【こころの彩時記18】💐 “大いなるいのち”に生かされ、守られ、導かれている私
- 2020/2/18
- 自分を創る
インドにお生まれになったお釈迦さまは数知れぬ多くの人たちに救いと喜びを与え、今から約2500年前の2月15日に「涅槃」に入られました。
そして、今年2020年2月15日、仙台教会にてご講演をくださった工藤房美さんのお話から、参加した多くの方が感銘と感動、そして希望と勇気を頂きました。
(ご講演要旨は、本ホームページに記載されています)
立正佼成会の庭野日鑛会長は「いのちの尊さ」について、次のように述べています。
〇人間として生まれることは稀有(けう)なことであり、いのちほど不思議なものはありません。その有り難さ、尊さに感動することから、すべてが始まります。
〇自分の意思や力でこの世に生まれてきたのでも、生きているのでもありません。すべて「仏のはからい」によるものです。その有り難さに気づくと、生きていることが喜びとなります。
〇“奇跡の星・地球”に、かけがえのない、たった一つのいのちを、私たちはいただいているのです。不思議であり、なんと有り難いことでしょう。
〇私たち一人ひとりは、この宇宙、この世界で絶対の一人であり、だれも彼も、そのいのちは何ものにも勝る尊いものです。
〇この世のすべてが仏性です。あの花もこの動物も、石もロボットもみな尊い存在です。一切を讃嘆(さんたん)し、合掌しあいましょう。
〇自分のいのちの尊さに気づくと、他のいのちの尊さに気づき、今日のこの出会いが有り難くなります。そこから讃嘆の世界が開けます。
〇合掌・礼拝に心をこめていくと、相手と調和する心、相手を尊重する心が大きくなっていきます。そして、みんなが調和し、それぞれの持ち味を発揮することができたら、家庭や地域、組織や社会は、あたたかい、明るい、有り難い、生きる喜びにあふれた世界に変わっていきます。
仏さまを拝み、人さまを拝み、そしてあらゆるものを拝む……。なんとすばらしい世界でしょう。
*上記は『心田を耕す』(庭野日鑛著、佼成出版社刊)より引用しました。
ここで、工藤房美さんのご講演を聴かれた方々の「感激のことば」をご紹介します。
・自他の共にある、この尊い「いのち」に感謝し、「ありがとう」といって拝みあう、まさに“仏性礼拝行”の大切さを改めて教えて頂きました。(50代、女性)
・自らの「いのち」は、永遠のいのちである久遠のご本仏さまから頂き、生かされて生きていることを庭野日敬開祖から教えて頂いていました。工藤さんのお話を聴かせて頂き、改めて実感として伝わりました。工藤さんのお姿が『法華経』で説かれる“いのちの尊さ”を証明してくださる、まさに多宝如来さまに見えました。(40代、女性)
・「いのちへの感謝」、「ありがとうの実践」、そして「尊いいのちを拝み合う仏性礼拝行」。私は今まで、いてもたってもいられない程の自らの感動と共に人さまにお伝えしていたか?心から反省させて頂きました。(30代、男性)
・私にも、こんな尊い「いのち」が宿っているんだと思え、希望と勇気と自信が湧いてきました。近藤教会長さんから「一日300回、ありがとうと言いましょう」と教えて頂いていましたが、改めて真心込めて実践していきます。(60代、女性)
・大いなる「いのち」の尊さ、そしてその「いのち」をお互いが拝み合う「仏性礼拝行」。庭野日敬開祖、庭野日鑛会長から幾度となく教えられていましたが、感動と感謝を持って信受し、実践してこなかった自分を心から懺悔させて頂きました。(50代、女性)
・立正佼成会の実践行は、「仏性礼拝行」に尽きると思います。また、庭野光祥次代会長は、これからの実践行として「多くの人と限りなく繋がること」の大切さを教えてくださっています。「仏性礼拝行」が多くの人と繋がるための具体的な実践であり、その中心にある心が感謝の心だと気づきました。これからは一生涯かけて、「ありがとう」の言葉をもって礼拝行に徹して参ります。(60代、男性)
・「生きる」って素晴らしい、有り難い、最高!!(20代、女性)