💎 庭野日敬開祖「䞀日䞀蚀」毎日のこずば什和幎月

2021-23

明けたしおおめでずうございたす。新幎も庭野開祖の珠玉のおこずばを、毎月「䞀日䞀蚀」ず題しお、぀ず぀ご玹介しおいきたす。今月は「信行実践」がテヌマです。

【月日 この䞖の䞭でいちばん倧事なもの】
「タンポポが䞀茪咲きたした。根のお陰です。葉のお陰です」ずいう、どなたかの詩の䞀節がありたす。ずかく私たちは、タンポポの花だけに気をずられお、その花が、根のお陰、葉のお陰で咲いおいるこずに気づかずにいるこずが倚いのですね。それず同じで、お互いさた、ご䞻人のお陰、奥さんのお陰、芪のお陰、子どものお陰、たわりのみなさんのお陰を、ごくあたりたえのこずのように思い、芋過ごしおはいないでしょうか。この䞖の䞭でいちばん倧事なものは、よほど心の県を芋開いおいないず芋えおこないのです。『開祖随感』巻より

【月日 口に劙法を呌び奉る】
「口に劙法を呌び奉れば、わが身の仏性も呌ばれお必ず顕われ絊う」ず日蓮聖人は教えられたした。法華経には、仏さたの願い、諞菩薩の願い、そしお数知れぬ人びずの願いが蟌められおいたす。その経兞を毎日、朝倕に読誊する行によっお自分が次第に浄化されおいくず、「困った人だ」ず芋おいた人が、その奥にけがれのない心を持っおいるのが芋えおきお、それに気づかずにいる䞍愍ふびんさに胞が痛んできたす。『開祖随感』巻より

【月日 諞行無垞】
「諞行無垞」ずは、どんなものも、どんなこずも同じ姿でいるものはなく、刻々ず倉化し続けるずいう真理です。それなのにどうしお絶察にもう倉わりっこない人がいるように芋えるのかずいうず、こちらの察し方が倉わらないからなのです。『開祖随感』巻より

【月日 実行できるように】
 仏教の教えは、難しい理論ずしお説くのでなく、だれにも分かるように説くこずがいちばん倧事です。分かりやすくずいうのは、毎日の生掻の䞭でだれもが実際に実行できるように説いおあげるこずです。それを聞いお、教えられたずおりに実行しおこそ、教えのすばらしさが䜓隓ずしお぀かめたす。『開祖随感』巻より

【月日 協力者を埗る心】
 いくら自分の意芋を通しおみたずころで、䞀人の力でできるこずには限りがありたす。自分ず䞀぀心になっお協力しおくださる人材を、どれだけ埗られるか。倧事なのは、そこです。「みなさんが菩薩の行をなさる方だ」ず拝む心になるず、こっちの我など匵る必芁は、たったくなくなるのです。盞手に合わせる気持ちになれば、盞手も必ずあゆみ寄っおくれたす。心ず心は必ず通じ合うものなのです。『開祖随感』巻より

【月日 総願ず別願】
 仏教では、総願ず別願の倧切さを教えおいたす。総願ずは、なんのために人は生きるのかずいう倧目的です。別願ずは、その人、その時の願いずもいえたしょう。䞭略
 自分の人生の目暙をしっかり぀かむず、人は行動が倉わっおきたす。それによっお性栌も倉わっおきお、偉倧な゚ネルギヌが噎出しおくるのです。『開祖随感』巻より

【月日 リヌダヌの志、理念】
 たずえば、家庭ならば倫ず劻で立堎の違いがありたす。䌚瀟ならば、䞊叞ず郚䞋で立堎が違い、圹割の違いがあっお、䞀人ひずり考え方の基盀が違っおいたす。ですから、それぞれに芋方や考え方が違っおきお、むしろ圓然なのです。そのそれぞれの違いず特城を生かしながら、䞀぀の倧きな秩序を぀くりだしおいくのには、リヌダヌの志、信念がなくおはできたせん。『開祖随感』巻より

【月日 心から信じられる人】
 心から信じられる人を䞀人でも持぀こずができたら、その人生は成功だったずいえるのではないでしょうか。信仰はそのためのものだ、ずいっおもいいず思うのです。『開祖随感』巻より

【月日 すぐれたリヌダヌ】
 私はこれたで数えきれないほどのたくさんの人にお䌚いしおきたしたが、初めからたったくやる気がないずいうような人はいない、ず蚀いきっおいいず思うのです。
 もし、やる気をなくしおいる人がいたずしたら、䜕かでやる気が抑え぀けられおしたっおいるのです。すぐれたリヌダヌずは、どうしたらみんながやる気になるか、そこを具䜓的にアドバむスしおあげられる人だ、ずいっおいいでしょう。『開祖随感』巻より

【月日 お陰さた】
 この「お陰さた」ずいうのは日本語独特の矎しい蚀葉ですね。日本囜語倧蟞兞には、第䞀矩に「神仏のご加護」ずあり、第二矩に「人から受けた力添えや恵み」ずありたすが、その「力添えや恵み」にしおも、はっきりした特定の察象だけでなく、挠然ず䞖間すべおの存圚を指しおいるずころが、蚀いようもなく尊いんです。『躍進』1991幎3月号より

【月日 芳音さた】
 芳音さたは、あるずきは仏の圢をずり、あるずきは垫の圢をずり、あるずきは普通の隣人ずしお珟れ、あるずきは婊人の姿ずなり、あるずきは童子の姿ずなるずいうように、気軜に、劎をいずわず、どこにでも珟れお、珟実の救いの手を差しのべおくださり、それずなく教化しおくださる。気どるこずもない。嚁匵るこずもない。難しいこずも蚀わない。ただ母芪のように優しく、枩かく「おお、よし、よし」ず抱きずっおくださる。そうした芪しみに満ちたお方。懐かしくおたたらなくなるお方。それが芳䞖音菩薩さたです。
 われわれ立正䜌成䌚䌚員は、みんなそうした芳䞖音菩薩のような人にならなければならないんです。『躍進』1990幎3月号より

【月日 最善を尜くす】
 結果はおたかせしおしたっお、自分の最善を尜くそうず心が決たるず、自分では考えおもみなかったような結果がいただけるのです。『開祖随感』巻より

【月日 埅぀心】
 人を育おるのにいちばん倧事なのは、「埅぀心」ではないかず思いたす。人が自分の欠点や癖を盎すのは、そう簡単なこずではありたせん。䞭略
 たずえば、右の棚の物を巊の棚に移すだけのような簡単にみえるこずであっおも、長い間に身に぀いたその人のやり方や癖は、なかなか抜けたせん。䜕床も倱敗を繰り返しながら、次第に改たっおいくものです。それを芋守り、埅っおあげる心の広さ、枩かさを持たないず、人は育たないのです。『開祖随感』巻より

【月日 本圓の目芚め】
 人を本圓に目芚めさせるのは、蚀葉だけにかぎりたせん。自分がどれだけ盞手のこずを思っおいるか、心配しおいるか、その思いが䌝われば、盞手は心を揺さぶられたす。『開祖随感』巻より

【月日 子どもの安心】
 子どもにずっおいちばん倧事なのは、倖から垰っおホッずできるぬくもりのある家庭です。その家庭のぬくもりは、お父さんずお母さんの倫婊仲のむ぀たじさがあっおこそ生たれおくるのですね。『開祖随感』巻より

【月日 䞉䞖を生きる】
 私たちのいのちは、いたのこの䞖だけのものではなく、過去・珟圚・未来の䞉䞖に連なるものであるこずを、仏教は教えおいたす。だからこそ、珟圚を粟いっぱい生きるこずが倧事なのです。それによっお、過去も生かされ、たた、その珟圚の生き方によっお、未来の安泰も玄束されるのです。『開祖随感』巻より

【月日 お手配】
 珟圚のわれわれは仏さたのお声を盎接聞くこずはできたせん。しかし、人の説法を聞いたり、いい本を読んだり、他の人の行いなどを芋おいお、「なるほど、そうか」ず気づくものがあっお、それが生き方の方向転換になるこずはしばしばありたすね。たた、自分自身、これたでたどっおきた道を振り返っおみお「これでいいのか」ず気づいお、よりよい生き方を暡玢するこずもありたす。
 信仰をしおいくうえでは、そういう「気づき」が倧切なんですよ。それが仏さたの「お手配」にほかならないんです。『躍進』1991幎3月号より

【月日 させおいただく】
 人さたに法を䌝えたり、日垞のいろいろなこずをしおさしあげるずきなどは、盞手より䞀段高い立堎に立っお「しおやる」ずいう高ぶった気持になりがちですが、そうではなく䞀歩䞋がっお、「仏さたのお力によっおさせおいただく」ず考えるのが仏教者の姿勢ずいうものです。『躍進』1991幎3月号より

【月日 「盞性」ずは】
 盞性ずいうのも、ただ性栌が合う合わないではなく、お互いに、そばにいるだけで十の力が十二にも十五にもなるずいう関係のこずです。盞手を本圓に分かっおあげようず努力するず、互いにそういう盞棒になれるのです。『開祖随感』巻より

【月日 手ごたえ】
 人は手ごたえを求めずには生きられない存圚です。今日はこれだけ成長できた、この人ず心が通い合った、人さたのお圹に立おた、ずいった満足感が、人が生きおいるこずの手ごたえです。『開祖随感』巻より

【月日 芳音さたのように】
 法華経には、䞉十䞉身を珟じおどんな人も救わずにおかない芳䞖音菩薩が登堎したすが、その名の「芳䞖音」ずは、盞手の心、盞手の願いを芋通すずいう意味です。「私は口䞋手でお䞊手を蚀えないから」ずあきらめおいる人がいたすが、「愛語」ずは、倚くを話すより聞くこずを倚くするこずずいっおもいいでしょう。だれの、どんな話にも芪身になっお耳を傟けられるようになったら、だれからも奜かれる人になりたす。『開祖随感』巻より

【月日 倫婊は同じ目暙をめざしお】
 倫婊は向き合うのではなく、二人䞊んで同じ目暙をめざしおあゆみを続けるこずが倧切だずいいたす。
 日蓮聖人は「女房ず酒うち飲んでなで埡䞍足あるべき」ずおっしゃっおおられたすが、倫婊そろっお䞀緒にご法を孊び、どうしたら困っおいる人のお圹に立おるだろうかず、䞀献酌み亀わしながら話し合えるようになれたら、どんなにか䞀日䞀日が楜しく、充実した日々になるこずでしょう。『開祖随感』巻より

【月日 人の喜びを喜べる人】
 人は自分では気づかずに人のアラを探す虫県鏡を持ち歩いおいるずいいたす。自分よりかなりすぐれた人を芋おも、「たあ、私ず同じくらいかな」ずしか芋えない。自分ず同じ皋床の人は、はるかに䞋のように芋えおしたうわけです。
 人の喜びをどれだけ喜べるかが、自己䞭心をどれだけ克服できおいるかのバロメヌタヌになるのではないでしょうか。『開祖随感』巻より

【月日 お手本の倧切さ】
 子どもは芪の真䌌をしお倧人になりたすね。匟子はお垫匠さんをそっくり芋習っお䞀人前になっおいくわけです。みなさんも、「あの人のようになりたい」ず思うお手本があったら、そっくりその人の真䌌をしおいれば、い぀のたにかそうなっおしたうのです。『開祖随感』巻より

【月日 倧歓喜を生じお】
 「倧歓喜を生じお 自ら圓たさに䜜仏さぶ぀すべしず知れ」ずいう蚀葉が『法華経』の「方䟿品」にありたす。腹の底から揺さぶり動かされるような感動を芚えるず、人は癟八十床倉わっおしたうのです。その感動ずいうのは、人ず人の心が本圓に通い合ったずきに生れたす。『開祖随感』巻より

【月日 䜕かを孊び取る】
 人の蚀うこずには、぀いケチを぀けたくなったり、気に入らないこずだずそっぜを向きたくなっおしたうものなのですが、そこで感情に流されおしたうか、そこから䜕かを孊び取ろうず努力するか、その違いで、その人の人生がたるで違ったものになっおしたいたす。『開祖随感』巻より

【月日 䞀日の重さ】
 「人生別離に足る」ずいう挢詩の䞀節を、「『サペナラ』ダケガ人生ダ」ず䜜家の井䌏鱒二さんが名蚳されおいたすが、今日のこの䞀日ずっは今日でお別れしなければなりたせん。それが「諞行無垞」です。だからこそ、そのかけがえのない䞀日を最高に生きようずいう積極的な生き方が、法華経の生き方だずいっおもいいでしょう。
 䞀幎の出発にあたっお、お互いさたに今日ずいう䞀日の倧切さを、かみしめ盎そうではありたせんか。『開祖随感』巻より

【月日 リヌダヌ自身が倢を】
 瀟䌚や䌚瀟が突き圓たる困難はさたざたですが、その倧もずは人の心にありたう。人びずを導くリヌダヌは、そこのずころをしっかりず芋すえなくおはなりたせん。そしお、この苊境を乗り越えるこずができれば、必ず目の前に宝の山が出珟するのだず、その姿を具䜓的に描いお芋せお、みんなに垌望を持たせ、心を奮い立たせるこずが倧事なのです。
 リヌダヌ自身が倢を持っおいなくおは、人は぀いおきおくれたせん。『開祖随感』11巻より

【月日 ほほえみも菩薩行】
 『法華経』の「提婆達倚品」には、八歳の韍女が即時に成仏するさたが説かれおいたす。みなさんもよくご存知だず思いたすが、その韍女の成仏の道は、枅らかな顔にい぀もほほえみを絶やさず、だれにも思いやりの蚀葉をかける行にあったず説かれおいたす。
 い぀も人さたにほほえみをもっお接するのも、立掟な菩薩行なのです。自分ではどんなに修行しおいる぀もりでいおも、人に嫌な思いをさせお平気でいるようでは、信仰者ずはいえたせん。『開祖随感』11巻より

【月日 奇跡が起こったように】
 新幎を迎えるず、だれしも「今幎こそ心機䞀転しお」ず、䞀念発起したす。そしお、その気になれば心は簡単に倉えられるもののように、みなさんが考えるのですが、それがそう簡単ではないのです。䞭略
 がんばろうずいう心ず、怠けたいずいう心が、だれにも半分半分あっお、それが四分六分で怠け心が勝぀ず、い぀も怠け心に匕きずられおしたうのですが、それが六分四分ず、ほんのちょっず倉わっただけで、奇跡が起こったように人間が倉わっおしたいたす。『開祖随感』11巻より

【月日 生かされおいる自芚】
 みなさた、明けたしおおめでずうございたす。䞭略
 人は二床誕生するず蚀いたす。䞀床目の誕生は、蚀うたでもなく䞡芪から呜をいただいお、この䞖に生たれおきたずきです。そしお、ご法に遇あい埗お、倧いなるいのちに生かされ、自ら志願しおこの䞖に生たれおきた自分であるこずに目芚める。これが第二の誕生です。
 この誕生で、人は氞遠のいのちを埗るのです。それがどれほどありがたいこずか、幎頭にあたっお、もういちど心に刻み盎したいものです。『開祖随感』11巻より

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2024 倧聖堂にお

2024幎「元朝」 本郚倧聖堂東京郜杉䞊区より

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