💐 長沼妙佼脇祖「一日一言」~毎日のことば~(令和3年9月 特別版)

脇祖さま 決定

小鳥の餌付けをする庭野日敬開祖(向かって左)と長沼妙佼脇祖

 今月は、庭野日敬開祖と共に、立正佼成会を創立された長沼妙佼(ながぬまみょうこう)脇祖(わきそ)の「脇祖さま報恩会」(9月10日)が行われます。
 長沼妙佼脇祖(本名・長沼 政)は、1889(明治22)年12月25日、埼玉県北埼玉郡志多見村(現在の加須市志多見)に生まれました。深い『法華経』への信心をもとに、庭野日敬開祖の指導を身をもって示し、副会長として本会の基礎を築きました。すべての人をわが子のように慈しむ教化によって「慈母」と慕われましたが、1957(昭和32)年9月10日、67歳で遷化されました。
 そこで、今月9月は特別版として、長沼妙佼脇祖「一日一言」を掲載いたします。

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脇祖 長沼妙佼先生

《9月30日》
 皆さまもどうぞ仏さまの教えの有り難いことを常に思って、寝ても覚めても仏さまが見ていらっしゃるのだということを忘れず、一貫した感謝の心をもって法を立てて頂きたいと思います。皆さまがどんな因縁の悪い方でも救われて、仕合せになることが私は何よりも嬉しいのです(『佼成』昭和32年3月号より)

《9月29日》
 昔から「蒔かぬ種子は生えぬ」という言葉がございます。努力して種子を蒔いて、慈悲をもって育てるから花も開き実もなるのであります。正法を世に弘め、人々にお伝えさせて頂くお役があって、私たちはこの娑婆世界に出して頂いたのであるーーと、このように自覚いたしまして、仏さまのお慈悲の種子を蒔かして頂くべく、皆さまと共に朝に夕にご守護を念じているのでございます(『佼成』昭和32年3月号より)

《9月28日》
 お経は自分に聞かせるものであるけれども、それによって自分の心が変わってくれば因縁の解決ができてご先祖も喜ぶわけで、成仏できずに霊界で苦しんでいるご先祖も、有縁の霊も成仏ができるのです。これが自分自身の仕合せになって仏さまのご守護が頂ける、ここのところが大事なのです(『佼成』昭和32年3月号より)

《9月27日》
 入会したから信仰をしているから功徳が頂けると思ったら間違いで、やることをやって初めて結果を頂けるのです。入会をすれば救われるというから入会してみた、お経なんかどうでもいい、お水も御飯も形だけで上げている。これでご守護があったらウソになってしまいます(『佼成』昭和32年3月号より)

《9月26日》
 心一つのことでございますから、どんな運命をもって悪い因縁をもっていても、必ず仕合せになれるのでございます。人を憎み怨み自分だけの都合のよしあしにとらわれる気持でなく、それを捨てきって、正しい気持を持ち正しい行いをさせて頂くことが、これが仏さまに対する真の給仕奉公になるのです(『佼成』昭和32年3月号より)

《9月25日》
 人間はみんな汚い慾(よく)の固まりなのですから
-この汚れたものをお題目のお襷(おたすき)で身体を包んで、朝に夕にわずかな時間でも仏さまの前に額づいて、自分のような未熟な者の御供養ですが、どうぞ受けて頂きたいと、浄い気持でお経を上げさせて頂く―
 尊いお経の一文一句は、汚れた自分の心に聞かせるわけでございます。そして人の喜ぶようなことを一つでもやらせて頂きたいと、常にその気持で行じたなら、必ず仏さまは守護をしてくださいます(『佼成』昭和32年3月号より)

《9月24日》
 私は「足らない未熟な人間でございますが、この私にどうぞお役を果たさせて頂きたい」と朝に夕にお願いする以外に仏さまに念じたことは一度もありません(『佼成』昭和32年2月号より)

《9月23日》
 常に信念の心を定めて、旨いことを言われても迷わず、どんなに貶(けな)されても腹を立てず、誉められても有頂天にならず、どんな場合でも疑惑を持ったり懈怠(けたい)の心を起こしたりすることなく、一貫した感謝の境地で、聞いたことや行じたことを無駄にしてはならないと、そういう気持で精進した人はみんな仕合せになっております(『佼成』昭和32年2月号より)

《9月22日》
 困る人には布施をしてあげたり、力にもなってあげたりして、慈悲をかけさせて頂く、これが法華経信仰者の心でございますが、困る人に対して同情をする気持よりも、仕合せになった人に対して心から喜んであげる気持になることはなかなか難しいと存じます(『佼成』昭和32年2月号より)

《9月21日》
 日夜に反省懺悔して、穢(きたな)い心を改め悪い事をやめ、善いことを行って、仏さまのような立派な人になるように精進いたしたいというのが立正佼成会の信仰でございます(『佼成』昭和31年12月号より)

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《9月20日》
 その人その人、その時その時、あらゆる条件において、修行というものは一律ではないところに、理論を越えた実践の道があるわけでございますが、どんな場合でも自分だけを中心とした自己主義の考え方は許されません(『佼成』昭和31年12月号より)

《9月19日》
 私たちはこの御法は尊いのだから、少しでも間違いがあってはならないのだ、増上慢になってはならないのだ、人を泣かせてはならないのだというところに心を置いております(『佼成』昭和31年12月号より)

《9月18日》
 受ける方に本当に心から法というものが尊いという感謝が湧いてないで、ただ救われたい、救われたいと救われることだけ先に考えている、なんとかならないか、なんとか信仰したら救われはしないかなあと、こういう考えを持っているから仏さまが手を延ばして救ってくださらないのです(『佼成』昭和31年12月号より)

《9月17日》
 私はいつも自分のところにあるものは、仏さまから一時預かっていると思って、日々の暮らしに使う以外の品は困る人に施さなければならないと考えております。それが仏さまに恩返しになるのだから、これは一生させて頂こうという気持でやらせて頂いているのでございます(『佼成』昭和31年12月号より)

《9月16日》
 皆さまは目先の得とか損とかということは考えずに、私たちの生きている間は正しい事を残す生役(いきやく)がある。正しい行いを世の中へ残してゆくのが人間のつとめなのだ、こういう気持になって信仰をすることが大切です。人さまのことを指してみたり、目先の計算をするような気持では、せっかく積んだ徳もなんにもならなくなると存じます(『佼成』昭和31年11月号より)

《9月15日》
 人が見てようが見ていまいが、常々の行いは鏡にうつるがごとくに、必ず仏さまは見ておられるのであると信じて行ずること。喜びは、信じて行ずる人には必ずあらわれてくる、これは間違いのない事です(『佼成』昭和31年11月号より)

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《9月14日》
 有り難い結果の出ることは、これは仏さまが尊く、そして仏さまの遺してくださった法が尊いのでございます。法が尊ければこそ皆さまが教えられたまま行じた結果があらわれるのでございます。私がけっして偉いのでもなんでもないのですから、どうぞ履(は)き違いをしないようにして頂きたいと存じます(『佼成』昭和31年11月号より)

《9月13日》
 困る人さまを助けてやる、いたわってやる、人さまにお話をさせて頂くときには我を忘れ心を打ち込んでお話をさせて頂く、仏さまにお経を上げさせて頂くときには心を打ち込んでお経を上げる、という気持をもって日夜進んで行ったなら仏さまに必ず感応するわけです。感応するから守護も頂けるし、仕合せも頂けるのでございます(『佼成』昭和30年1月号より)

《9月12日》
 全面的によい行いが全部できればいいのですが、なかなか業障のために全部正しい仏さまと同じ行いはできない。できないけれど、たとい少しでもまあ正しいことをやらせてもらおう。悪い考えは持つまい、よいことをしよう、人さまに功徳をつんで一人でも可哀そうな人があったら見てあげよう、朝起きてから寝るまで、それより他に考えを持たないようになったのです(『佼成』昭和30年1月号より)

《9月11日》
 私なども、根が業障な生まれですから進むを知って退くを知らずというように、善悪にかかわらず自分の意見を通したいという因縁を持っているわけなのです。だんだんとこれが因縁なのだ、これを直していかなければならないと、日夜精進させて頂いてきたわけでございます。ですからこの頃は、人間ですから、ヒョッと我も出るのですが、けれどすぐに思い直して、あぁこれが因縁なのだ、あぁ悪いことをした。捨てたものをまた拾ってしまったと、そういうふうにお詫びをすることができるのです(『佼成』昭和30年1月号より)

《9月10日 脇祖さま報恩会》
 人さまではない、どんなものにでも自分が素直になって、そしてその人の気持をよく汲んで、そして物事に当たったなら、どんな人とでも円満におつきあいができるわけなのです。そうなったら他人様からも信用され、すべてがうまく行くことはこれは間違いなしです。こういう所を皆さんがお互いに信仰者として悟らなくてはならないと思います(『佼成』昭和30年1月号より)

庭野開祖の言葉・・・長沼妙佼という人
 それにしても、妙佼さんはすばらしい人だった。霊能も大きかったし、〈法〉を説いても、不思議な説得力を持っていた。邪心など微塵もない、天衣無縫な人柄で、小言でもなんでもポンポン言う人だったが、それでも人をひきつけずにはおかない魅力を持っていた。(中略)
 表に立って多くの信者に接したり、支部長たちを指導したりするのは、主として妙佼さんだった。私は、妙佼さんの背後にいて、教学的・理論的な指導に当たっていた。
 妙佼さんは、〈法〉というものにたいしてはじつに素直だった。〈法〉を守ることにかけては、むしろ私よりもきびしいほどだった。それで、みかけのうえでは〈教祖〉的存在であったけれども、けっしておもいあがった独断専行などすることはなかった。何ごとも私に相談しなければ、実行しなかった。そこが、よくある神がかり的な〈霊能者〉とか〈教祖〉とかいう人とちがう点で、つきつめていえば、妙佼さんもその本質は、常識を重んずる、普通の在家仏教徒だったわけである。(『無限への旅』庭野日敬著より)

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《9月9日》
 道場がどうして必要かと申しますと、私たちには生れついた癖というものがあるのです。いろいろのこの悪いくせを直すために、くせを取って頂くために道場が必要なのです。道場へ来て、体験をたくさん重ねた方に教えて頂いたこのくせを一つ一つ直していって、そしてお経と同じような行いができて、そこではじめて仕合せになれるわけでございます(『佼成』昭和30年1月号より)

《9月8日》
 私の因縁は実に悪い因縁を持っている。孤独の因縁を持っておりまして、年を取るにしたがってほんとうに穴の中へ入るというような因縁を持っているのでございますが、それが、今は反対に皆さんから慕って頂いているということも、御法を少しでも持つお陰なのです(『佼成』昭和31年9月号より)

《9月7日》
 常に本元(ほんもと)の仏さまの教えに張りついて、ふらふらしない気持で、どんな場合にも陰のご守護は頂けるだと、信じて、念じて、行ずる心をお忘れなく(『佼成』昭和30年1月号より)

《9月6日》
 給仕奉公ということをよくお忘れなく、佼成会に入ったら経巻をもって朝夕御供養する、次はお水を上げ仏さまを綺麗にする、お水を朝夕かえる、御飯を朝炊きましたら、その御飯のお初を喜んで上げさせて頂き、私たちの手で炊かせて頂いたこの御飯をどうぞ仏さまに召上って頂きたいという本当の感謝の気持でお給仕することが、これが一番大切でございます(『佼成』昭和27年7月号より)

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《9月5日》
 仏さまは涙をのんで、私たちをいろいろとある時は喜ばせてみせ、ある時は苦しめてみせて、私たちを本当に正しい行いのできる人間にさせてくださるのです(『佼成』昭和27年7月号より)

《9月4日》
 私たちはややもすると自分一人で偉くなったような気持になるのでございます。このような気持を抱くことが凡夫の罪でありまして、人間は凡夫の皮を被(かぶ)っている以上、足りた人間というのは居ない筈(はず)です。私も会長先生(庭野開祖)より教えられて精進させて戴いて居るというだけで、まことに足りないところだらけでございます(『佼成』昭和27年7月号より)

《9月3日》
 人間というものは、仕合せになれば昔を忘れてしまって、これでも不足、あれでも不足といろいろと不足のことばかり出てきまして、満足が出来ないんでございます。いろいろと考えて見ましてこれもいけない、あれもいけないと、一つ一つサンゲをさせて頂きました。仏様が病気をさせたり迷いを起させるのは、人間を整わせるためということを申しておりました。その通りでございます。なかなか仕合せのことばかりありますと、感謝というものが薄らいで、有頂天の気持ばっかり一(いっ)ぱいに張ってしまうのでございます。(『佼成』昭和29年11月号より)

《9月2日》
 皆様はよく“切れば血の出る御法だ”と申しますが、その通りで、心から信じて実行してまいりますと出来ないことはない、良い結果が出ないということはないのです。半信半疑でなく、有頂天の心でなく、人から崇(あが)めてもらいたいという心でなく、こういう心を一切捨ててどこまでも自分を下げてこそ心から崇められる人間になれるのでございます。(『佼成』昭和27年7月号より)

《9月1日》
 朝に夕にお経を読ませて戴いておりますが、これは仏様に上げるのだと思わず、自分の心に聞かせてこのお経のごとく行えと仏様が教えて下さるのだと悟らなければなりません。お経の中にどう書いてあるか、一語一句をかみわけて精進しなければなりません。(『佼成』昭和27年7月号より)

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