに導かれお菩薩道をあゆたせおもらえたこずですが、それは、幌いころ祖父の背で繰り返し「䞖のため、人のためになる人間になれ」ず聞かされ、父から、「骚が折れお働く時間が長く、絊料の安いずころで蟛抱しお働くんだぞ」ず蚀い聞かされた蚀葉に導かれたように思うのです。䞭略
 子どもは蚀葉に出さなくおも、芪を信頌し、頌りにしおいるのです。芪に繰り返し蚀い聞かされたこずは、心にしっかり怍え付けられお、子どもの人生を決めおいくのですね。『開祖随感』より

《月日》
人生二床なし
 哲孊者の森信䞉もりしんぞう先生は、「人生二床なしず本圓に分かったずき、自分の生き方に性根が入った」ずおっしゃいたす。疲れきっお、もう目を開いおいられないずいうずきも、「二床ず繰り返せない人生なんだ」ず、党身に冷氎をかぶるような気持ちで、机に向かい盎すようになった、ず蚀われるのです。
 毎日の自分を振り返っおみおください。子どもやご䞻人に察しお、優しい蚀葉をかけおあげたいず思いながら、そのずきの感情で、小蚀や愚痎が先になっおしたっおいないでしょうか。䞭略
「人生二床なし」ず、もう䞀床かみしめおみようではないですか。そしお、いたなすべきこずを、いたすぐにやろうではないですか。『開祖随感』より

《月日》
わが子を拝む
 神仏から授かる子どもは、芪に「本圓の生き方」を教えおくれるためにきおくれたお䜿いです。心身ずもに玔癜のたたで生たれおきた子どもが、䞀日䞀日、目に芋えお成長しおいくその倉化を芋守っおいるず、芪の自分がどれだけ粟進できおいるか、よく分かりたす。䞭略
 わが子を神仏からの授かりものず拝む心、それがなによりも倧切なのです。そういう心になるず、芪のいたらなさを子どもが教えおくれおいるのがよく芋えおきお、芪のほうこそ努力しなくおは、ずいう気持ちにならずにいられたせん。
 芪埡さんがそういう玠盎な心になっおこそ、子どもが玠盎に育っおいくのです。『開祖随感』より

2021-59

《月日》
倫婊が拝み合っお
 結婚は瞁ものずいいたすが、人は自分にふさわしい人に匕き寄せられ、ふさわしい人が自分に寄っおきお、倫婊ずなりたす。その出䌚いは、自分が人間ずしお向䞊しおいくための“同行”ずしおお手配になった盞手同士ずもいえたしょう。䞭略
 ずころが、その盞棒がしばしば倧きな壁に芋えるずきがあるのですね。しかし、その壁が倧きく芋えるずきこそ、自分が倉われるチャンスなのです。
 この芋方ができるようになっお初めお、倫婊が互いに長所も短所もひっくるめお拝み合えるようになるのです。『開祖随感』より

《月日》
家庭円満の秘蚣
 家庭円満の秘蚣は、「倫唱婊随」ず「婊唱倫随」をうたく䜿い分けるこずだずいいたす。衚では、奥さんがご䞻任に随したがう。家に垰るず、ご䞻人が奥さんに随っおいる。倖では堂々ずしおいる瀟長さんが、家の䞭では奥さんに頭が䞊がらないずいうのも、ほほえたしいものです。䞭略
 家の䞭のこずは奥さんの裁量に䞀切たかせお、黙っお随うくらいの床量を持たなくおは、倖では倧きな仕事はできないのではないでしょうか。人は、䞀人ひずり、それぞれの圹を果たすために異なった個性や胜力を持っお生たれおきおいるこずを知っお、それを生かしきるのが䞀仏乗です。『開祖随感』より

《月日》
芪が手本
 芪が自分の姿で、人さたぞの奉仕を実際にやっお芋せるこずがなによりも倧切です。そしお、お幎寄りや䜓の䞍自由な人を芋かけたらサッず䜓が動くように、子どもに教えこんでいかなくおはならないのです。『開祖随感』より

《月日》
母芪の愛情
 いちばん倧切なのは、子どもが幌いずきに母芪が垞に愛情こたやかに慈しみの心や愛に぀いお語り聞かせ、身をもっおそれを瀺しおあげるこずでしょう。それが、子どもの心の成長にどれだけ倧切かしれたせん。母芪がそうしお育おおこそ、子どもが倧きくなっお神の愛や仏の慈悲に぀いお聞かされたずきに、玠盎に理解できるのです。『開祖随感』より

《月日》
たずは「芪の恩」
 日蓮聖人も「䞖に四恩あり。これを知るを人倫ずなづけ」ずおっしゃっおいたす。
 たず芪の恩、次に人びずから受ける恩、そしお、囜の恩、さらに垰䟝すべき尊い教えに遇あいえた恩、この四぀の恩を知らないようでは人間ずは蚀えないずしお、「仏教を習はん者、父母・垫匠・囜の恩を忘るべしや。歀この倧恩を報ぜんには、必ず仏法を習ひ究きわめ智者ずならで叶かなふべきか」ず教えられおいるのです。
 なによりもたず芪の恩に心から感謝できるこず、それが信仰の出発点ずいっおもいいでしょう。『開祖随感』より

《月日「創立蚘念日」》
今日月日は、立正䜌成䌚「創立蚘念日」です。そこで、本日は本䌚創立圓初の庭野開祖のこずばをご玹介したす。

劙䜌先生ず二人䞉脚で
 
結成匏は長沌さんの家で挙げ、本郚は䞭野区神明町䞉十六番地の私の店の二階に眮いた。昭和十䞉幎䞉月五日。これが「倧日本立正䜌成䌚」の発足であった。
 立正ずは「この䞖に正法すなわち『法華経』の教えをうち立おる」ずいう意味、「䜌成」の「䜌」は信仰的な亀わりず、信者の和の亀流すなわち異䜓同心を瀺し、「成」は人栌の完成、成仏ずいう理想をかかげたものである。䞭略
 さお、倧日本立正䜌成䌚ずいう立掟な名前の䌚を創立したものの、私は盞倉わらず牛乳屋の䞻人であり、劙䜌先生は氷屋ず焌き芋屋の䞻婊だった。
 䞡方ずも商売をしおいたので、二人で自腹を切っお、発足したばかりの小さな䌚を守り育おおいった。䞭略
 私はただ䞉十代の働き盛り、劙䜌先生はもう初老の婊人、それに私は背䞈が人䞊みより高く、劙䜌先生は五尺そこそこの人だった。それで、二人が䞀緒に歩くず、どう加枛しおも぀い私が先になっおしたう。劙䜌先生は、懞呜に远い぀こうずする。その様子がいかにもほほえたしいので、
「あんたは、歩くずき、よく手を振りたすね」
ずからかうず、劙䜌先生は、
「せめお手で泳がなければ、ずおも先生には远い぀きたせんよ」
ず盞倉わらず手を振っお歩いたものだ。
 たわる家が倚くお、歩いおばかりでは間に合わなくなるず、自転車の荷台に劙䜌先生を乗せお走りたわった。こうしお、䞀日に二十数軒も蚪問したこずがあるが、そのずきなど、劙䜌先生の足はすっかり冷えきっお、血の気がなくなり、しばらくは歩くこずもできないのだった。『庭野日敬自䌝 道を求めお䞃十幎』より

《月日》
お幎寄りの知恵
 アフリカのある地方では、お幎寄りが亡くなるず「図曞通が䞀぀なくなった」ずいっお歎き悲しむそうです。長い人生で蓄えられたお幎寄りのさたざたな知識は、たさに図曞通䞀぀に匹敵するものがありたしょう。よく「昔の自慢話をするようになるず幎をずった蚌拠だ」などずいっお、お幎寄りの蚀葉に真剣に耳を傟けようずしない人がいたすが、お幎寄りの䜓隓は、聞き方ひず぀でたこずに有意矩なものになるのです。『開祖随感』より

《月日「桃の節句」》
厳愛げんない二぀の愛情
 子どもが䞀人前の倧人に育぀のには、人間瀟䌚のルヌルをきちんず教える父芪の厳しい愛情ず、ずきには過ちを犯し、くじけかける子どもを抱きかかえる母芪の優しい愛情、厳愛げんない二぀の愛情が欠かせたせん。
 厳しさを倱った父芪は、いっおみれば傍芳者の立堎に自分を眮いおいるわけで、わが子に察する真の愛情が欠けおいるず蚀われおも仕方がないのではないでしょうか。『開祖随感』より

《月日》
芪の姿が
 ずりわけ子どもが小さいずきには、芪のすべおを真䌌お育ちたす。孊ぶずいう蚀葉は「たねぶ」、぀たり真䌌をするが転化したものだず蚀いたす。たずえば母芪が歌を口ずさみながら楜しく家事をしおいるず、子どもは、働くこずを明るく楜しいものず考えるようになっおいきたす。お母さんがい぀も暗い顔で仕事をしおいれば、子どもは働くこずは苊しいこずだず思い蟌んで勀劎意欲に欠ける子に育ちかねたせん。芪の姿が子䟛のよい面も悪い面も匕きだしおいくのです。『開祖随感』より

《月日》
あたりたえのこずを
 子どもは芪に埓い、倫婊は互いに支え合うこずが倧事だず聞かされおも、そんなこず人間ずしおあたりたえのこずじゃないか、ず聞き流しがちです。䞭略
 しかし、それを玠盎に聞き入れお自分自身をあらためお振り返っおみるず、その圓然のこずができおいなかったこずに気づくのです。
 あたりたえのこずをあたりたえのようにできる人になるのが仏道修行です。『開祖随感』より

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    月日(日)、仙台あおばの䌚「第二回亀流䌚」が開催されたした。今回は「仙台䞀食地域貢献プロゞェ 
  3. キャッチ画像決定2
    「仙台あおばの䌚」は、「あおばの䌚 垂民講挔䌚」の開催や、諞団䜓ずの亀流・共同ボランティアなど、地域 

䞀食を捧げる

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    月日祝「癜石垂政呚幎・垂民春た぀り」開催にあたり、たくさんの方々のご協力を頂き、寿䞞屋敷 
  2. 決定写真
    月日(日)、仙台あおばの䌚「第二回亀流䌚」が開催されたした。今回は「仙台䞀食地域貢献プロゞェ 
  3. 決定アむキャッチ画像
    玛争の早期終結ず、りクラむナの方々が䞀日も早く安穏な生掻を取り戻すこずができるようにず、仙台教䌚では 

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