仏さまを描いてみよう!!〜癒しの仏画教室〜第7回「仏眼仏母」

%e4%bb%8f%e7%9c%bc%e4%bb%8f%e6%af%8d

 今回は、「仏眼仏母」を描いてみます。「仏眼仏母」とはあまり知られていない仏さまですが、古くから深い信仰を集めている仏さまです。
「仏眼仏母」は、仏さまの智慧の眼を人格化したものです。仏さまの眼はすべての存在に仏性を見出し、同時に人に真理を見せて仏として生まれ変わらせる力を持つことから、一切の仏さまを生みだす母であるとして、この名が付きました。
 世界遺産として有名な京都栂ノ尾にある高山寺を開いた明恵上人(1173-1232)は、8歳の時に父母を失いましたが、出家後は生涯、‟釈迦を父、仏眼仏母を母”として慕ったといわれています。
 今回はその名の通り慈悲深い女性の仏さまとして描くと同時に、「智慧」の眼を意識してお顔を描いてみました。「仏眼仏母」像を描かせて頂く時のポイントは、蓮華の上に坐し、頭上に獅子相を書き込むことです(特に持ち物はありません)。
 明恵上人ではありませんが、自らの母親の姿や愛情を思い浮かべて描いてみましょう。

関連記事

youtubeチャンネル

注目の記事

  1. 2021-18
    今月8月も庭野開祖の折々のことばを、「一日一言」と題して毎日1つずつご紹介していきます。…
  2. 決定写真1
    10月15日(日)、仙台あおばの会「第二回交流会」が開催されました。今回は「仙台一食地域貢献プロジェ…
  3. キャッチ画像(決定2)
    「仙台あおばの会」は、「あおばの会 市民講演会」の開催や、諸団体との交流・共同ボランティアなど、地域…

一食を捧げる

  1. 1716720881654~2
    5月3日(祝)「白石市政70周年・市民春まつり」開催にあたり、たくさんの方々のご協力を頂き、寿丸屋敷…
  2. 決定写真1
    10月15日(日)、仙台あおばの会「第二回交流会」が開催されました。今回は「仙台一食地域貢献プロジェ…
  3. 決定&アイキャッチ画像
    紛争の早期終結と、ウクライナの方々が一日も早く安穏な生活を取り戻すことができるようにと、仙台教会では…

関連リンク

ページ上部へ戻る