【こころの彩時記24】💕 認めて、ほめて、感謝する

こころの彩時記(9月17日)

 私たち仙台教会では「私の家庭実践」として、「認めて ほめて 感謝する」ということが打ち出されています。このコロナ禍の中で、自らの家庭を改めて見直し、家族一人ひとりがお互いを「認めて ほめて 感謝する」という実践です。
 一般的な意味として「認める」はまず、
〇目にとめる。存在を知覚する。気づく。
〇気をつけて見る。じっと見る。
といった意味があります。
 次に「ほめる」は、
〇人のしたこと、行いをすぐれていると評価して、そのことを言う。たたえる。
とあり、「祝う」という意味もあるようです。
 そして「感謝する」は、
〇ありがたいと思う気持ちを表す。

 ここで、「認める」の意味で教えて頂いたのは、まず相手の存在に「気づく」ことの大切さです。家族といった身近な人ほど、“いて当たり前”という意識が強くなり、その存在に本当の意味で私自身が気づいていたか?
 あのインドのマザー・テレサ女史は“愛の反対は無関心”だと述べられました。
 私が小学生だった、ある冬の日、友だちと遊びに出かけ帰りが遅くなった時、母親が家の近くの街灯の下で私の帰りをじっと待ち、私の姿を見た瞬間、私に近寄り抱きしめてくれました。その時、私は子を思う母親の存在に気づき、また母は寒い道の中、私の帰る姿を思い、じっとその帰り道を見ていてくれたのだと思います。
 そして、「ほめる」こと。
 私は家族である家内、そして子供たちの顔、姿を思い、「ほめる」ことを探して、紙に書き出してみました。
 家内は、
1.いつも私の話を聴いてくれ、叱咤激励をしてくれる。
2.食事を作り、洗濯をし、家の掃除をしてくれている。
3.アルバイト先の職場で、いろいろな同僚の相談に乗っている。
4.別居している子どもたちを陰から支えている。
等々。
 そして、子供たち、
1.独立して家庭を築き、社会人としての務めを立派に果たしている。
2.折りにふれ、私に「ライン」をくれて自分の近況を報告し、また私の健康、生活等を気づかってくれる。
3.誕生日や父の日などには、プレゼントをくれる。
4.大切なことは必ず報告、相談してくれる。
等々。
 私は、書き出していくにつれ、家内や子供たちの有り難さが胸に込み上げ、家族一人ひとりの顔を思い浮かべ合掌していました。
 その日の晩、家内が仕事から帰ってきたとき、
「今日もお疲れ様でした。頑張ったね。仕事はどうだった?」
と聞くと、自分の職場の現状や同僚のこと、自分がまかされている仕事の内容、大変さ、苦労など、夕御飯の中で喜々として話してくれたのです。
 家内が勤め始めて何年も経つというのに、私にとって初めて聞く話ばかり。
(あー、妻の存在に心から気づいてなかった。ほめてもなかった。こんな思いをして働いていてくれていたんだ)
 私は「すごいね。ありがとね」と、改めて感謝の思いを家内に言わせてもらいました。

“認めて ほめて 感謝する”
 仙台教会 近藤雅則教会長は、「これは、法華経の教えに立てば“仏性開顕”のための具体的実践そのものなのです」と述べ、強くその実践の尊さ、大切さを示してくれています。
 これからも、私自身から家族、そして地域社会の人々に向けて、「認めて、ほめて、感謝する」実践を未熟ながらも続けて参りたいと思います。

 仏の教えの哲理を煮つめて煮つめたギリギリのエキスはなんでしょうか。〈一切衆生悉く仏性有り(いっさいしゅじょうことごとくぶっしょうあり)〉という真理がそれです。その真理を日常の生活に実践するのに、だれにもかんたんにできる行法(ぎょうぼう)とはどんなものでしょうか。〈自分の仏性をみつめ、ひとの仏性を拝むこと〉がそれです。(庭野日敬著、「新釈法華三部経」より)

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仙台教会 会員各家に配布された、手作りのカード

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